「そういえば、どうしてこんなとこ光杞見つけたんだ?」

メニューを頼んで、待っているとふと桜也言った。
 

ちなみに私はナポリタン&オムライスセットを、光杞はお子様風プレートを、桜也はカレーを頼んだ。


「んー、まぁ……あ、うん。いつだったか、仕事で外に出たときに同僚に連れてきてもらったんだ!」

…なんか、誤魔化した……?


光杞の返事に違和感を感じたけれど、気づかないふりをした。
 



「へぇ〜、その人すごくいいセンスだね。」

「だな。俺もこの行きつけになりそー。」

珍しく桜也も気に入ったようだった。


と他愛のない話をしていると、料理が運ばれてきた。