感想ノート

  • たくさんの人を見届けてきた天使くんが、瑠菜ちゃんに一目惚れをして、“5日”という時間の短さを知ってしまう。
    その運命が受け入れられなくなってしまう。
    彼の葛藤が、瑠菜ちゃんを愛してしまったのだと思わせてくれました。
    2人のやり取りはどこまでも微笑ましくて、見守っていたくて、私自身も、瑠菜ちゃんは死なないんじゃないかと思いながら読んでいました。
    天使くんはこれからも綺麗な月を見上げ、何度も何度も、瑠菜ちゃんに恋をするんだろうなと思うと、また切なくなりました。
    素敵な物語を、ありがとうございました!

    碓氷澪夜 2024/03/27 16:30

    ▷ 碓氷澪夜さん

    はじめまして。この作品を、たくさんの優しいお言葉で包んでくださり本当に本当にありがとうございます……!
    “寂しい”という感情を抑えて、瑠菜に向き合う天使くん。彼が天真爛漫で無邪気な瑠菜を愛してしまったのは、きっと彼女の魅力が、抑えた感情を上回ってしまったからだと思います。
    私も執筆しながら、瑠菜は旅立たないと信じていました。そして、天使くんのように“瑠菜は月に帰ってしまうだけ”だと唱えておりました。それだけで少し、寂しさを紛らわすことが出来たような気がします。
    天使くんが月を見上げると同時に、瑠菜も天使くんを見つめる。見えないはずなのに繋がっている、そんなふたりが永遠に想い合っていれば良いなと願います。
    作者泣かせの温かいお言葉に、私は泣きそうです。
    素敵な感想、ありがとうございました!

    作者からの返信 2024/03/28 19:43

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