【プロット】『バイト勇者~借金返済のために、あなたの街のS級モンスターを討伐します~』
●一言あらすじ
貧乏な青年・ダンバーが借金返済のために、武器の性能を何倍も高める『レジェンタジリー』というチート能力を駆使して、バイト勇者として、様々な街のS級モンスターや危険な依頼をこなしていく物語。
●世界観
異世界の中世ヨーロッパ風の世界。凶悪なモンスターや盗賊などが跋扈して様々な問題が起きているため、それらを解決するために多額の報奨金がかけられている。けれども、事件を解決するために必要なチート能力や強力な武器、魔法を購入するためには、非常に高額な金が必要のために、金のある冒険者たちが重宝されている。
また、それらの高額な武器やチート能力はモンスターに合わせた適正武器や能力が異なったり、自分の能力との適性が異なったり、消耗品であったりするため、常に冒険者たちは金のやりくりをしながら冒険者としての傭兵の仕事や活動をしている。
●ダンバー(主人公) 男性 20歳
▼経歴
貧乏な家に生まれて、日々を様々なバイトをしながら金を稼ぐことで精一杯だった。そんな中、詐欺師にだまされて多額の借金を背負ってしまった上に、借金取りになまくらの武器を渡されて、借金返済の肩代わりとしてドラゴン退治をするように持ちかけられるが、勝てるわけもなくドラゴンに死にかけてしまう。
そこにたまたま魔女アリアネが現れて助けてくれようとしたところ、彼があらゆる武器の能力を何倍にも引き出せる『レンジェンダリー』という才能の持ち主だと知り、彼と雇用計画を結んで彼に様々な事件を解決させようとする。
『レジェンタジリー』以外の能力はほとんどなく、普通の青年と変わらないために、冒険者としては平均以下である。
▼性格
熱血タイプ。幼い頃は勇者に憧れていたが、今は自分の能力を知って、堅実に生きようと思っている。しかし、酷い目に遭うとわかっていながらも、お人好しで困っている人を見過ごせないが、そのためにだまされて不幸な目に遭うことがよくある。度胸だけはあるために、どんな危険なところにも突っ込んでいく。
常識人で倹約家ではあるのだが、仲間たちが金遣いが荒かったり、無償で奉仕したりするために金の苦労が絶えない。
「こうなったらやってやろうじゃないの」
「一流の勇者になって借金を全部チャラにしてやるよ」
▼能力
『レンジェンダリー』というどんな武器や魔法具の性能を何倍にも引き出すことができる。ただし、この能力を使うと、様々な武器の耐久力が一気に消耗して壊してしまう危険がある。
●アリアネ(雇い主) 女性 年齢不詳(見かけは18歳くらい)
▼経歴
異世界の魔女(実は月の女神)であり、冒険者ギルドの経営者。王族や貴族、富豪などから魔物討伐や護衛などの依頼を受けて、冒険者に依頼をすることによってギルドを経営している。主人公ダンバーが『レジェンタジリー』というチート能力を持っていることを知り、彼に興味を抱いて彼の借金返済のために、多額の報酬を条件にいろいろな事件を解決するように持ちかける。けれども、ダンバーが破壊した武器や魔法具は経費としてさっ引かれて、残った分を報酬として支払うなど、経営者としてはかなりシビア。
▼性格
見かけは18歳の少女ではあるものの、長いこと生きているので、とても大人びている。どSなところがあって、主人公ダンバーを危険に送り込むことなど平気でする。また、経営者としてお金に対して非常にシビアであり、報酬から経費などをさっ引く。ダンバーがどこまで成長するのかを楽しみにしている。お金が大好き。
「あなたの力をこの私のために役立ててほしいわね」
▼能力
冒険者ギルドのトップとしてとても大金持ち。魔女として様々な武器や魔法具を保有している。戦えばかなり強いものの、自分から戦うことはほとんどない(自分が死んだら冒険者ギルドの経営ができなくなるため)。主人公が呼べばいつでもどこでも現れるし、旅の仲間として同行することもある。
●サーシャ(ヒーラー・主人公パーティーの仲間・聖女) 女性 17歳
▼経歴
元小さな教会の聖女。孤児として生まれた後、ヒーラーや防御系など白魔法に長けているものの、常に人に尽くしているために貧乏になってしまい、明日食べるお金にも困っている。主人公ダンバーに助けられたことから彼と共にパーティーを組むことになるが、装備一式や宿代などを全部ダンバーに肩代わりしてもらっている。
▼性格
