あれから四年後、七星は二十歳になった。もう入退院を繰り返す事は無くなった。元気な人そのものだ。七星は、千斗星を忘れた事はない。星治という恋人も出来た。千斗星を失って出来た心の穴を星治は埋めてくれた。とても幸せだ。