それから私たちはもっと興奮し、神の言葉をもっと宣べ伝えたいと思うようになった。
冒険好きな友人も、ルシと私が話していることをすべて欲しがった。
ダンジョンからギルドまで。
そして、ヒーローとゴブリンディスが青の王国の路上で数えられ
青い王国の
貧乏人から大金持ちまで
金持ちまで
それは王の耳に届いた。
彼はそれが気に入らなかった。
神父に償いに行った。
彼は司祭に、この不潔な子供に教えるのをやめるように言った。
司祭は、子どもは何をしようと自由だ。
子どもは何をしようと自由である。
飢えたり
盗まれた。
子供たちは神からの贈り物なのだ、と。
神はすべての人を愛しておられる。
王はさらに怒って言った。
この王国では、モンタロ神とドラゴン神しか崇拝していない。
司祭は、それらは偽りの神々だと言った。
王は怒り、司祭と代理人を抹殺すると言った。
司祭は恐れていないと言い、私たちを守ると言った。
私たちは時間通りに到着した。
その後、王は去った。
そして私は司祭に言った。
この汚い王は死なないからだ。
司祭は私を叱り
憎しみは何も生まないと教えてくれた。
それから私たちは教会に入り、司祭はモーセの物語を語り始めた。
モーセの物語。
「これらはヤコブと共にエジプトに行ったイスラエルの子らの名であり、人はみなその家と共に入った:
「ルベン、シメオン、レビ、ユダ」;
イッサカル、ゼブルンおよびベニヤミン;
ダン、およびナフタリ、ガド、およびアシェル。
- ヤコブの腰から出た魂はすべて七十人であったが、ヨセフはエジプトにいた。
- ヨセフは死に、そのすべての兄弟たち、およびそのすべての世代も死んだ。
- イスラエルの子らは実を結び、大いに増え、増殖し、大いに強くなったので、地は彼らで満たされた。
- ヨセフを知らなかったエジプトに、新しい王が生じた;
彼はその民に言った、「見よ、イスラエルの子らの民は多く、われわれよりも強い」。
- 見よ、われわれは彼らに対して賢明になろう。彼らが増えて、戦争が起こるとき、彼らもわれわれの
敵に加わって、われわれと戦い、この地から上ってこないように。
「彼らは重荷を負わせて彼らを苦しめるために、彼らの上に重臣を置いた。彼らはファラオにピトンとラ
メセスという店を建てたからである。
しかし、彼らが彼らを苦しめれば苦しめるほど、彼らはますます増え、イスラエルの子らのために疲れる
ようになった。
そしてエジプト人はイスラエルの子らに、硬く仕えさせていた;
- それで彼らは、粘土や煉瓦、畑でのすべての労働、すべての奉仕で、彼らの命を苦しくし、そこで彼
らは硬さをもって彼らを強制した。
エジプトの王はヘブルびとの助産婦に言った、そのうちのひとりの名はシフラー、もうひとりの名はプアで
あった、
- そして言った、「あなたがたはヘブライの女を産むのを助け、その席で見るとき、もしそれが子であれば
殺し、もしそれが娘であれば、生きなさい」。
- しかし助産婦たちは神を畏れ、エジプトの王の言ったとおりにせず、子供たちを生かしておいた。
エジプトの王は助産婦たちを呼んで言った、「あなたがたはなぜこのようなことをしたのか、子供たちを
生かしたままにしておいたのか。
助産婦たちはパロに言った、「ヘブライの女はエジプトの女とは違うからです。
「それゆえ、神は助産婦たちに良いことをされた。そして民は増え、非常に強くなった。
助産婦たちが神を恐れたので、神は彼らのために家を建てられた。
- そこでパロはそのすべての民に命じて言った:生まれてくる子はみな川に投げ捨て、娘はみな生かし
ておかなければならない。
「レビの家の人が行って、レビの娘と結婚した。
その女は子を宿し、産んだが、その子が美しいのを見て、三か月間、これを隠した。
しかし、もう隠すことができなくなったので、彼女は葦の箱をとり、その中に粘土とビチューメンとを並べて
、その子を入れ、川岸の葦の中に置いた。
その妹は遠くから立って、この子がどうなるかを知ろうとした。
