俺は兵士達を蹂躙しつつも、奥へと向かう。
……いた!!あそこだ!!
一際目立つ天幕がある。
その前に、千人将や三千人将、更には将軍までいるな……。
俺を待ち構えていたようだな。
「貴様!!どういうつもりだ!!」
「どうもこうもない……そこを退け!!ついでに、貴様を殺してやる……!!」
「な、なんだと!?貴様!恩を仇で返しおって!お前達!奴を殺せ!!」
「……恩だと……?お前が俺達に何をした!?俺の部下を殺しやがって!!」
「ヒィィ!!は、早く!早く、殺せ!!」
「馬鹿め!!一人だからどうにかなるとでも思っているのか!?」
「守護者と言われ、増長したか!!」
「俺は、お前らを許さない……!お前達のせいで、何人の部下が犬死にしたか……!自分で戦いもしない奴らが……!殺してやるから覚悟しろ!!」
「舐めるなよ!我らは、雑兵とは違うぞ!」
将クラスの奴らが、一斉に襲いかかってくる!
「ハッ!!腕は確かでも、実戦知らずが何を言う!!」
剣撃がくる。
槍の突きが迫る。
弓矢が飛んでくる。
俺は全身と剣に魔力をめぐらせ、咆哮する!!
「オラァァ!!」
「うわ!?なんだ!?馬が!?」
「ヒヒーン!?」
俺は弓だけを払い、馬の制御のきかない奴らを仕留めていく!
「待て!!ぺギャ!」
「やめ、ボベェ!!」
二本の剣を縦横無尽に振りながら、将クラスの者達を駆逐していく!
「魔刃剣!!」
さらに、魔力の斬撃を飛ばし、アーチャーや魔法使い共を戦闘不能に追い込む。
「足が!?俺の足がない!!ガァァァーー!!」
「血が!血がどまらだい……!だ、だれか……!」
治療する暇もなく、次々と地に伏していく。
……そして、死体の山ができた。
「さあ、後はお前だけだな。ブレイダ辺境伯」
「ヒィィ!!や、やめてくれ!か、金か!?お、女か!?それならいくらでもやる!!だ、だから……!」
戦えるとは思えない、肥満体の身体。
禿げた頭部、湧き出る汗。
情けなく命乞いをし、尻餅をついているさま。
「……こんな奴のために、俺の部下達は……そして俺は……もういい、お前は喋るな。本当なら苦しませて殺したいが、時間がないのでな……一瞬で終わらせてやる」
「や、やめてくれーー!!お、俺はまだ死にたくない!!」
「……きっとマルコも、そう思って死んでいっただろうよ……死ね」
「やーーケペェ!!」
頭部が潰れ、ただの肉塊と化した。
……これで仇はとれた……いや、ただの自己満足にすぎんな……。
俺は馬を走らせ、王都へ向かう。
カグヤ!待っていろ!今、行くからな!!
……いた!!あそこだ!!
一際目立つ天幕がある。
その前に、千人将や三千人将、更には将軍までいるな……。
俺を待ち構えていたようだな。
「貴様!!どういうつもりだ!!」
「どうもこうもない……そこを退け!!ついでに、貴様を殺してやる……!!」
「な、なんだと!?貴様!恩を仇で返しおって!お前達!奴を殺せ!!」
「……恩だと……?お前が俺達に何をした!?俺の部下を殺しやがって!!」
「ヒィィ!!は、早く!早く、殺せ!!」
「馬鹿め!!一人だからどうにかなるとでも思っているのか!?」
「守護者と言われ、増長したか!!」
「俺は、お前らを許さない……!お前達のせいで、何人の部下が犬死にしたか……!自分で戦いもしない奴らが……!殺してやるから覚悟しろ!!」
「舐めるなよ!我らは、雑兵とは違うぞ!」
将クラスの奴らが、一斉に襲いかかってくる!
「ハッ!!腕は確かでも、実戦知らずが何を言う!!」
剣撃がくる。
槍の突きが迫る。
弓矢が飛んでくる。
俺は全身と剣に魔力をめぐらせ、咆哮する!!
「オラァァ!!」
「うわ!?なんだ!?馬が!?」
「ヒヒーン!?」
俺は弓だけを払い、馬の制御のきかない奴らを仕留めていく!
「待て!!ぺギャ!」
「やめ、ボベェ!!」
二本の剣を縦横無尽に振りながら、将クラスの者達を駆逐していく!
「魔刃剣!!」
さらに、魔力の斬撃を飛ばし、アーチャーや魔法使い共を戦闘不能に追い込む。
「足が!?俺の足がない!!ガァァァーー!!」
「血が!血がどまらだい……!だ、だれか……!」
治療する暇もなく、次々と地に伏していく。
……そして、死体の山ができた。
「さあ、後はお前だけだな。ブレイダ辺境伯」
「ヒィィ!!や、やめてくれ!か、金か!?お、女か!?それならいくらでもやる!!だ、だから……!」
戦えるとは思えない、肥満体の身体。
禿げた頭部、湧き出る汗。
情けなく命乞いをし、尻餅をついているさま。
「……こんな奴のために、俺の部下達は……そして俺は……もういい、お前は喋るな。本当なら苦しませて殺したいが、時間がないのでな……一瞬で終わらせてやる」
「や、やめてくれーー!!お、俺はまだ死にたくない!!」
「……きっとマルコも、そう思って死んでいっただろうよ……死ね」
「やーーケペェ!!」
頭部が潰れ、ただの肉塊と化した。
……これで仇はとれた……いや、ただの自己満足にすぎんな……。
俺は馬を走らせ、王都へ向かう。
カグヤ!待っていろ!今、行くからな!!