今日は、深空のお母さんと会う日。優空さんというらしい。しかし、集合の時間になっても深空は現れない。そこに深空から電話が来た。
深空「怜央。助けて。」
怜央「深空どうした？」
深空「狭い部屋に閉じ込められてるの。多分、あの人だと思う。」
？「深空何してる?電話だと？助けを呼ぶなんて許さないわよ。」
ツゥーツゥー
そこで電話が切れた。
怜央「どういう事だ。」
優空「あの声は……。里帆さんね。」
怜央「里帆さんとは？」
優空「深空の血の繋がらない母で、深空に意地悪した張本人よ。」
怜央「意地悪？というか、義母さんは亡くなったのでは?」
優空「あら。聞いてない？亡くなったのは血の繋がらない妹さんよ。」
　恐らく義母が亡くなった。という事になっているが。妹が家に訪れていて、情報を操作して義母が亡くなった事に、したのだろう。
　怜央には、炎のような激しい怒りが込み上げた。絶対に深空を取り戻す。