聖女として人に尽くすことに喜びを持っている。報酬を与えることができない貧乏な人にも手助けをしてしまうお人好しのために、その結果として貧乏となって明日食べるものにも困っている。幼い頃からお金で贅沢したことがないので、贅沢品を前にするとものすごく興奮する。羽目を外すと、とことんお金を使ってしまう(特にギャンブルでは熱くなって散財するタイプ)。調子に乗って大魔法を使って、主人公ダンバーの借金をさらに大きくする結果にもなる。
「やっぱり人の役に立ってこその人生ですよね?」
▼能力
回復や防御系の魔法の適正に長けているが、お金がないためにあまり使えない。
●アンリエッタ(タンカー・主人公パーティーの仲間・騎士) 女性 19歳
▼経歴
王国の元騎士。貴族の姫君として生まれ、一流の騎士ではあるものの、一流には一流のものが必要ということで、金がやたらとかかるために、王国の騎士団から解雇されてしまい、現在は傭兵として様々な地域の人々を助けている。報酬も全て装備品につぎ込んでしまうために、いつも金欠になっているような状況であり、あちこちに借金を抱えている。
▼性格
非常に仲間想いであり、腕も立つ好人物なのだが、装備品にやたらとこだわるために、金がかかってしまって仕方がないという欠点を持つ。そこは決して妥協をしないために、ダンバーと言い争いになることがよくある。
「やはり一流には一流に適した装備品が大事であろう」
▼能力
タンカーとしては一流であり、どんな敵の攻撃も耐え忍ぶことができる。
●ニャル(獣人ウエアウルフ・主人公パーティーの仲間) 女性 年齢不詳(外見14歳くらい)
▼経歴
火竜のダンジョンの中で出会った獣人の少女。火竜に滅ぼされた獣人ウエアウルフの一族の末裔であり、呪いをかけられてダンジョンの外に出ることができない。火竜のために働かされている。
▼性格
人間を観たことがないために、最初はダンバーたち一行を警戒するが、彼らが敵意がないことを知ると、彼らに対して友好関係を結ぶ。ダンバーにやたらくっついてくる。
「ニャルも一緒に行くー」
▼能力
狼に変身することができて、主人公たちの移動手段となる。
●プロット
▼第1話
森の中。主人公ダンバーはドラゴンを前に死にそうになっていた。商人から与えられた武器がなまくらであったために、まともに戦えずに逆にやられてしまったのだ。
回想。ダンバーは貧乏な家に生まれ育っているため、様々なバイトをして生活をして日々の生活をしていた。けれども、その中で借金取りの商人によって、なまくらの剣を与えられてドラゴン退治に行かされる。
現在。当然、冒険者でもないダンバーがドラゴンに敵うわけもなく、このままダンバーがドラゴンに殺されるかと思ったところ、魔女アリアネが現れて魔法で助けてくれる。さらにアリアネから弾かれたS級の剣がダンバーの手の中に入った時、ダンバーの力が覚醒をして、彼は剣を使うことができてドラゴンを倒すことができた。けれども、剣は砕け散ってしまった。
▼第2話
街。冒険者ギルドの一室。アリアネは冒険者ギルドの経営者であった。ドラゴン退治の報奨金をもらえるはずが、わずかな報奨金しかもらえなかった。それはダンバーが壊した剣の金額を経費としてさっ引かれたからだ。
アリアネから「勇者として働かないか。世界には希望が必要だ。そうすれば借金の返済もできる」と提案される。ダンバーはあらゆる武器を使用可能にし、さらに能力を何倍にも引き出す『レジェンタジリー』というチート能力を持っていた。
ダンバーは断ろうとするものの、外には借金取りが待ち構えているために、仕方なくアリアネの提案を受け入れて、バイトとしてアリアネの元で働くことを決める。
▼第3話
アリアネから早速次の仕事の依頼を受ける。とある村が魔物に襲われているので、魔物アビスを討伐してほしいというのだ。武器としてアリアネからA級の武器をレンタルさせてもらい、アビスに襲われている村へと向かう。
そこで人助けをしている聖女サーシャと出会うが、サーシャは腹ぺこで倒れてしまう。ダンバーはなけなしの金で彼女に食事をごちそうする。どうやらサーシャは聖女として教皇の命令でアビスを倒すために村まで来たものの、旅の途中で様々な人を助けていたらお金がなくなってしまったらしい。
▼その後の展開
