詩集 声にならない言葉を君に

私達はちっぽけで、世界を変えるなんてできないと思ってた。
でも、君は世界を変えてくれた。
私のちっぽけな視界を広げてくれた。
今は君が世界の全てなんだよ。
恋なんてしなくても生きていけるけど、恋する気持ちにブレーキは効かない。

愛されなくても生きていけるけど、人に好かれるに越したことはない。
私なんか、とか、君なんかという言葉はマイナスな印象だ。

「なんか」という言葉はひとく曖昧だ。

なんか楽しい、とか、なんか似てるな、とか。

なんだかという意味もある。

つまり言葉は使い方次第だったりする。

今日の「なんか」はどんな意味?
私が何者になるかもわからない時にいた場所は学校だ。

母でもなく会社員でもなく妻でもない時。

たくさんの無限なる時間をくれた場所。

何者にかなった私は久々にみんなに会いに行く。

同窓会というタイムリープの場所へ。
重いとかそんな軽い言葉で愛を語ってほしくない。

好きは好き。

重いから嫌なんで、こちらの愛情伝わってませんかね?

ドライな考えばかりの人間じゃない。

10年後も好きだった気持ちは忘れないよ。

だけどバイバイ。
痛みは見えないから、なかなかわかってもらえない。

心の痛みも体の痛みも他人にはわからない。

でも、そっと寄り添う誰かがいたら痛くなくなるかもしれないんだよ。

その誰かになるのは誰にでもあると思うんだよ。
不治の病はピンキリで、些細な病から命に関わる病もある。

ひとつ薬を飲むと副作用で別の病が現れたりする。

病は気からなんていうけど、細胞の不具合には逆らえない。

気持ち次第で生きていくのが楽しくなったり、辛くなったり、それは実際に存在する病のひとつでもある。
 第一印象はマシュマロみたいに甘くて柔らかいような気がした。
 存在自体が心地良い君。

 柔らかできめ細やかな肌も
 角のない性格も
 甘ったるい声も
 ふんわりしている髪の毛も。

 なんだかマシュマロみたいだと思う。

 溶けて無くなりそうな気がするから
 最大限に大切にしたいんだよ。

 世界一大切な人だから。
好きかもしれないと思った時から、世界が変わった。

君が笑うと嬉しくなるし、ヤキモチも受け入れる自分に納得している。

告白なんてできないけど、好きかもしれない君を想い続けるくらいいいよね?

君の全部が好きかもしれない。

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