「あ、母さんからだ。ちょっと出てくるね」
「うん」
京平が出て行き静かになった部屋で、勉強の続きをする気も起きなくてスマホをいじる。
数分して戻ってきた京平が、「ごめん母さんが帰ってこいって」と申し訳なさそうに謝りながら勉強道具を片付け始めた。
「そうなの?なんかあった?」
「いや、そういうんじゃないけど…夕飯で使いたい食材買ってこいってことで早く帰んなきゃいけなくなっちゃって。ごめんね」
「ううん、別に」
駅までは送らなくていいという京平を玄関まで送る。
「杏奈」
「ん?」
パッと顔を上げると同時に京平に優しくキスをされた。
「うん」
京平が出て行き静かになった部屋で、勉強の続きをする気も起きなくてスマホをいじる。
数分して戻ってきた京平が、「ごめん母さんが帰ってこいって」と申し訳なさそうに謝りながら勉強道具を片付け始めた。
「そうなの?なんかあった?」
「いや、そういうんじゃないけど…夕飯で使いたい食材買ってこいってことで早く帰んなきゃいけなくなっちゃって。ごめんね」
「ううん、別に」
駅までは送らなくていいという京平を玄関まで送る。
「杏奈」
「ん?」
パッと顔を上げると同時に京平に優しくキスをされた。