guilty moon

青春・恋愛

綴音夜月/著
guilty moon
作品番号
1712160
最終更新
2023/12/10
総文字数
10,873
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

総合11位(2023/12/17)

青春・恋愛6位(2023/12/14)

ランクイン履歴

総合11位(2023/12/17)

青春・恋愛6位(2023/12/14)

 贖罪月、それは室町時代から言い伝えられる数千年に一度の『全ての罪を奪い去る月』。
どんな重罪も、過去の恋心も、本音を隠した嘘も、全ての罪がその月の純白の光によって消し去ることができる。

 月和は一つ上の先輩、一夜に恋をしている。
一度散ってしまった想いを棄てきれないまま、気持ちを隠し持っていた。
そんな中、贖罪月が浮かぶ夜。一夜からの着信を受ける。
空き地のベンチ、並んで月を眺めるふたりだけの時間。
美しいはずの月は、月和の目には映らなくて……。

 恋する人と過ごす、美しすぎる時間。
室町時代に記された風雅集からの物語を、令和創造新釈とともにお届けします。
奥ゆかしい月の光のように、この物語が響きますように。

 ※作中に登場する『贖罪月』は実在しないフィクションによって創られたものとなっております。
あらすじ
 私は月をみている、美しすぎる白い光をみている。
数千年に一度の夜を、追いかけ続けた彼の隣で。

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この作品の感想ノート


「guilty moon」読ませていただきました。


一夜と月和の2人きりの会話というシンプルなシーンでしたが、2人が話す内容はとても深く、また同情する部分も多かったです。


私はこの話で、贖罪月というものを初めて知りました。罪を全て奪ってくれる。なんて素敵なんだろう、と思いました。


そこからこんな話に発展できるとは驚きです。


とても素敵な物語を、ありがとうございました☺️

2023/12/10 22:16

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