俺達は、冒険者ギルドに戻り報告をした。
そして報酬を三等分し、飯でもということで、3人で食事をして別れた。
その際に、今ゼノスが住んでいる場所も教えてもらい、後日訪ねることを約束した。
「なかなか、色々な意味で良い人でしたねー」
「ああ。おまえに亜人の血が入ってると言っても、なにも気に来た様子はなかったしな」
「あー……多分あの軽い感じだと、あの国では息苦しいでしょうから。おそらく異端でしょうね」
「そんなに厳しいのか?」
「ええ、もうガッチガチで。言葉遣いとか特に。色々規律が厳しいですねー。まあ……わたしからしたら、騎士道精神っていう名の下に、好き勝手に暴れる厄介な国ってゆう認識ですけど」
「まあ、セントアレイと仲が良い時点でそうだろうなー。奴らも神の名の下にとかいって、好き勝手するらしいな……ほんと滅びねえかね」
「ホントですよねー」
2人で、ほぼ同時にため息を吐く。
そうして、1日を終えた。
そして翌日に、再びシノブと冒険者ギルドに向かう。
中に入ると、今日も盛況のようだ。
まあ100人くらいはいるか。
すると、依頼報告をしている仲間たちを発見した。
「お!いたいた。おーい!」
「団長!どうしたんで?」
「いや、そろそろ冒険者稼業を再開しようと思ってな。金も必要だしな」
「なるほど、こちらとしては大歓迎ですぜ。部屋を借りてるんで、そっちに行きましょうや」
そして部屋に入り、久々の集合となった。
しばらくは、久々ということで、皆で楽しく談笑をした。
俺はそろそろかなと思い、皆に声をかける。
「まずは、依頼お疲れさん。そしてアロイス。俺がいない間、色々と面倒かけてすまなかった。これからは、ちょくちょく活動していくつもりだからよろしく頼む」
「いや、これも副団長の務めですぜ。で、まずはどうしやすか?」
「とりあえず、リハビリがてらに、簡単な依頼を受けようかなと思う。で、シノブ。お前はお留守番だ」
「団長ー!イジメですか?泣いていいですか?」
「まあ、落ち着け。その間に、お前には例の件について調べて欲しい」
「例の件?あ、エリカちゃんの恋の相手についてですね!なるほど、了解です。イージスさんいれば、団長の守りは安全ですし」
すると皆が、それぞれ好き勝手に言いだす。
アテナが「相手は誰だい?死人がでなきゃいいが……」おい。
アロイスが「なんてこったい……俺が団長を止めねえと!」ちょ待て。
ホムラは「これで団長ともお別れですか……」俺、死ぬの?
イージスは「団長の守りはオイラに任せてくれ!」いや今そこ!?
「お前ら俺のことなんだと思ってるんだ?」
一同、声を揃えて言う。
「「「「え?シスコン」」」」
「はい、せいかーい。じゃなくて!まあ、そいつがどこの馬の骨だったら、闇に葬りさるのもやぶさかではないのだが……エリカが恋したのは、第3王子カロン様らしい」
一同、声を揃えて言う。
「「「「えー!?」」」」
まあ、そうなるわな。
みんながそれぞれ騒いでいる中、ホムラは顔を青くしていた。
「どうした?顔色悪いぞ?大丈夫か?」
「え、ええ。だ、大丈夫でですわわ」
「いや……全然大丈夫に見えないが……」
「なな、なにを、いっておりりますすの。ワタクシはいつもどおりです!」
「いや、お前がそう言い張るならいいけど……何かあればすぐに相談しろよ?」
「団長……いえ、大丈夫です。ありがとうございます」
ホムラにしては、珍しく素直な様子。
俺は見惚れてる場合じゃないと思い、他の連中を見ると、皆盛り上がっていた。
「はいはい、落ち着いて。そういう訳なんで、シノブにはカロン様の身辺調査を頼んであってな。で、明日あたりシノブを除くメンバーで依頼を受けようと思うがどうだ?」
皆を見渡し、反対がないのを確認した。
「じゃあ、そういう訳で。あとは、各々自由にしてくれ。アロイス、相談があるんだが、この後ちょっといいか?」
「お、団長。良かった。俺も相談したいことがあったんですぜ」
「そうか。じゃあ久々に、お前が住んでいるとこ行くか」
「へい、いいですぜ。男1人なんで手狭ですが」
「よし、じゃあ行くか。皆、また明日な」
俺とシノブは、そのままアロイスの住処に向かった。
