感想ノート
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碓氷澪夜 2024/04/10 22:25
感想くださりありがとうございます!
無知の知と言う言葉がありますが正にそうで、村の人達は無知である事を知らない。そして空想に縛られて、黒龍は人喰いで、畏怖すべき脅威であるという絵空事を真実として思考を放棄して、繰り返す。そして、ヒロの母親の様に、その固定観念の所為で、見紛う。それ故に苦しみ、それ故に立ち上がり。それ故に破綻する。
理から逃れようとも、結局は大きな流れには逆らえない無力感と言うか、世間の強さと言うか。
そんな事を考えながら書いた拙作です。
未知の恐ろしさ...正にそのこと。
しっかりとその辺りも描けていたと分かって嬉しいです!
素敵な感想をありがとうございました!!作者からの返信 2024/04/10 22:46
この物語を読んでまず思ったことは、歴史は繰り返される、でした。
黒龍様と英雄の贄が共感し、穏やかな日々を送ったことが想像できたからこそ、あの展開は衝撃で、とても苦しかったです。
彼女だけでなく、黒龍様もまた苦しんだ1人なのかもしれないと思うと、この物語における切なさを一気に感じました。
未知の恐ろしさも教えてもらった気がします。
素敵な物語を、ありがとうございました!