「お待たせ、ママ、可憐ちゃん、ってうわっ」
「明日花ちゃん!! 心配してたんだから!!」
涙目で私に抱きついてくる可憐ちゃんがいた。
服はいつも通りで、今日は白いおしゃれなワンピースに造花のコサージュを胸につけて少しだけよそ行き着な感じはする。
髪の毛はふたつに三つ編みして、大人受けを考えたのかもしれない。
さすがオシャレ上級者の可憐ちゃんだ。
「ごめん、ごめんってば可憐ちゃん」
「うわあああん」
可憐ちゃんは子供全開に表情を崩して泣いた。鼻水まで出ていてもやっぱり美少女は美少女だ。
「泣かないでよ、可憐ちゃん」
「そりゃ泣くよ! 親友が不登校になったら、引きこもりになったら、泣くよ!」
「親友」
私は頬を熱くして目を丸く開ける。
「何? 違うの?」
「ち、違わない、けど」
嬉しすぎる言葉に私は微笑む。
親友。こんな素敵な子とこんな私が親友。
なんてもったいない相手。
釣り合わないけど、いいのかな。
「明日花ちゃん!! 心配してたんだから!!」
涙目で私に抱きついてくる可憐ちゃんがいた。
服はいつも通りで、今日は白いおしゃれなワンピースに造花のコサージュを胸につけて少しだけよそ行き着な感じはする。
髪の毛はふたつに三つ編みして、大人受けを考えたのかもしれない。
さすがオシャレ上級者の可憐ちゃんだ。
「ごめん、ごめんってば可憐ちゃん」
「うわあああん」
可憐ちゃんは子供全開に表情を崩して泣いた。鼻水まで出ていてもやっぱり美少女は美少女だ。
「泣かないでよ、可憐ちゃん」
「そりゃ泣くよ! 親友が不登校になったら、引きこもりになったら、泣くよ!」
「親友」
私は頬を熱くして目を丸く開ける。
「何? 違うの?」
「ち、違わない、けど」
嬉しすぎる言葉に私は微笑む。
親友。こんな素敵な子とこんな私が親友。
なんてもったいない相手。
釣り合わないけど、いいのかな。