〜咲人二〜

 今日は、二十歳の誕生日これからは 親戚に頼らず生きていく。出来れば咲良とこの日を迎えたかった。六年前の今日咲良は、死んだ。俺への最後の言葉は、「一人にして、ごめん」だった。