ダンバーはその後、村に用心棒として雇われた傭兵のアンリエッタと出会って、サーシャとアンリエッタを仲間にしてアビスを戦うことになる。ダンバーは教会にあった伝説の聖なる杖をサーシャと力を合わせて使用して討伐することに成功する。けれども、ダンバーはレジェンタジリーの能力をまたもや使ってしまい、借金を減らすことができなかった。ダンバーは落ち込んでしまうが、サーシャとアンリエッタが励ましてお礼にダンバーの仲間になることになる。けれども、サーシャもアンリエッタも実は借金持ちであり、彼女たちの借金を背負う羽目となってしまう。
その後、ダンバーは城に呼び出される。聖なる杖をダンバーが能力で破壊してしまったことで、ファブニールという火竜の封印が解けそうになっていることを知らされる。
だが、この責任を取って火竜を封印すれば、報奨金として三億ゴールドを出そうと依頼される。しかも、アリアネの話によれば、火竜は宝物をため込んでいるために、それらを持ち帰って売却すれば、一気に大金持ちになるらしい。
ダンバーは借金返済のために、勇者としてサーシャとアンリエッタ、そしてアリアネは共に火竜のダンジョンに向かうことになる。
その後、ダンジョンの中で、獣人のニャルに出会う。彼女は火竜によって呪いをかけられた獣人であり、火竜のために働かされていた。
そして、ニャルの案内によってトラップを抜けて無事に宝物庫に到着して、宝物やら伝説の武器やらを見つけることに成功するが、そこに火竜ファブニールが現れる。
火竜は思いのほか手強く、ダンバーたちはピンチになってしまう。ダンバーは火竜が持っていた伝説の武器をレンジェンダリーによって使うが、ファブニールも思いのほか手強い。そこでファブニールが保有する全ての伝説の武器を一気に使う。
これによって無事に敵を討伐することに成功したが、ダンジョンが一気に崩れてしまって、ダンバーたちは命からがら逃げる。
伝説の武器や宝物は手に入らなかったが、城からの報奨金の三億ゴールドがあれば借金はチャラになると、ダンバーたちは城に向かったが、城が壊れかけていた。どうやら火竜ファブニールが暴れたことで地震が起きて街や城が被害を受けたのだ。
これによって城の補修費として三億ゴールドが必要となり、これを経費としてさっ引かれてしまい、ダンバーの借金はまた元どおりになってしまった。
これからもダンバーはバイト勇者として、様々な街の事件を解決しようということになって、物語は終わる。
●一言あらすじ
貧乏な青年・ダンバーが借金返済のために、武器の性能を何倍も高める『レジェンタジリー』というチート能力を駆使して、バイト勇者として、様々な街のS級モンスターや危険な依頼をこなしていく物語。
●世界観
異世界の中世ヨーロッパ風の世界。凶悪なモンスターや盗賊などが跋扈して様々な問題が起きているため、それらを解決するために多額の報奨金がかけられている。けれども、事件を解決するために必要なチート能力や強力な武器、魔法を購入するためには、非常に高額な金が必要のために、金のある冒険者たちが重宝されている。
また、それらの高額な武器やチート能力はモンスターに合わせた適正武器や能力が異なったり、自分の能力との適性が異なったり、消耗品であったりするため、常に冒険者たちは金のやりくりをしながら冒険者としての傭兵の仕事や活動をしている。
●ダンバー(主人公) 男性 20歳
▼経歴
貧乏な家に生まれて、日々を様々なバイトをしながら金を稼ぐことで精一杯だった。そんな中、詐欺師にだまされて多額の借金を背負ってしまった上に、借金取りになまくらの武器を渡されて、借金返済の肩代わりとしてドラゴン退治をするように持ちかけられるが、勝てるわけもなくドラゴンに死にかけてしまう。
そこにたまたま魔女アリアネが現れて助けてくれようとしたところ、彼があらゆる武器の能力を何倍にも引き出せる『レンジェンダリー』という才能の持ち主だと知り、彼と雇用計画を結んで彼に様々な事件を解決させようとする。
『レジェンタジリー』以外の能力はほとんどなく、普通の青年と変わらないために、冒険者としては平均以下である。
▼性格
熱血タイプ。幼い頃は勇者に憧れていたが、今は自分の能力を知って、堅実に生きようと思っている。しかし、酷い目に遭うとわかっていながらも、お人好しで困っている人を見過ごせないが、そのためにだまされて不幸な目に遭うことがよくある。度胸だけはあるために、どんな危険なところにも突っ込んでいく。
常識人で倹約家ではあるのだが、仲間たちが金遣いが荒かったり、無償で奉仕したりするために金の苦労が絶えない。
「こうなったらやってやろうじゃないの」