「パロの娘は川で洗おうとして下り、その乙女たちは川のほとりを歩いていた。彼女は葦の中にある箱
を見て、乙女を遣わし、それを取った。
「彼女がそれを開けてみると、子供がいた。見よ、子供は泣いていた。彼女はその子を憐れんで、「こ
れはヘブル人の子である」と言った。
その妹はパロの娘に言った、「わたしは行って、ヘブル人の乳母を連れてきて、あなたのためにこの子を
育てさせましょうか」。
- ファラオの娘は彼女に言った:行け」と言った。女中は行って、その子の母親を呼んだ。
パロの娘はその女に言った、「この子を連れて行き、育ててください。すると女はその子を連れて行き、
育て上げた。
その子が大きくなってから、彼女はその子をパロの娘のところに連れて行き、養子にした。
そのころ、モーセが成長して、その兄弟たちのところへ出て行き、彼らの重荷を考えたとき、エジプト人
がその兄弟であるヘブル人を打つのを見た。
「彼はあちこち見て、そこに人がいないのを見て、そのエジプト人を殺し、砂の中に隠した。
翌日、彼はまた出かけたが、見よ、二人のヘブル人が争っていた。
彼は言った、「だれがあなたをわれわれの支配者、裁判官としたのですか。あなたはエジプト人を殺し
たように、わたしを殺そうと考えているのか。モーセは恐れて言った、「きっと、この問題は解決される。
パロはこのことを聞いて、モーセを殺そうとしたが、モーセはパロから逃れて、ミディアンの地に住み、井戸
のほとりに座った。
- ミディアンの祭司には七人の娘があったが、彼らは水を汲みに来て、桶を満たし、その父の群れに飲
ませるために来た。
羊飼いたちが来て、彼らを追い出したので、モーセは立ち上がって彼らをかばい、群れに水を与えた。
彼らはその父レウエルのもとに帰ったので、彼は言った、「あなたがたはなぜ、今日、こんなに早くまた
来たのか。
彼らは言った、「エジプト人が羊飼いたちの手からわたしたちを救い出し、わたしたちに豊かな水を汲
んで、群れに飲ませました」。
- 彼はその娘たちに言った、「彼はどこにいるのか。なぜ、あの人を置き去りにしたのですか。パンを食べ
させるために、彼を呼びなさい。
- モーセはその人と住むことを承諾し、その人はモーセにその娘ジッポラを与えた、
彼女は子を産んだが、彼はその名をゲルショムと呼んだ、なぜなら彼は言った、「わたしは見知らぬ土
地で見知らぬ者であった」。
多くの日の後、エジプトの王が死んだとき、イスラエルの子らはその束縛のためにため息をついて叫び
、その叫びはその束縛のために神にのぼった。
- 神は彼らのうめき声を聞いて、アブラハムと、イサクと、ヤコブとの契約を思い出された;
- 神はイスラエルの子らをご覧になり、その状態をご覧になった。
「モーセはミディアンの祭司である義父エテロの群れを養っていたが、群れを率いて荒野を進み、神の
山、ホレブに至った」。
主の使いが、柴の中から火の炎をあげて彼に現れたので、彼が見ると、見よ、柴は火で燃えたが、柴
は焼き尽くされなかった。
モーセは言った:柴が燃えなかったので、わたしはここに移って、この大いなる幻を見ようと思います」。
主は彼が見ようとするのを見て、神は柴の中から彼に叫んで言われた、「モーセ、モーセ」。彼は言った
、「わたしはここにいる。
主は言われた、「ここに近づいてはならない、あなたの足から靴を脱げ。
「わたしはあなたの父の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である」と言われた。モーセは神を
見るのを恐れて、顔を隠した。
主は言われた、「わたしはエジプトにいるわたしの民の苦難を確かに見た、またそのつかさのために彼ら
の叫びを聞いた。
「それゆえ、わたしは彼らをエジプト人の手から救い出し、その地から良い地、広い地、乳と蜜の流れ
る地、すなわちカナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人のいる所に連れ出すため
