俺はYESを選択したとたん意識が消え、意識が戻るとさっきいた場所と異なる場所にいた。



「ここがさっきの機械音が言っていたダンジョンなのか?ゲームみたいだな」



俺の問いに答えるように頭の中で機械音が流れた。



『ダンジョンに到着しました。あなたが初めての入場者です。称号:人類初のダンジョン入場者を獲得しました。人類初の入場の特典があります』



               ~特典~

   ・簡易鑑定Lv1・洗浄Lv1・初級魔法Lv1・アイテムボックスLv1

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「なんだ?称号って、、ひとまずステータスを見ようか。ステータス」



              ~ステータス~



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名前:鈴木優斗                       

レベル:3

筋力:50

スピード:100

魔力:30

防御力:20

スキル:封 やり直し…すべての時間を巻き戻す。対象者以外の記憶は消える。

    巻き戻し…やり直しの派生スキル。時間を少し巻き戻す

 NEW 簡易鑑定Lv1…簡易的にいろんなものを鑑定することができる

 NEW 洗浄Lv1…いろんなものをきれいに洗浄することができる

 NEW 初級魔法Lv1…初歩的な魔法を使うことができる

 NWE アイテムボックスLv1…ものを収納できる。中に入ってるものは時間経過をしない

NEW 称号:人類初のダンジョン入場者。レベルが上がりやすくなる

持ち物

ダンジョン入場パス(赤)

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「…えぐくない?称号の特典だけでこんなにスキルもらえたし称号の効果もレベルが上がりやすくなるとか強すぎでしょ。そうだ、ダンジョンにはあの緑の怪物みたいなやつがいるだろうからちょっと怖いけど手に入れたスキルを試してみよう」



俺は少し怖いが緑の奴なら足遅いし逃げれると思ったのであいつらで試してみようと思った。少し歩いていくと、棍棒を持った緑の怪物が現れた。



「いた、う..直視してみるとなかなか怖いな」



俺は凛が殺されてしまったことを思い出してしまい怖気づいてしまった。



「けど、俺は凛を守るために過去に来たんだ。こんなところで怖気づいてたまるか。俺は戦うぞ!」



俺は覚悟を決めて緑の怪物と戦うことを決めた。



「よし、まずはスキルを使ってみよう。まずは、スキル【簡易鑑定】」



              ~鑑定結果~

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種族 魔物

区別名 ゴブリン 

レベル:5

筋力:60

スピード:30

魔力:5

防御力:40

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「なるほど、あいつは魔物でゴブリンっていうんだ。ゲームと同じだな。よし、次は初級魔法を使ってみよう」



俺はゴブリンに向けて指をむけた。



「くらえ!……あれ?くらえ!くらえ!」



だめだ、ぜんぜんでない。これじゃダメなのかな?それじゃあ魔法をイメージしてみるか。え~と、指先から炎を出す感覚で。



「いけ!ファイヤー!」



俺がそう叫ぶと指先からゴブリンにむかって螺旋状の炎が放たれた。炎がゴブリンに当たると、ゴブリンは「ぐぎゃぁぁ」と叫んで消し炭になった。そこから小さな石も出てきた。



「やった!魔法をうてた。大切なのはイメージだったのか。それにしても出てきた石はなんだ?」



俺が喜んでると急に疲労感と倦怠感が襲ってきた。



「やばい、めっちゃ気持ち悪い。もしかして、【ステータス】」



              ~ステータス~



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名前:鈴木優斗                       

レベル:4

筋力:60

スピード:100

魔力:10/30

防御力:25

スキル:封 やり直し…すべての時間を巻き戻す。対象者以外の記憶は消える。

    巻き戻し…やり直しの派生スキル。時間を少し巻き戻す

 NEW 簡易鑑定Lv1…簡易的にいろんなものを鑑定することができる

 NEW 洗浄Lv1…いろんなものをきれいに洗浄することができる

 NEW 初級魔法Lv1…初歩的な魔法を使うことができる

 NWE アイテムボックスLv1…ものを収納できる。中に入ってるものは時間経過をしない

NEW 称号:人類初のダンジョン入場者。レベルが上がりやすくなる

持ち物

ダンジョン入場パス(赤)

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「やっぱりそうだ。魔力が枯渇してるんだ。でもレベルはあがってるぞ!称号様々だな。でもやっぱり気持ち悪いからあの石をとってから1回帰ろう。でもどうやって帰るんだろう」

『帰還しますか?YES・NO』

「おお!でてきたぞ!YES」

『YESが選択されました元居た場所に転送いたします。』



そうして俺の初ダンジョンは幕を閉じた。