真夜中の相談室



***



「ぅ、ぐすっ、」

「旭......くん、」

「早いよ、早すぎる、よっ、」



冬休みに入る少し前、
〝旭夜葉くん〟が亡くなった。



いつもより、気温が低い日の夜だったらしい。



〝夜〟に産まれて、〝夜〟に亡くなる。



産まれるときも、
亡くなるときも、ほとんど人に合わずに。



そういうのが、
〝旭夜葉〟という人物らしい。



私の近くで、
泣いているのは、小林さんたち。



泣いている小林さんたちの近くでは、
私はきっと、──────誰よりも驚いてる。



だって.................................



私に、
〝真夜中の相談室〟の紙を渡してきたのは。