昨日は気分が良かったはずなのに、朝から悪夢のようなものを見たせいでそわそわして落ち着かない。
ただの夢だ、大丈夫と思い夢のことを忘れようとする。それに今日はチカと一緒に登校をする約束をしているのだ。
早めに準備をしなければ、と思い私は急いで支度をした。
バタバタと支度を済ませてから私はチカの家の方に向かった。チカの家は学校側のため、前まではよくこうやってチカの家に行って一緒に登校をしていたのだ。
丁度チカが家からでてくるのが見えた。
「チカ、!おはよう…」と少し息を切らしてる私にそんな急がなくても大丈夫だったのに、と言われる。
「チカと一緒に登校するの久しぶりだったから…つい」と言う私にチカが何も言わなくなってしまった。
あれ?と思いチカの方を見ると「冷らしくないじゃん」と耳が少し赤くなっているのが見える。
たしかに、今のは私っぽくなかったかもなと自分で笑いそうになってしまう。
こんなことで照れているチカを見るのも久しぶりで、なんだか嬉しい気持ちになる。
そんな事を考えていた時にそういえば、と昨夜のことを考える。
チカになら相談してもいいかもしれない。
私は見た夢のことをチカに話すことにした。
「ほーう、暖くんがいなくなっちゃう夢…か。なんかあんまりよくない夢だね」と心配そうに返される。
「私もよく分からないの。でもその夢に幼い頃の私がでてきてね、前も同じような夢を見た気がして…」
「小さい頃の冷はなんか言ってるの?」
「…忘れないでって、そんなようなことを言ってた気がする」
私はまた頭がズキズキと少し痛むのを感じる。
前よりも痛みが強くなっている気がする。
何回か続いてきて分かる。
これはきっと偶然ではなく、何か意味がある気がした。
ただの夢だ、大丈夫と思い夢のことを忘れようとする。それに今日はチカと一緒に登校をする約束をしているのだ。
早めに準備をしなければ、と思い私は急いで支度をした。
バタバタと支度を済ませてから私はチカの家の方に向かった。チカの家は学校側のため、前まではよくこうやってチカの家に行って一緒に登校をしていたのだ。
丁度チカが家からでてくるのが見えた。
「チカ、!おはよう…」と少し息を切らしてる私にそんな急がなくても大丈夫だったのに、と言われる。
「チカと一緒に登校するの久しぶりだったから…つい」と言う私にチカが何も言わなくなってしまった。
あれ?と思いチカの方を見ると「冷らしくないじゃん」と耳が少し赤くなっているのが見える。
たしかに、今のは私っぽくなかったかもなと自分で笑いそうになってしまう。
こんなことで照れているチカを見るのも久しぶりで、なんだか嬉しい気持ちになる。
そんな事を考えていた時にそういえば、と昨夜のことを考える。
チカになら相談してもいいかもしれない。
私は見た夢のことをチカに話すことにした。
「ほーう、暖くんがいなくなっちゃう夢…か。なんかあんまりよくない夢だね」と心配そうに返される。
「私もよく分からないの。でもその夢に幼い頃の私がでてきてね、前も同じような夢を見た気がして…」
「小さい頃の冷はなんか言ってるの?」
「…忘れないでって、そんなようなことを言ってた気がする」
私はまた頭がズキズキと少し痛むのを感じる。
前よりも痛みが強くなっている気がする。
何回か続いてきて分かる。
これはきっと偶然ではなく、何か意味がある気がした。