見ると、紫亜の顔にクレープがついている。私はそれを人差し指でとると、ペロっとなめた。
「んな……」
紫亜が照れまくっている。ふふ、してやったり。
「紫亜のことが大好きだよ!」
私たちは、まだ未熟だ。
逃避行をすると決めただけで、まともに生きれるかなんてわからない。
もうすでにあの言葉通りに生きれているかもわからない。
人は変わっていく。
言葉に絶対はない。
だから、この先また苦しい思いをすることもあるかもしれない。
死にたくなることがあるかもしれない。
逃げ道がないと感じることがあるかもしれない。
私の特性だってあるし、
周りの環境だってある。
でも大丈夫だ。
これからも私は、紫亜と生きていく。
このぐちゃぐちゃした世界で、
幸せになるために。
おしまい
「んな……」
紫亜が照れまくっている。ふふ、してやったり。
「紫亜のことが大好きだよ!」
私たちは、まだ未熟だ。
逃避行をすると決めただけで、まともに生きれるかなんてわからない。
もうすでにあの言葉通りに生きれているかもわからない。
人は変わっていく。
言葉に絶対はない。
だから、この先また苦しい思いをすることもあるかもしれない。
死にたくなることがあるかもしれない。
逃げ道がないと感じることがあるかもしれない。
私の特性だってあるし、
周りの環境だってある。
でも大丈夫だ。
これからも私は、紫亜と生きていく。
このぐちゃぐちゃした世界で、
幸せになるために。
おしまい