に降りてきた。
「今、見よ、イスラエルの子らの叫びがわたしのもとに来て、わたしはエジプト人が彼らを圧迫しているの
を見た。
「それゆえ、今来て、わたしはあなたをパロに遣わし、わたしの民(イスラエルの子ら)をエジプトから連
れ出すようにしよう。
- モーセは神に言った、「わたしは何者ですか、パロのところに行って、イスラエルの子らをエジプトから連
れ出すべき者ですか。
すると神は言われた、「わたしは必ずあなたとともにいて、わたしがあなたを遣わしたことのしるしとなる
:あなたがこの民をエジプトから連れ出したら、この山で神に仕えなさい。
モーセは神に言った、「見よ、わたしがイスラエルの子らのところに来て、『あなたがたの先祖の神はわた
しをあなたがたに遣わされた』と言うと、彼らはわたしに向かって、『その名は何ですか』と言うであろうか
。私は彼らに何と答えようか。
そして神はモーセに言われた、「わたしは、わたしである」。そして言った、「あなたはイスラエルの子らにこ
う言いなさい、『わたしはあなたがたにわたしを遣わした』と」。
神はさらにモーセに言われた、「あなたはイスラエルの子らにこう言いなさい、あなたの先祖の神、アブラ
ハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主が、私をあなたがたに遣わされたのです。
「行って、イスラエルの長老たちを集め、彼らに言いなさい:あなたがたの先祖の神、アブラハム、イサ
ク、ヤコブの神である主が、わたしに現れて言われた:わたしは必ずあなたがたを訪ね、エジプトであな
たがたになされることを見た。
そこでわたしは言った、「あなたがたをエジプトの苦難から、カナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ペリジ人
、ヒビ人、エブス人の地に導き上げ、乳と蜜の流れる土地にしよう」。
- 彼らはあなたの声を聞くであろう。そしてあなたはイスラエルの長老たちとともにエジプトの王のもとに
行き、彼に言う、「ヘブル人の神、主はわたしたちに会われました。私たちの神、主に犠牲を捧げるた
めに、三日の行程で荒野に行こう。
「しかし、エジプトの王が、強い手でもって、あなたがたを行かせないことを、わたしは知っている。
「わたしは手を出して、エジプトを打ち、その中に行うわたしの不思議なことをすべて行うから、その時、
彼はあなたがたを行かせるであろう」。
「わたしはエジプト人の目の前でこの民に恵みを与え、あなたがたは出て行くとき、空しく出て行くこと
はないであろう」、
「女はみな隣人や寄留者に、銀の宝石、金の宝石、衣服などを求め、これをあなたがたの息子や娘
に着せ、エジプト人を困らせるであろう。
「モーセは答えて言った、しかし、見よ、彼らはわたしを信じず、わたしの声を聞かず、エホバはあなたの
前に現れなかったと言うだろう」。
「主は彼に言われた:あなたの手にあるものは何ですか。と言うと、彼は言った:彼は言った、「棒で
す」。
- 主は言われた、「これを地に投げよ」。するとそれは蛇になったので、モーセはそれから逃げた。
主はモーセに言われた、「手を伸ばして、これを尾で捕らえなさい」。彼は手を伸ばして、尾でそれを捕
え、それは彼の手の中に棒となった;
- それは、彼らの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である主が、あなたの前に現れた
ことを、彼らが信じるためである。
主は彼に言われた、「今、あなたの手をあなたの胸に入れなさい」。彼がそれを引き出すと、見よ、彼
の手は、雪のように白く、癩があった。
主は言われた、「あなたの手をもう一度、あなたの胸の中に入れなさい」。そして彼は再び手を懐に入
れ、それを懐から出すと、見よ、それは彼の肉のようになった。
- そして、もし彼らが最初のしるしの声を聞かず、あなたを信じなかったとしても、後のしるしの声には信
