一話 馬場純一が普段通りの仕事に勤しむ日から始まる。ある日、純一は異世界に転移してしまう。異世界に足を踏み入れた瞬間、彼は美しい自然と魔法の存在に驚きを隠せない。そこへ神様が現れ間違いで異世界に転移してまいったと言い元の世界に戻せないと話した。そこで詫びで好きなスキルを一つだけあげようと言われ木を簡単に伐採できるスキルをもらうと神様は消えていった。それから森の中に放り出された純一は歩きまわり倒れる。目を覚ますと誰かの家のベッドに寝ておりエルフのサロは純一が倒れている所を見つけここまで運んできてくれたと話す。純一は行く当てがないからここに住まわせてほしいと頼むとサロはためらいもなく受け入れてくれ純一はサロと一緒に住むことになった。

二話 異世界での新たな生活が始まった馬場純一はサロから友人のエルフの五百歳の誕生日に何かプレゼントしたいと言われ何かいいものないかと聞かれ純一は木工でできた椅子なら作れるからそれをプレゼントすればいいかもと提案するとサロは納得し木工の椅子を作ることが決定した。まずは純一が手に入れた「伐採スキル」を活かし、異世界の木材を利用して木工の椅子を製作することに成功する。サロの友人の誕生日の日、純一はサロの友人のエルフにそれをプレゼントすると笑顔で喜んでいた。それからサロは純一が作る木工品がすごいと思い、売り出して生計を立てたら言うと他にやることもないからという理由で自分が作った木工品を売り出すことになった。それから純一はどういう木工品を売り出すか考えていた。

三話 そして純一は木工でできた食器を作り出す決意をする。純一は異世界での新たな仕事にワクワクしながら取り組んでいた。彼は木工の能力を駆使して、美しい木製の食器を作り上げ、それをサロと一緒に販売することを決意し最初は小さな村の周りで販売を始め、口コミや評判が広がるにつれて需要が増えていった。純一の独自の技術と異世界の美しい木材を使った食器は、人々の心をつかんで離さなかった。彼は様々なデザインやサイズの木製のボウル、プレート、カップなどを作り、それぞれに異なる木材の風合いを活かしていた。彼の作品は美しく多くの人たちに愛されていった。サロも積極的に営業活動に協力し、お客様との交流を深めていった。二人は共同で仕事に取り組み、それがますます絆を深めるきっかけとなった。