柚花は早速誰もいない部室で制服を脱ぎ、着物を着て一人で部活動をする。
着物は小さい頃から書道をするときに着ていたから着づらいとかは無い。むしろ着物を着ていると心が落ち着き、無の心・・・無の境地に辿り着ける。
無の境地に辿り着けたら、書道でも勉強でも殺し合いでも絶対に集中が途切れない。故に最高の結果を出すこと間違いなしである。
柚花は紙を持ってきて机に置いた。そして筆に墨を付けて丁寧にゆっくりと字を書く。
その文字は『天上天下唯我独尊』であった。
書き上がった字を見て柚花は「うん!」と声を上げる。
「上手く書けた!文字のバランスも良いし、特攻服に天上天下唯我独尊の文字を書いている暴走族のお兄ちゃんをイメージ出来る字に仕上がったよ!」
天上天下唯我独尊とは一昔前の暴走族が特攻服に書いていたと言われる文字である。
ちなみに意味は柚花も知らない。
以前、忍者の仕事をしたときに暴走族を懲らしめたことがあったが、その時の暴走族の兄ちゃんの特攻服に天上天下唯我独尊の文字が書いてあった。
その文字を見た柚花は意味はよく分からないけど、なんかカッコいいと感じたのである。
だから今、その字を書いただけである。
「ふふ〜ん。この文字書いた紙、壁に貼り付けとこっと♪」
ニッコニコの柚花は紙に瞬間接着剤を付けて貼り付ける。
「ふふん♪この接着剤強力だから簡単には取れないもんね♪」
どうやら柚花は天上天下唯我独尊の文字の書いた紙を捨てられたくないのか瞬間接着剤でガッチガチに貼り付けた。
「よし、終わりっと♪」
良い文字が書けたところで朝の部活を終わろうとする柚花。その時であった。
「あ、柚花ちゃん!」
突然部室の扉が開いて入ってきた眼鏡の女の子が驚いた。
「あ、千歌ちゃんだ♪千歌ちゃんも朝練?」
眼鏡の黒髪ロングの女の子に近寄る柚花は満面の笑みであった。
彼女こそが柚花の莫逆の友である近本千歌である。
柚花の幼馴染にして忍者の名門近本家の後継ぎである。
着物は小さい頃から書道をするときに着ていたから着づらいとかは無い。むしろ着物を着ていると心が落ち着き、無の心・・・無の境地に辿り着ける。
無の境地に辿り着けたら、書道でも勉強でも殺し合いでも絶対に集中が途切れない。故に最高の結果を出すこと間違いなしである。
柚花は紙を持ってきて机に置いた。そして筆に墨を付けて丁寧にゆっくりと字を書く。
その文字は『天上天下唯我独尊』であった。
書き上がった字を見て柚花は「うん!」と声を上げる。
「上手く書けた!文字のバランスも良いし、特攻服に天上天下唯我独尊の文字を書いている暴走族のお兄ちゃんをイメージ出来る字に仕上がったよ!」
天上天下唯我独尊とは一昔前の暴走族が特攻服に書いていたと言われる文字である。
ちなみに意味は柚花も知らない。
以前、忍者の仕事をしたときに暴走族を懲らしめたことがあったが、その時の暴走族の兄ちゃんの特攻服に天上天下唯我独尊の文字が書いてあった。
その文字を見た柚花は意味はよく分からないけど、なんかカッコいいと感じたのである。
だから今、その字を書いただけである。
「ふふ〜ん。この文字書いた紙、壁に貼り付けとこっと♪」
ニッコニコの柚花は紙に瞬間接着剤を付けて貼り付ける。
「ふふん♪この接着剤強力だから簡単には取れないもんね♪」
どうやら柚花は天上天下唯我独尊の文字の書いた紙を捨てられたくないのか瞬間接着剤でガッチガチに貼り付けた。
「よし、終わりっと♪」
良い文字が書けたところで朝の部活を終わろうとする柚花。その時であった。
「あ、柚花ちゃん!」
突然部室の扉が開いて入ってきた眼鏡の女の子が驚いた。
「あ、千歌ちゃんだ♪千歌ちゃんも朝練?」
眼鏡の黒髪ロングの女の子に近寄る柚花は満面の笑みであった。
彼女こそが柚花の莫逆の友である近本千歌である。
柚花の幼馴染にして忍者の名門近本家の後継ぎである。