じるようになるであろう;
彼らがまだこの二つのしるしを信じず、あなたの声も聞かないならば、あなたは川の水を取り、それを乾
いた地に注ぐであろう、そしてあなたが川から取る水は、乾いた地の上で血となるであろう。
モーセはエホバに言った、「ああ、わが主よ! わたしは昨日も、一昨日も、またあなたがあなたのしもべ
に語られてからも、雄弁な人間ではありません:わたしは口が重く、舌が重いからです。
主は彼に言われた、「だれが人の口を造ったのか、だれが口のきけない者、耳のきこえない者、見える
者、見えない者を造ったのか。わたしは主ではないか。
「だから、今すぐ行きなさい。わたしはあなたの口とともにいて、あなたが話すことを教えよう。
しかし彼は言った:ああ、わが主よ!あなたがお遣わしになる方の手で遣わしてください。
- 主の怒りはモーセに対して燃え上がった。私は彼がよく話すことを知っている。見よ、彼もまたあなた
に会うために出てきた。
「あなたは彼に語りかけ、彼の口に言葉を入れるが、わたしはあなたの口と、彼の口と共にいて、あな
たがたのなすべきことを教えるであろう」。
- 彼はあなたのために民に語り、また彼はあなたの口となり、あなたは彼のために神となるであろう。
そしてこの棒を手に取り、これによってしるしを行え。
モーセは行って、その義父エテロのもとに帰り、彼に言った:わたしは今行って、エジプトにいるわたしの
兄弟たちのところに帰り、彼らがまだ生きているかどうか確かめようと思います」。エテロはモーセに言った
、「安らかに行きなさい」。
「主はミディアンでモーセに言われた、『行け、エジプトに帰れ、あなたの魂を求めた者はみな死んだ。
「モーセはその妻と子を連れて、ろばに乗せ、エジプトの地に帰った。
- 主はモーセに言われた、「あなたがエジプトに帰るとき、わたしが手にしたすべての不思議なことを、パ
ロの前で行うようにしなさい。
あなたはパロにこう言いなさい、「主はこう言われる、『イスラエルはわたしの子、わたしの初子である。
「わたしはあなたに、わたしに仕えるために、わたしの子を行かせなさいと言ったが、あなたは彼を行か
せなかった、見よ、わたしはあなたの子、あなたの初子を殺す。
「道すがら、宿屋で、主は彼に会い、彼を殺そうとされた。
ジッポラは鋭い石を取り、その子の包皮に割礼を施し、それを彼の足もとに投げつけて言った、「あな
たは、わたしにとって血まみれの夫である」。
そして彼女は彼から遠ざかった。そして彼女は言った、「割礼のために、血まみれの夫になるのです」。
主はアロンに言われた、「モーセに会うために荒野に行け」。彼は行って神の山で彼を見いだし、彼に
接吻した。
- モーセはアロンに、主が彼を遣わされたすべての言葉と、主が彼に遣わされたすべてのしるしとを告げ
た。
- モーセとアロンは行って、イスラエルの子らの長老をすべて集めた。
アロンは主がモーセに語られたすべての言葉を語り、民の目の前でしるしを行った。
人々は信じた。主がイスラエルの子らを訪れ、その苦難をご覧になったことを聞いて、頭を下げて拝ん
だ。
「モーセとアロンは行ってパロに言った、『イスラエルの神エホバはこう仰せられる、わたしの民を行かせて
、荒野でわたしのために宴会を催させよ』」。
しかしパロは言った、「わたしがその声を聞いて、イスラエルを行かせる主はだれですか。わたしは主を知
らず、またイスラエルを行かせない。
彼らは言った、「ヘブル人の神がわれわれに会われたので、われわれの神、主に犠牲をささげるため、
また疫病や剣でわれわれを襲わないために、三日の旅をして荒野に行こう」。
エジプトの王は彼らに言った、「モーセとアロンよ、なぜ民をその業からやめさせるのか。自分の重荷のと
ころへ行け。
パロはまた言った、「見よ、この国の民は多すぎるのに、あなたがたは彼らにその重荷を捨てさせるのか
」。
そこでパロはその日、民の正確な者たち、およびその役人たちに命じて言った:
「今後、あなたがたは、以前のように、レンガを作るために、民にわらを与えてはならない。
-そして彼らが前に作った煉瓦の勘定を彼らに負わせなさい。彼らは怠け者であるから、それを少しも
減らしてはならない。
この人たちの上に奉仕を増やして、彼らがその中に身を置き、うその言葉に信頼しないようにさせなさ
い。
そのとき、民の正確な者たち、およびその役員たちが出てきて、民に語って言った:パロはこう言ってい
る、わたしはあなたがたにわらを与えない;
「あなたがたは自分で行って、見つけることのできる所でわらを取りなさい、あなたがたの奉仕が衰える
ことはないのだから。
- そこで民はエジプトの全地に散らばり、わらのかわりに刈り株を集めた。
そして、検校は彼らに迫って言った:わらがあったときと同じように、毎日、自分の仕事を終えなさい
。
パロの手先が彼らの上に置いたイスラエルの子らの役人たちは、打たれて言った:なぜ、あなたがたは
、前と同じように、また昨日と今日と同じように、レンガを作る仕事を終えないのですか。
イスラエルの子らの役人たちは行って、パロに叫んだ、「なぜ、あなたはあなたのしもべたちにこのようにな
さるのですか。
「わらはあなたのしもべに与えられず、彼らはわれわれに、『レンガを作れ』と言うので、見よ、あなたの
しもべは打たれたが、あなたの民は責めを負う。
しかし彼は言った、「あなたがたは怠けている、怠けている、だからあなたがたは言う、『さあ、主へのい
けにえを捧げよう』と。
「それゆえ、今行って、働きなさい。しかし、籾殻はあなたがたに与えられない。
イスラエルの子らの役人たちは悩んだ、「あなたがたは、その日その日の仕事のうちで、煉瓦から何一
つ減らしてはならない」と言われたからである。
彼らはパロのもとから出て行くとき、モーセとアロンとが、自分たちの前に立っているのを見つけた。
彼らは彼らに言った:なぜなら、あなたがたはパロとそのしもべたちの前で、われわれを殺すために、手
に剣を持たせて、われわれの訴えを憤らせたからである。
「モーセは主のもとに帰って言った、「主よ、あなたはなぜこの民を傷つけられたのですか、なぜわたしを
遣わされたのですか。
「わたしがパロの前に出て、あなたの名によって語って以来、パロはこの民を虐待し、あなたはいかなる
手段によっても、あなたの民を救い出さなかったからです」。
「主はモーセに言われた、『今、あなたはわたしがパロに何をするか見るがよい、力強い手によって彼ら
を行かせ、力強い手によって彼らをその地から追い出すであろう。
神はモーセに語って言われた、「わたしはエホバである」。
「わたしは全能の神としてアブラハム、イサク、ヤコブに現れたが、わたしの名、主によって、彼らに完全
に知られてはいなかった。
わたしはまた彼らと契約を結び、彼らの寄留地であるカナンの地を彼らに与えようとした。
「わたしはまたエジプト人が仕えさせるイスラエルの子らのうめき声を聞いて、わたしの契約を思い出し
た。
「それゆえ、イスラエルの子らに言いなさい、わたしはエホバであって、あなたがたをエジプト人の重荷の
下から連れ出し、束縛から救い出し、大きなさばきであなたがたをあがないます。
「わたしはあなたがたをわたしの民とし、あなたがたの神となり、あなたがたは、わたしがあなたがたの神
エホバであって、エジプト人の重荷の下からあなたがたを連れ出すことを知るであろう;
わたしはあなたがたを、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓った地に導き入れ、それをあなたがたに
嗣業として与えるであろう、わたしは主である。
「モーセはイスラエルの子らにこのように語ったが、彼らは心の苦しみと、厳しい束縛のために、モーセに
耳を傾けなかった。
「主はモーセに告げて仰せられた:
「行って、エジプトの王パロに話し、イスラエルの子らをその国から出させるようにしなさい。