「一流の勇者になって借金を全部チャラにしてやるよ」
▼能力
『レンジェンダリー』というどんな武器や魔法具の性能を何倍にも引き出すことができる。ただし、この能力を使うと、様々な武器の耐久力が一気に消耗して壊してしまう危険がある。
●アリアネ(雇い主) 女性 年齢不詳(見かけは18歳くらい)
▼経歴
異世界の魔女(実は月の女神)であり、冒険者ギルドの経営者。王族や貴族、富豪などから魔物討伐や護衛などの依頼を受けて、冒険者に依頼をすることによってギルドを経営している。主人公ダンバーが『レジェンタジリー』というチート能力を持っていることを知り、彼に興味を抱いて彼の借金返済のために、多額の報酬を条件にいろいろな事件を解決するように持ちかける。けれども、ダンバーが破壊した武器や魔法具は経費としてさっ引かれて、残った分を報酬として支払うなど、経営者としてはかなりシビア。
▼性格
見かけは18歳の少女ではあるものの、長いこと生きているので、とても大人びている。どSなところがあって、主人公ダンバーを危険に送り込むことなど平気でする。また、経営者としてお金に対して非常にシビアであり、報酬から経費などをさっ引く。ダンバーがどこまで成長するのかを楽しみにしている。お金が大好き。
「あなたの力をこの私のために役立ててほしいわね」
▼能力
冒険者ギルドのトップとしてとても大金持ち。魔女として様々な武器や魔法具を保有している。戦えばかなり強いものの、自分から戦うことはほとんどない(自分が死んだら冒険者ギルドの経営ができなくなるため)。主人公が呼べばいつでもどこでも現れるし、旅の仲間として同行することもある。
●サーシャ(ヒーラー・主人公パーティーの仲間・聖女) 女性 17歳
▼経歴
元小さな教会の聖女。孤児として生まれた後、ヒーラーや防御系など白魔法に長けているものの、常に人に尽くしているために貧乏になってしまい、明日食べるお金にも困っている。主人公ダンバーに助けられたことから彼と共にパーティーを組むことになるが、装備一式や宿代などを全部ダンバーに肩代わりしてもらっている。
▼性格
聖女として人に尽くすことに喜びを持っている。報酬を与えることができない貧乏な人にも手助けをしてしまうお人好しのために、その結果として貧乏となって明日食べるものにも困っている。幼い頃からお金で贅沢したことがないので、贅沢品を前にするとものすごく興奮する。羽目を外すと、とことんお金を使ってしまう(特にギャンブルでは熱くなって散財するタイプ)。調子に乗って大魔法を使って、主人公ダンバーの借金をさらに大きくする結果にもなる。
「やっぱり人の役に立ってこその人生ですよね?」
▼能力
回復や防御系の魔法の適正に長けているが、お金がないためにあまり使えない。
●アンリエッタ(タンカー・主人公パーティーの仲間・騎士) 女性 19歳
▼経歴
王国の元騎士。貴族の姫君として生まれ、一流の騎士ではあるものの、一流には一流のものが必要ということで、金がやたらとかかるために、王国の騎士団から解雇されてしまい、現在は傭兵として様々な地域の人々を助けている。報酬も全て装備品につぎ込んでしまうために、いつも金欠になっているような状況であり、あちこちに借金を抱えている。
▼性格
非常に仲間想いであり、腕も立つ好人物なのだが、装備品にやたらとこだわるために、金がかかってしまって仕方がないという欠点を持つ。そこは決して妥協をしないために、ダンバーと言い争いになることがよくある。
「やはり一流には一流に適した装備品が大事であろう」
▼能力
タンカーとしては一流であり、どんな敵の攻撃も耐え忍ぶことができる。
●ニャル(獣人ウエアウルフ・主人公パーティーの仲間) 女性 年齢不詳(外見14歳くらい)
▼経歴
火竜のダンジョンの中で出会った獣人の少女。火竜に滅ぼされた獣人ウエアウルフの一族の末裔であり、呪いをかけられてダンジョンの外に出ることができない。火竜のために働かされている。
▼性格
人間を観たことがないために、最初はダンバーたち一行を警戒するが、彼らが敵意がないことを知ると、彼らに対して友好関係を結ぶ。ダンバーにやたらくっついてくる。
「ニャルも一緒に行くー」
▼能力
狼に変身することができて、主人公たちの移動手段となる。
●プロット
▼第1話
森の中。主人公ダンバーはドラゴンを前に死にそうになっていた。商人から与えられた武器がなまくらであったために、まともに戦えずに逆にやられてしまったのだ。
