「やっほーみんな!! みんなのお土産を見せてもらいに来たわ!! ちゃんと持ってきた?」
「当然だぜ嬢ちゃん!」
「ハッ!!!! 俺のお土産が一番だ!!」
「私も参加して良いのでしょうか......受付のお仕事任せちゃって......」
「あの、僕ババ...オーバーサイトマスターに拘束されててお土産買ってな――――」
「はいじゃあ一番手はメツセイさん! 見せてちょうだい!」
あ、ロージー可哀想。既にこの会話についていけないことが確定しちゃってる。
「俺はこれだけだな......」
メツセイがテーブルに出したのは、美しいネックレスであった。
「綺麗......中で川が流れてるみたい......」
「これは......綺麗な水が有名なノヴァーリス名産の宝石でな、なんでも数千年前の清流が魔力で閉じ込められてこんな風になっているらしい」
その宝石の中には透き通った鮮やかな碧の水が流れていて、小指の爪程のサイズながらネックレスにすると圧倒的な存在感を誇る美しいアクセサリーだ!
「まさかこれ......フューネスさんに――」
「みなまで言うな! 日頃の礼にと思って買ったんだが......何だか恥ずかしくてな」
頬を紅くして気恥しそうに笑うメツセイが素晴らしい。ありがとうございます。
後日フューネスの店に行ったら、ものすごくご機嫌でテンションの高いフューネスが見れた。その胸にはとても綺麗な碧が輝いて、その笑顔をより一層引き立てていた。
――――
「ハッ!!!! 次は俺の番だな!! 俺のお土産はこれだ!!」
そう言ってパンナが出したのは、三十センチ程の杖二本と写真集であった。
「ハッ!!!! この杖は普段から俺の事を支えてくれているヤリナとモクナへのプレゼントだ!! 何やら魔力操作の効率が上がるらしくより高い制度での魔法が放てるらしい!! 遠慮なく使ってくれ!!」
「パンナ様......一生大事にするぜ!!」
「でも、こんな上等な杖......高かったんじゃ?」
「ハッ!!!! 良いのだ良いのだ! お前達は俺がどん底の失意の中にいた時も明るく励ましてくれた......大切な戦友であり親友だからなぁ!!!! ハッ!!!!」
「パンナ様ぁぁぁぁぁ!」
「俺達......一生ついて行くぜぇぇぇぇ......」
ついに三人は抱き合いながら泣き出してしまった......仲間愛凄いとは言え収取付かないな......
「はい三馬鹿が暑苦しいから次! ウィールさんは? 何を買ったの?」
「私は......この“コピーライター”という万年筆を買いました! なんでも、書類仕事の効率が何倍にもなるらしくつい......」
ウィールさんが買ったのは「書いた文字を他の紙にもコピー出来る」万年筆のようだ。お仕事第一のウィールさんらしくて最高のお土産だね!
「――あぁ、そうでした。もうひとつ買ったものがありました......」
ウィールさんが買ったもの......? まさかとは思うけど......
「”シデヒレート君人形“です!」
やっぱりかァァァァ!!!!
「なんなんですかそのシデヒレート君人形って!? ホノラもモフローも買ってましたけど流行ってるんですか!?」
「兄ちゃん、俺も買ったぞ?」
「ハッ!!!! 俺も3つ買った! これもヤリナとモクナにやろう!」
「やったーシデヒレート君人形だー!」
「家宝にするぜー!」
ヤリナとモクナもとても嬉しそうに受け取り、なんと拝み始めてしまった。
「なんなんだよシデヒレート君人形ってぇぇぇぇぇぇ!!!!」
こうして、最後までシデヒレート君人形がなんなのか分からないまま、お土産開封大会は終わったのだった。
めでたしめでたし?
「当然だぜ嬢ちゃん!」
「ハッ!!!! 俺のお土産が一番だ!!」
「私も参加して良いのでしょうか......受付のお仕事任せちゃって......」
「あの、僕ババ...オーバーサイトマスターに拘束されててお土産買ってな――――」
「はいじゃあ一番手はメツセイさん! 見せてちょうだい!」
あ、ロージー可哀想。既にこの会話についていけないことが確定しちゃってる。
「俺はこれだけだな......」
メツセイがテーブルに出したのは、美しいネックレスであった。
「綺麗......中で川が流れてるみたい......」
「これは......綺麗な水が有名なノヴァーリス名産の宝石でな、なんでも数千年前の清流が魔力で閉じ込められてこんな風になっているらしい」
その宝石の中には透き通った鮮やかな碧の水が流れていて、小指の爪程のサイズながらネックレスにすると圧倒的な存在感を誇る美しいアクセサリーだ!
「まさかこれ......フューネスさんに――」
「みなまで言うな! 日頃の礼にと思って買ったんだが......何だか恥ずかしくてな」
頬を紅くして気恥しそうに笑うメツセイが素晴らしい。ありがとうございます。
後日フューネスの店に行ったら、ものすごくご機嫌でテンションの高いフューネスが見れた。その胸にはとても綺麗な碧が輝いて、その笑顔をより一層引き立てていた。
――――
「ハッ!!!! 次は俺の番だな!! 俺のお土産はこれだ!!」
そう言ってパンナが出したのは、三十センチ程の杖二本と写真集であった。
「ハッ!!!! この杖は普段から俺の事を支えてくれているヤリナとモクナへのプレゼントだ!! 何やら魔力操作の効率が上がるらしくより高い制度での魔法が放てるらしい!! 遠慮なく使ってくれ!!」
「パンナ様......一生大事にするぜ!!」
「でも、こんな上等な杖......高かったんじゃ?」
「ハッ!!!! 良いのだ良いのだ! お前達は俺がどん底の失意の中にいた時も明るく励ましてくれた......大切な戦友であり親友だからなぁ!!!! ハッ!!!!」
「パンナ様ぁぁぁぁぁ!」
「俺達......一生ついて行くぜぇぇぇぇ......」
ついに三人は抱き合いながら泣き出してしまった......仲間愛凄いとは言え収取付かないな......
「はい三馬鹿が暑苦しいから次! ウィールさんは? 何を買ったの?」
「私は......この“コピーライター”という万年筆を買いました! なんでも、書類仕事の効率が何倍にもなるらしくつい......」
ウィールさんが買ったのは「書いた文字を他の紙にもコピー出来る」万年筆のようだ。お仕事第一のウィールさんらしくて最高のお土産だね!
「――あぁ、そうでした。もうひとつ買ったものがありました......」
ウィールさんが買ったもの......? まさかとは思うけど......
「”シデヒレート君人形“です!」
やっぱりかァァァァ!!!!
「なんなんですかそのシデヒレート君人形って!? ホノラもモフローも買ってましたけど流行ってるんですか!?」
「兄ちゃん、俺も買ったぞ?」
「ハッ!!!! 俺も3つ買った! これもヤリナとモクナにやろう!」
「やったーシデヒレート君人形だー!」
「家宝にするぜー!」
ヤリナとモクナもとても嬉しそうに受け取り、なんと拝み始めてしまった。
「なんなんだよシデヒレート君人形ってぇぇぇぇぇぇ!!!!」
こうして、最後までシデヒレート君人形がなんなのか分からないまま、お土産開封大会は終わったのだった。
めでたしめでたし?