苦痛

毎日学校に行くのが辛い。
下足場では上靴がなくなってる。教室に着けば机の上には大量の暴言が書かれた落書き。ロッカーにおいていた教科書は隠されてる。
このようなことは毎日続いている。しかしいじめられるのは自分のせいだったとわかっているから誰にも助けを求めれなかった。
〜「八方美人ってまじきもいよね。周りに意見合わせてさぁ〜。特に望美とか周りに意見合わせすぎなとこやばくない。」そんな言葉を面と向かって言われたときにとっさに笑ってしまった。「それがきもいんだよw」そんなことを言われた。それから余計ひどくなり最初は無視されていた。よく考えればあの頃からだったな。いじめられるの。あれからもっとひどくなっていまにいたるし。〜
あれから誰にも助けを求めれないまま半年が経った。今日は卒業式の日。やっと、この中学から卒業できる。高校は一応近辺のとこを受かってるけど行く気はない。冬休みが明けた後の三学期は学校に行くのがとてつもなく嫌だったけど親とか担任に事情聞かれたくないし、受験もあったから行くことにしていた。相変わらずいじめは続いたけどw。
やっと春休みに入った。今年に入っていろいろとあったけど春休みに入るとどうでも良くなってきた。(宿題はめんどいけどw)やることのないまま春休みが過ぎていく。しかし、高校入学までの日数が近づく連れ学校に行くのが怖いという感情がまた出てきている。
「また、あの生活が戻ってきたら…3年間もやだ…」
「いっそのこと自殺したほうが…」ってことを考える日もあった。
高校の入学式の1週間前もう私は耐えきれなくなっていた。
その日の夜中に橋の上に立ち川に向かって身を投げ出した。地獄の日々から開放される…。そう思いつつ遠くなる悲鳴を聞いていた。
気がつくとそこには真っ白な天井が見えた。



後悔

真っ白な天井を見上げていると横から親の声がする。なにか泣いているように聞こえた。そこで私は確信した。"死ねなかった"んだと。