5話

・運河のある街にて

アレンは運河のある街に降り、鍋などさまざまな料理道具を買っていた
運河により物流が盛んなので、なんでも揃うのだ
アレン「せっかくスキルがあるなら、道具も充実させたい」
チェルシー「こんな大きな街、初めてきました！」
魔族「人間の大都市に入るのは初めてだ」
なお、魔族は目立たないよう認識阻害の魔術で身を隠していた
エルシアンは体が大きいので、拗ねながら街の外で待機
それからアレンは気になる食材も買ってみるが、街中で魔物が暴れていると耳にする
急いで向かえば、ギガントクロコダイルが暴れていた
アレンは竜騎士としてのジョブによる武技を引き出し、即座に倒す
さらにギガントクロコダイルは人里に現れる魔物ではないと、チェルシーはエルフ特有の魔力の見える目で、ギガントクロコダイルを操っていた下手人を発見
アレンが捕縛する
そいつは酒癖の悪さで問題ばかり起こし、とある商隊をクビになった男で、腹いせにギガントクロコダイルを暴れさせていたと白状
全てを終えた後、感謝され、報酬も街長から出されるが、アレンは「ギガントクロコダイルの肉が欲しい」と伝える
街長は呆気に取られるが「承知した」と、若手を集めて肉を解体し、アレンに渡した

・その後、街の外にてエルシアンと合流してから
アレンは、魔力により大きさを変えられる大鍋（街で購入したもの）でワニ肉特大唐揚げを作った
あっさりしたワニ肉は塩やレモンがよく合い、とても美味しく、エルシアンも一日中放置された件で拗ねていたが、機嫌を直してくれた