「ワンワンッ」
「きゃあ!」
「明日花! 危ない!」
唐突に襲いかかる犬に、怯む私。それを抱きしめる疾風、って、え? 抱き締め??
「疾風?」
「明日花に戯れたかったんだろうな、こいつ。嬉しそうな顔しやがって。大丈夫か?」
「う、うん。疾風こそ超わんこに顔なめられてるけど」
ヨダレだらけになっている疾風は、それでも笑顔。わんこ好きなのかな?
私も嫌いではないけれど、この犬はさすがに大きすぎるよ、食べられそうで怖い。
私は和やかな雰囲気を見ながらぼんやりする。
すると楽しげにポチとじゃれていた疾風の前に飼い主さんが現れる。
「気をつけてくださいね」
疾風はそう言ってポチを飼い主さんに差し出す。
飼い主さんはポチのヒモを付け直しにっこり笑って言った。
「色々ありがとう。疾風って本当しっかりしてるね。なんで?」
「きゃあ!」
「明日花! 危ない!」
唐突に襲いかかる犬に、怯む私。それを抱きしめる疾風、って、え? 抱き締め??
「疾風?」
「明日花に戯れたかったんだろうな、こいつ。嬉しそうな顔しやがって。大丈夫か?」
「う、うん。疾風こそ超わんこに顔なめられてるけど」
ヨダレだらけになっている疾風は、それでも笑顔。わんこ好きなのかな?
私も嫌いではないけれど、この犬はさすがに大きすぎるよ、食べられそうで怖い。
私は和やかな雰囲気を見ながらぼんやりする。
すると楽しげにポチとじゃれていた疾風の前に飼い主さんが現れる。
「気をつけてくださいね」
疾風はそう言ってポチを飼い主さんに差し出す。
飼い主さんはポチのヒモを付け直しにっこり笑って言った。
「色々ありがとう。疾風って本当しっかりしてるね。なんで?」