桜の花びらで埋め尽くされた道を
下向いて歩いてた
こんなにきれいなのに
散ってしまうなんて

変わらないものなんて
造花みたいなもんだ
そのうち埃かぶって
その価値を忘れられてしまう

だから儚いものはきれい
限りあるからきれい
ずっとそこにいないから
いなくなって思い出せる

いつまでもある永遠なんて
神様はいらないと思ってるんだ
桜の並木道を
下向いて歩いてた
上向いたらピンク色が
目に飛び込んできて
飲み込まれそうな世界
ふしぎ

さよならだとか
おしまいだとか
人は言うけれど
消えてしまうのとそれは
きっと違うんだ

あなたはもういないけど
いつだって思い出せるよ
永遠はきっと
人のこころの中にある