その日も土手に寝そべって、星を見ていた。ふと、何かが触れた。小動物の様な少し高めな温かさ。何故か、心が軽くなった。目をやると黒い塊に手足が生えた、可愛らしい生物と目があった。手足をバタバタとしていた。何故かゲテゲテと音がなる。
美智 「君の名前は?ていうか何者?」
ゲテポン「僕ゲテポン。ある子の孤独な気持ちから生まれたんだ!人の哀しい気持ちを吸い取る事が出来るんだよ。」
美智 「だから、あの時心が軽くなったんだ!でも、君はどうなるの?吸い取って君の心は重くなったりしないの?」
ゲテポン「分からない。いつか、僕が壊れてしまうかも知れない。それか、永遠に生きながらえるかも知れない。僕には、何一つ分からないのだ。」
美智「そんな……。それでゲテポンは幸せなの?」
ゲテポン「幸せ……か。僕には、分からないな。何十年も一人でいたから忘れてしまったよ。」
美智「じゃあ、私が生きている間。一緒に居よう。そしたら、幸せを感じる事だってあるよ!」
ゲテポン「ありがとう。よろしくな。」
美智が生きている間。それは、ゲテポンには一瞬かも知れないけれど……。それでも、少しでも幸せと感じてもらえれば。美智の心もゲテポンの心も軽くなるそう考えて。
美智 「君の名前は?ていうか何者?」
ゲテポン「僕ゲテポン。ある子の孤独な気持ちから生まれたんだ!人の哀しい気持ちを吸い取る事が出来るんだよ。」
美智 「だから、あの時心が軽くなったんだ!でも、君はどうなるの?吸い取って君の心は重くなったりしないの?」
ゲテポン「分からない。いつか、僕が壊れてしまうかも知れない。それか、永遠に生きながらえるかも知れない。僕には、何一つ分からないのだ。」
美智「そんな……。それでゲテポンは幸せなの?」
ゲテポン「幸せ……か。僕には、分からないな。何十年も一人でいたから忘れてしまったよ。」
美智「じゃあ、私が生きている間。一緒に居よう。そしたら、幸せを感じる事だってあるよ!」
ゲテポン「ありがとう。よろしくな。」
美智が生きている間。それは、ゲテポンには一瞬かも知れないけれど……。それでも、少しでも幸せと感じてもらえれば。美智の心もゲテポンの心も軽くなるそう考えて。