そんなこんなで、祭り当日になった。葵の両親に合えば大泣きされ、僕の家の両親は大喜び。葵が死ぬと知らないから。祭りの入り口に来たは良いが、もう逃げたい。逃げようとした時、葵に捕まった。
葵「日向くん逃げようとしたね。せっかく私達の祭りなんだから、逃げようとしないの。」
日向「私達の祭りとは?」
葵「日向くんの『日向』と私の葵で『向日葵』じゃん。今更?」
日向「そうか。でも僕のは反対にしないと向日葵にならないけど?」
葵「まぁまぁ、細かい所は気にしない。日向くんの為に、人混みも大きい音もない所に連れて行こう!」
日向「それは、祭りか?もしかして花火?」
葵「まぁそうね。」
 そこは、向日葵畑と花火が上がる川が見える高台だった。着いたと同時に花火が上がる。思わず、好きだと言っていた。葵は、私も好き〜と言っていた。花火が終わって立ち去ろうとした時、後ろからバタンと音がした。葵が倒れていた。慌てて救急車を呼び、病院に行った。