翌日『ごめん』という短いメールだけが送られてきた。
「何に対するごめんなんだか」
家に帰って来た私は、その文面とずっと睨めっこしている。
なんて返事を返せばいいんだろ。
勝手に切った私も悪いけどさ。でも、彼女よりゲームを優先する男なんてないって、友だち達も言ってたし。
「だけど、仲直りするべきなんだろうなぁ」
なんだかんだ言って、告白は向こうからだったけど私は祐輔のことが好きだし。
こんなちょっとの喧嘩で終わりたくなんてない。
ベッドに横になったまま、ただずっとスマホを見つめていた。
シーツが温かくはならず、ひんやりとしている。
「電話かかってきたら、切ったのは悪かったって言おう。その上で、ゲームより私に時間を取って欲しいってちゃんとお願いしようかな」
毎日かかってくる電話を、ただずっと私は待ち続けた。
でも何時間待っても、日付が変わってもスマホが鳴る気配はない。
「祐輔寝ちゃったのかな? 来ないなら寝ちゃおうかな」
そう思ってはみたものの、あと少し、もう少し。
彼が来てくれるような気がして、ただスマホを眺めていた。
「何に対するごめんなんだか」
家に帰って来た私は、その文面とずっと睨めっこしている。
なんて返事を返せばいいんだろ。
勝手に切った私も悪いけどさ。でも、彼女よりゲームを優先する男なんてないって、友だち達も言ってたし。
「だけど、仲直りするべきなんだろうなぁ」
なんだかんだ言って、告白は向こうからだったけど私は祐輔のことが好きだし。
こんなちょっとの喧嘩で終わりたくなんてない。
ベッドに横になったまま、ただずっとスマホを見つめていた。
シーツが温かくはならず、ひんやりとしている。
「電話かかってきたら、切ったのは悪かったって言おう。その上で、ゲームより私に時間を取って欲しいってちゃんとお願いしようかな」
毎日かかってくる電話を、ただずっと私は待ち続けた。
でも何時間待っても、日付が変わってもスマホが鳴る気配はない。
「祐輔寝ちゃったのかな? 来ないなら寝ちゃおうかな」
そう思ってはみたものの、あと少し、もう少し。
彼が来てくれるような気がして、ただスマホを眺めていた。