結局、ペンは4本。あと4本となった。その時、森の奥で
「そんなこと、……」
「だから、お前がここにいる意味はねぇってこと、」
と女の子と双子の男の子が話しているのを見た。晃輝は歯を食いしばっている。僕は、呆れた目をして見た。すると、女の子と男の子は喧嘩を始めようとしていた。
「やばいっ、」
凛は呟き、繋いでいた愛璃の手を強く握ったようだ。双子が女の子に殴りにかかりそうになったとき……
「「っ!!お前、」」
と双子の声が響いた。女の子と双子の間に晃輝が入り込んで腕を掴んでいた。
「……邪魔、お前、弱いものいじめか?」
と晃輝は言って双子の腕を強く握っていた。すると、女の子は、焦りだし、晃輝の手に触れた。全員落ち着くと、自己紹介を始めた。
「俺は、ポルックス、兄だ、」
「俺は、カルトス、弟だ、」
「私は、サジタリウスです、」
と3人は自己紹介をすると、僕たちも1人1人、言う。
「なんで2人はサジタリウスに殴りかかろうとしたの?」
と凛は、聞いていた。すると、
「「俺たち、自由を貰ったから、なんでもしたくて、」」
とポルックスとカルトスは言った。

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