早速開けてもいいかいと皆に問い、許可を得ると、ゆっくりとリボンを解いて中身を確認する。
するとレオンハルトの表情が一気に驚きへと変化し、そして今度はその中身を優しく見守るようなそんな表情で見つめる。
(何が入っているのでしょうか)
コルネリアはその中身を知らなかったため、レオンハルトの目をじっと見つめていたのだが、彼は途端に彼女の目に視線を合わせると、まばゆいほどの笑顔を浮かべた。
そして、レオンハルトは袋からプレゼントを取り出すと、そのうちの一つをコルネリアに差し出した。
「え?」
「お揃いのグラスだよ、しかもこれはおそらくこの街一番の職人の手で作られたもの」
レオンハルトはテレーゼのほうへ顔を向けると、彼女はその通りといったように深く頷く。
「素敵ですね……」
コルネリアがそう思うのも無理はなく、この職人の手によってつくられたグラスは、細かいガラス細工が施されており、なかなか手に入るものではない。
数日単位で待つような品ではないため、おそらく使用人たちがこの日の為にだいぶ前から注文してあったのだろう。
するとレオンハルトの表情が一気に驚きへと変化し、そして今度はその中身を優しく見守るようなそんな表情で見つめる。
(何が入っているのでしょうか)
コルネリアはその中身を知らなかったため、レオンハルトの目をじっと見つめていたのだが、彼は途端に彼女の目に視線を合わせると、まばゆいほどの笑顔を浮かべた。
そして、レオンハルトは袋からプレゼントを取り出すと、そのうちの一つをコルネリアに差し出した。
「え?」
「お揃いのグラスだよ、しかもこれはおそらくこの街一番の職人の手で作られたもの」
レオンハルトはテレーゼのほうへ顔を向けると、彼女はその通りといったように深く頷く。
「素敵ですね……」
コルネリアがそう思うのも無理はなく、この職人の手によってつくられたグラスは、細かいガラス細工が施されており、なかなか手に入るものではない。
数日単位で待つような品ではないため、おそらく使用人たちがこの日の為にだいぶ前から注文してあったのだろう。