コーヒーに白い渦ができた
あなたはニヤニヤ笑ってる
あたしはそれを追いかけて
ため息ひとつでた

いつの日からかこんなふう
窓の向こうには誰もいない
ウエイトレスは長い髪
前の彼女に似てるね すこし

本当の意味で特別なんて
なかなかなれやしない
キックして倒してしまいたい
きっとストライクだ
長い時間をかけて
あたためて生まれた気持ちは
いつもこんなよわっちくて
すぐに壊れてしまうね

あの日は汗ばんだシャツで
必死で駆け付けてくれた
運命とか
信じてみたくなったのに
どうでもいいよもう

あたしに興味がないんなら
あの人のとこへ帰ればいいよ
恋に恋する暇人なのか
そもそも恋していないんだ

あたしはまるで捨て猫みたい
誰も迎えに来てくれない

あたしはまるでひとりみたい
あなたの隣にいるっていうのに