ここはタータム草原。と言っても、まだ町から出たばかりだ。
今ここには、私以外グレイとムドルさんとメーメルとベルべスクがいる。
勿論、トラットとキルリアも一緒だ。
あれから私は、しばらく混乱していた。だけど、考えていても何も解決しないと思い悩むのをやめる。
それにこれから一緒に旅をするのにまずいと思った。
考えないようにしよう。それにムドルさんの気も変わるかもしれないし。そう思ったからだ。
そして現在、私は何もなかったようにグレイ達と話していた。
ムドルさんも、さっきのことを忘れたかのように会話してる。時折、私の方をチラチラみながら。
私はグレイの方に視線を向ける。なんか私とムドルさんを交互にみているようにみえた。
まさか、気づいてないよね。
そんな考えを余所にグレイが話し始めた。
「そういえば、これからどうする? 転移の魔法でアクロマスグに言った方が速い」
「そうですね。確かに、ここからアクロマスグまでは……かなり遠い。歩いていくとなると、約二ヶ月はかかります」
「そうじゃな。でもグレイ、他の町にもよる予定だったはずじゃ」
そうメーメルが言うとグレイは頷く。
「ああ、色々と調べたいことがあるしな」
「それなら、のんびり旅を楽しみましょう」
「そうだな……ムドルの言う通り、旅を楽しむか」
そう言いグレイとムドルさんは、お互い見合い頷き笑う。
なんか二人共、前よりも仲が良くなったように思える。
その後、私たちは次の町を目指し歩いたのだった。
▼△★▽▲☆▼△
――そして半年後……ここは、タルキニアの町の冒険者ギルド。
「――さん、今日の依頼はこれにするのですね」
そう言い私は、依頼書と冒険者さんのプレートに承認の印をつける。
「ルイちゃんは、今日も元気だな」
「ありがとうございます」
そう言いながら私は、ニコリと笑った。
そして、今日も受付の仕事が始まる……。
「冒険者の皆さん、お疲れ様です!」
――まだ語り尽くせないことだらけ……。
あれから何があり、どうなったのか。それは後々、語ろうと思います。
――そして泪たちの物語は一旦ここまでとなり、再び会える日まで……。――――♡♥完♥♡
今ここには、私以外グレイとムドルさんとメーメルとベルべスクがいる。
勿論、トラットとキルリアも一緒だ。
あれから私は、しばらく混乱していた。だけど、考えていても何も解決しないと思い悩むのをやめる。
それにこれから一緒に旅をするのにまずいと思った。
考えないようにしよう。それにムドルさんの気も変わるかもしれないし。そう思ったからだ。
そして現在、私は何もなかったようにグレイ達と話していた。
ムドルさんも、さっきのことを忘れたかのように会話してる。時折、私の方をチラチラみながら。
私はグレイの方に視線を向ける。なんか私とムドルさんを交互にみているようにみえた。
まさか、気づいてないよね。
そんな考えを余所にグレイが話し始めた。
「そういえば、これからどうする? 転移の魔法でアクロマスグに言った方が速い」
「そうですね。確かに、ここからアクロマスグまでは……かなり遠い。歩いていくとなると、約二ヶ月はかかります」
「そうじゃな。でもグレイ、他の町にもよる予定だったはずじゃ」
そうメーメルが言うとグレイは頷く。
「ああ、色々と調べたいことがあるしな」
「それなら、のんびり旅を楽しみましょう」
「そうだな……ムドルの言う通り、旅を楽しむか」
そう言いグレイとムドルさんは、お互い見合い頷き笑う。
なんか二人共、前よりも仲が良くなったように思える。
その後、私たちは次の町を目指し歩いたのだった。
▼△★▽▲☆▼△
――そして半年後……ここは、タルキニアの町の冒険者ギルド。
「――さん、今日の依頼はこれにするのですね」
そう言い私は、依頼書と冒険者さんのプレートに承認の印をつける。
「ルイちゃんは、今日も元気だな」
「ありがとうございます」
そう言いながら私は、ニコリと笑った。
そして、今日も受付の仕事が始まる……。
「冒険者の皆さん、お疲れ様です!」
――まだ語り尽くせないことだらけ……。
あれから何があり、どうなったのか。それは後々、語ろうと思います。
――そして泪たちの物語は一旦ここまでとなり、再び会える日まで……。――――♡♥完♥♡