俺はスキルボードを閉じようとしたが、疑問が一つ出てきた。
スキルツリーで下にスワイプが出来たならとスキルボードで下にスワイプができるのではないかと思った。
すると思っていた通りの反応が起きた。
――――――――――――――――――――
スキルツリー『Lv.2 ????』
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費でスキル解放可能。
――――――――――――――――――――
「まさかのスワイプができるとは……」
「ケントどうしたのじゃ?」
「新しいスキルなのか特技かわからないが覚えれるみたい」
「覚えれるって全くケントは変わりもんじゃな! 普段はいつのまにか使えるようになるのに……。やってみたらどうじゃ?」
言われるがまま医療ポイントを消費した。するとスキルツリー名が表示された。
――――――――――――――――――――
スキルツリー『Lv.2 異次元医療鞄』
空間に異次元の医療鞄を出すことができる。
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費で必要医療器具解放可能。10消費で容量を増やすことができる。
現在中身なし
――――――――――――――――――――
どことなく前世のアニメであった〇〇型ロボットのアイテムに似ている名前に懐かしさを感じた。
「地味にポイント消費が激しいな」
それでも医療ポイント110を使って医療器具と容量を増やした。
――――――――――――――――――――
スキルツリー『Lv.2 異次元医療鞄』
空間に異次元の医療鞄を出すことができる。
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費で必要医療器具および機器が解放可能。10消費で容量を増やすことができる。
1.打診器(テイラー式)
――――――――――――――――――――
「おい10ポイント消費したところに医療器具って……。しかも打診器って腱反射に使うぐらいにしか使い道ないじゃないか!」
「ケントどうじゃ!」
「あんまり良いスキルじゃないみたい」
俺はスキルを発動させた。腕をあげると手に光が集まり手首から先が空中に消えた。
「えっ!? 手が消えた」
「スキル【運搬】じゃ!」
コロポは俺の手が消えたことより、スキル【運搬】にびっくりしていた。
「ん? 運搬?」
だが俺のスキルは運搬ではない。
「運搬にはアイテムボックスという魔力量に比例して物を入れるスキルがあるんじゃ! それも珍しいんじゃよ」
行商人はスキル【運搬】持ちの人を自身の商会で囲むところから始まる。
そのためスキル『運搬』持ちの人は、一般的に商会関係にしか存在しない。
俺は異次元医療鞄から打診器を取り出した。
「あー、懐かしい!」
「なんじゃ! なんじゃ!」
打診器を軽く振っているとコロポは興味を示したのか近づいた。
「あぶない」
声をかけた時にはハンマーの一部が当たってしまった。コロポの体の大きさで有ればそんなに強くなくても痛いだろう。
すると反応は全く違った。
「えっ?」
コロポは勢いよく壁際まで飛んで行った。
「痛いのじゃ! それは小さいけど武器なのじゃ!」
今度は自身に使うと前世で使っていた打診器と変わらなかった。
「ただの打診器だよ?」
「いや、それは武器じゃ! もうわしは寝る」
そう言ってコロポはふらふらしながらベッドの下に戻って行った。どうやら俺が武器と認めなかったことに拗ねてしまったらしい。
「俺も寝よう」
いつのまにか時間も遅くなり俺もベッドに入り寝ることにした。
スキルツリーで下にスワイプが出来たならとスキルボードで下にスワイプができるのではないかと思った。
すると思っていた通りの反応が起きた。
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スキルツリー『Lv.2 ????』
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費でスキル解放可能。
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「まさかのスワイプができるとは……」
「ケントどうしたのじゃ?」
「新しいスキルなのか特技かわからないが覚えれるみたい」
「覚えれるって全くケントは変わりもんじゃな! 普段はいつのまにか使えるようになるのに……。やってみたらどうじゃ?」
言われるがまま医療ポイントを消費した。するとスキルツリー名が表示された。
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スキルツリー『Lv.2 異次元医療鞄』
空間に異次元の医療鞄を出すことができる。
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費で必要医療器具解放可能。10消費で容量を増やすことができる。
現在中身なし
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どことなく前世のアニメであった〇〇型ロボットのアイテムに似ている名前に懐かしさを感じた。
「地味にポイント消費が激しいな」
それでも医療ポイント110を使って医療器具と容量を増やした。
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スキルツリー『Lv.2 異次元医療鞄』
空間に異次元の医療鞄を出すことができる。
[ポイント消費]
※医療ポイント100消費で必要医療器具および機器が解放可能。10消費で容量を増やすことができる。
1.打診器(テイラー式)
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「おい10ポイント消費したところに医療器具って……。しかも打診器って腱反射に使うぐらいにしか使い道ないじゃないか!」
「ケントどうじゃ!」
「あんまり良いスキルじゃないみたい」
俺はスキルを発動させた。腕をあげると手に光が集まり手首から先が空中に消えた。
「えっ!? 手が消えた」
「スキル【運搬】じゃ!」
コロポは俺の手が消えたことより、スキル【運搬】にびっくりしていた。
「ん? 運搬?」
だが俺のスキルは運搬ではない。
「運搬にはアイテムボックスという魔力量に比例して物を入れるスキルがあるんじゃ! それも珍しいんじゃよ」
行商人はスキル【運搬】持ちの人を自身の商会で囲むところから始まる。
そのためスキル『運搬』持ちの人は、一般的に商会関係にしか存在しない。
俺は異次元医療鞄から打診器を取り出した。
「あー、懐かしい!」
「なんじゃ! なんじゃ!」
打診器を軽く振っているとコロポは興味を示したのか近づいた。
「あぶない」
声をかけた時にはハンマーの一部が当たってしまった。コロポの体の大きさで有ればそんなに強くなくても痛いだろう。
すると反応は全く違った。
「えっ?」
コロポは勢いよく壁際まで飛んで行った。
「痛いのじゃ! それは小さいけど武器なのじゃ!」
今度は自身に使うと前世で使っていた打診器と変わらなかった。
「ただの打診器だよ?」
「いや、それは武器じゃ! もうわしは寝る」
そう言ってコロポはふらふらしながらベッドの下に戻って行った。どうやら俺が武器と認めなかったことに拗ねてしまったらしい。
「俺も寝よう」
いつのまにか時間も遅くなり俺もベッドに入り寝ることにした。