ドラゴンは消えてしまったが、ドラゴンがきた衝撃で、モジューレの8つの星座にヒビが入ってしまった。「これ、どうしたら……いいの、?」と愛璃は絶望に及んでいた。こんな時でも、僕はずっと無表情。なんでだろ……と心で少し笑った。「ね、こはく君?こんな状態、どうしたらいいのですか?」凛は真剣に僕に聞いてくる。愛璃も真剣に聞くようにこっちを見た。晃輝は静かにそっぽを向いていた。僕はすーっと息を吸い、「しょうがないや、8つの星座を取り戻そう」そう言った。すると、晃輝が僕の腕を掴んだ。僕は掴まれた手を振りほどいたが、晃輝の手は強く離すことが出来なかった。「何?なんかよう?」と無表情のまま聞くと晃輝は「お前、気に入らねぇ、」そう言われた。「あっそ、」と冷たく接して、凛と愛璃を連れて進むことにした。
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