桜也side
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「ふぁ〜…マジ眠……。」

俺は柚燈と別れて電車に乗ると、思わず大きなあくびがこぼれた。

今の時刻は0時ぐらいだから、帰ったら1時すぎとかになっているかもしれない。


あのあと、俺らはいつまでも話し続けた。

今まででずっとできなかった話を。


……やっと、俺と柚燈の時間が動き出したように感じた。


最終的には閉店だからって瀬田さんに、追い出され帰ってきた。



「…ま、結果オーライか。」

颯爽と過ぎていく真っ暗な景色を眺めながら呟いた。