「私は今、すごく幸せだよ、京平」



薬指で輝く指輪にそっとキスを落とす。


京平がくれた幸せが、思い出が、これからも私をずっとずっと支えてくれるから。



だから、大丈夫。


京平とまた出会えるその日まで、私は胸を張って幸せだと言い続けるよ。



空では京平の笑顔のような眩しい太陽が私を照らしてくれていた。