回想。ダンバーは貧乏な家に生まれ育っているため、様々なバイトをして生活をして日々の生活をしていた。けれども、その中で借金取りの商人によって、なまくらの剣を与えられてドラゴン退治に行かされる。
現在。当然、冒険者でもないダンバーがドラゴンに敵うわけもなく、このままダンバーがドラゴンに殺されるかと思ったところ、魔女アリアネが現れて魔法で助けてくれる。さらにアリアネから弾かれたS級の剣がダンバーの手の中に入った時、ダンバーの力が覚醒をして、彼は剣を使うことができてドラゴンを倒すことができた。けれども、剣は砕け散ってしまった。
▼第2話
街。冒険者ギルドの一室。アリアネは冒険者ギルドの経営者であった。ドラゴン退治の報奨金をもらえるはずが、わずかな報奨金しかもらえなかった。それはダンバーが壊した剣の金額を経費としてさっ引かれたからだ。
アリアネから「勇者として働かないか。世界には希望が必要だ。そうすれば借金の返済もできる」と提案される。ダンバーはあらゆる武器を使用可能にし、さらに能力を何倍にも引き出す『レジェンタジリー』というチート能力を持っていた。
ダンバーは断ろうとするものの、外には借金取りが待ち構えているために、仕方なくアリアネの提案を受け入れて、バイトとしてアリアネの元で働くことを決める。
▼第3話
アリアネから早速次の仕事の依頼を受ける。とある村が魔物に襲われているので、魔物アビスを討伐してほしいというのだ。武器としてアリアネからA級の武器をレンタルさせてもらい、アビスに襲われている村へと向かう。
そこで人助けをしている聖女サーシャと出会うが、サーシャは腹ぺこで倒れてしまう。ダンバーはなけなしの金で彼女に食事をごちそうする。どうやらサーシャは聖女として教皇の命令でアビスを倒すために村まで来たものの、旅の途中で様々な人を助けていたらお金がなくなってしまったらしい。
▼その後の展開
ダンバーはその後、村に用心棒として雇われた傭兵のアンリエッタと出会って、サーシャとアンリエッタを仲間にしてアビスを戦うことになる。ダンバーは教会にあった伝説の聖なる杖をサーシャと力を合わせて使用して討伐することに成功する。けれども、ダンバーはレジェンタジリーの能力をまたもや使ってしまい、借金を減らすことができなかった。ダンバーは落ち込んでしまうが、サーシャとアンリエッタが励ましてお礼にダンバーの仲間になることになる。けれども、サーシャもアンリエッタも実は借金持ちであり、彼女たちの借金を背負う羽目となってしまう。
その後、ダンバーは城に呼び出される。聖なる杖をダンバーが能力で破壊してしまったことで、ファブニールという火竜の封印が解けそうになっていることを知らされる。
だが、この責任を取って火竜を封印すれば、報奨金として三億ゴールドを出そうと依頼される。しかも、アリアネの話によれば、火竜は宝物をため込んでいるために、それらを持ち帰って売却すれば、一気に大金持ちになるらしい。
ダンバーは借金返済のために、勇者としてサーシャとアンリエッタ、そしてアリアネは共に火竜のダンジョンに向かうことになる。
その後、ダンジョンの中で、獣人のニャルに出会う。彼女は火竜によって呪いをかけられた獣人であり、火竜のために働かされていた。
そして、ニャルの案内によってトラップを抜けて無事に宝物庫に到着して、宝物やら伝説の武器やらを見つけることに成功するが、そこに火竜ファブニールが現れる。
火竜は思いのほか手強く、ダンバーたちはピンチになってしまう。ダンバーは火竜が持っていた伝説の武器をレンジェンダリーによって使うが、ファブニールも思いのほか手強い。そこでファブニールが保有する全ての伝説の武器を一気に使う。
これによって無事に敵を討伐することに成功したが、ダンジョンが一気に崩れてしまって、ダンバーたちは命からがら逃げる。
伝説の武器や宝物は手に入らなかったが、城からの報奨金の三億ゴールドがあれば借金はチャラになると、ダンバーたちは城に向かったが、城が壊れかけていた。どうやら火竜ファブニールが暴れたことで地震が起きて街や城が被害を受けたのだ。
これによって城の補修費として三億ゴールドが必要となり、これを経費としてさっ引かれてしまい、ダンバーの借金はまた元どおりになってしまった。
これからもダンバーはバイト勇者として、様々な街の事件を解決しようということになって、物語は終わる。