そして報酬を三等分し、飯でもということで、3人で食事をして別れた。
その際に、今ゼノスが住んでいる場所も教えてもらい、後日訪ねることを約束した。
「なかなか、色々な意味で良い人でしたねー」
「ああ。おまえに亜人の血が入ってると言っても、なにも気に来た様子はなかったしな」
「あー……多分あの軽い感じだと、あの国では息苦しいでしょうから。おそらく異端でしょうね」
「そんなに厳しいのか?」
「ええ、もうガッチガチで。言葉遣いとか特に。色々規律が厳しいですねー。まあ……わたしからしたら、騎士道精神っていう名の下に、好き勝手に暴れる厄介な国ってゆう認識ですけど」
「まあ、セントアレイと仲が良い時点でそうだろうなー。奴らも神の名の下にとかいって、好き勝手するらしいな……ほんと滅びねえかね」
「ホントですよねー」
2人で、ほぼ同時にため息を吐く。
そうして、1日を終えた。
そして翌日に、再びシノブと冒険者ギルドに向かう。
中に入ると、今日も盛況のようだ。
まあ100人くらいはいるか。
すると、依頼報告をしている仲間たちを発見した。
「お!いたいた。おーい!」
「団長!どうしたんで?」
「いや、そろそろ冒険者稼業を再開しようと思ってな。金も必要だしな」
「なるほど、こちらとしては大歓迎ですぜ。部屋を借りてるんで、そっちに行きましょうや」
そして部屋に入り、久々の集合となった。
しばらくは、久々ということで、皆で楽しく談笑をした。
俺はそろそろかなと思い、皆に声をかける。
「まずは、依頼お疲れさん。そしてアロイス。俺がいない間、色々と面倒かけてすまなかった。これからは、ちょくちょく活動していくつもりだからよろしく頼む」
「いや、これも副団長の務めですぜ。で、まずはどうしやすか?」
「とりあえず、リハビリがてらに、簡単な依頼を受けようかなと思う。で、シノブ。お前はお留守番だ」
「団長ー!イジメですか?泣いていいですか?」
「まあ、落ち着け。その間に、お前には例の件について調べて欲しい」
「例の件?あ、エリカちゃんの恋の相手についてですね!なるほど、了解です。イージスさんいれば、団長の守りは安全ですし」
すると皆が、それぞれ好き勝手に言いだす。
アテナが「相手は誰だい?死人がでなきゃいいが……」おい。
アロイスが「なんてこったい……俺が団長を止めねえと!」ちょ待て。
ホムラは「これで団長ともお別れですか……」俺、死ぬの?
イージスは「団長の守りはオイラに任せてくれ!」いや今そこ!?
「お前ら俺のことなんだと思ってるんだ?」
一同、声を揃えて言う。
「「「「え?シスコン」」」」
「はい、せいかーい。じゃなくて!まあ、そいつがどこの馬の骨だったら、闇に葬りさるのもやぶさかではないのだが……エリカが恋したのは、第3王子カロン様らしい」
一同、声を揃えて言う。
「「「「えー!?」」」」
まあ、そうなるわな。
みんながそれぞれ騒いでいる中、ホムラは顔を青くしていた。
「どうした?顔色悪いぞ?大丈夫か?」
「え、ええ。だ、大丈夫でですわわ」
「いや……全然大丈夫に見えないが……」
「なな、なにを、いっておりりますすの。ワタクシはいつもどおりです!」
「いや、お前がそう言い張るならいいけど……何かあればすぐに相談しろよ?」
「団長……いえ、大丈夫です。ありがとうございます」
ホムラにしては、珍しく素直な様子。
俺は見惚れてる場合じゃないと思い、他の連中を見ると、皆盛り上がっていた。
「はいはい、落ち着いて。そういう訳なんで、シノブにはカロン様の身辺調査を頼んであってな。で、明日あたりシノブを除くメンバーで依頼を受けようと思うがどうだ?」
皆を見渡し、反対がないのを確認した。
「じゃあ、そういう訳で。あとは、各々自由にしてくれ。アロイス、相談があるんだが、この後ちょっといいか?」
「お、団長。良かった。俺も相談したいことがあったんですぜ」
「そうか。じゃあ久々に、お前が住んでいるとこ行くか」
「へい、いいですぜ。男1人なんで手狭ですが」
「よし、じゃあ行くか。皆、また明日な」
俺とシノブは、そのままアロイスの住処に向かった。