「モーセは主の前に語って言った、『見よ、イスラエルの子らはわたしに耳を貸さないのに、どうしてファラ
オはわたしに耳を貸そうか。わたしもまた唇の割礼を受けていない。
それでも主はモーセとアロンとに語り、イスラエルの子らと、エジプトの王パロとに戒めを与え、イスラエル
の子らをエジプトの国から連れ出された。
「これらは彼らの父祖の家の長である:イスラエルの長子ルベンの子ら、エノク、パルル、ヘズロン、カル
ミ、これらはルベンの家族である。
シメオンの子ら、すなわちジェムエル、ヤミン、オアド、ヤキン、ゾハル、カナン人の女の子サウル、これら
はシメオンの家系である。
またレビの子らの名をその代にしたがって記すと、次のとおりである:ゲルション、コハテ、メラリ。レビの
生涯は百三十七年であった。
ゲルショムの子たち、すなわちリブニとシメイとはその家系に従う;
コハテの子ら、アムラム、イザル、ヘブロン、ウジエル、コハテの生涯の年数は百三十三年であった。
「メラリの子たち、マフリ、ムシ。 以上がレビの家族をその代にしたがって記したものである。
「アムラムはその叔母ヨケベドを妻に迎え、アロンとモーセを産んだ。
- イズハルの子たち、コラ、ネフェグ、ジチリである。
ウジエルの子たち、ミシャエル、エルザパン、シトリ。
アロンはナションの妹アンミナダブの娘エリシェバを妻に迎え、ナダブ、アビフ、エレアザル、イサマルを産
んだ。
「コラの子たち、アシル、エルカナ、アビアサフ、これらはコラびとの家系である。
エレアザル・アロンの子はプティエルの娘のひとりを妻に迎え、彼女はフィネハスを産んだ。
これらはアロンとモーセであり、主が、「イスラエルの子らを、その軍勢に従ってエジプトの地から連れ出
せ」と言われた者である。
エジプトの王パロに、イスラエルの子らをエジプトから連れ出すようにと語ったのは、これらの者であって
、モーセとアロンである。
その日、主がエジプトの地でモーセに語られたとき、その通りになった、
「わたしは主である。わたしがあなたに言うことを、すべてエジプトの王ファラオに告げよ」。
モーセは主の前に言った、「見よ、わたしはくちびるに無節操である。
「主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたをパロの上の神とし、あなたの兄弟アロンをあなたの預
言者とする」。
「あなたは、わたしがあなたに命じることをすべて話しなさい。
「しかし、わたしはパロの心をかたくなにし、エジプトの地にわたしのしるしと、わたしの不思議をふやすで
あろう。
しかしパロはあなたに耳を貸さず、わたしは手をエジプトの上に置き、わたしの軍勢とわたしの民、すな
わちイスラエルの子らを、大いなるさばきをもってエジプトの地から連れ出す。
「そのときエジプト人は、わたしがエジプトに手を伸ばし、イスラエルの子らをその中から連れ出すとき、
わたしが主であることを知るであろう」。
「こうしてモーセとアロンは行った。主が彼らに命じられたように、彼らも行った。
彼らがパロに語ったとき、モーセは四十五歳、アロンは四十五歳と三歳であった。
主はモーセとアロンとに語って言われた:
パロがあなたがたに、『奇跡を起こせ』と言ったとき、あなたはアロンに言った、『あなたの杖を取って、パ
ロの前に投げよ。
「モーセとアロンはパロのもとに行き、主が命じられたとおりにした。アロンはその棒をパロとその家来たち
の前に投げると、それは蛇になった。
パロはまた賢者や占星術師を呼び、エジプトの魔術師たちも同じように魔法をかけた。
彼らはみなその棒を投げて、蛇となったが、アロンの棒は彼らの棒を呑み込んだ。
しかしパロの心はかたくなになり、主が語られたように、彼らに耳を傾けなかった。
主はモーセに言われた、「パロの心はかたくなで、民を行かせることを拒んでいる。
「朝、パロのもとに行きなさい。見よ、彼は水辺に出て来る。川のほとりで彼の前に立ち、あなたの手
に蛇になった杖を取りなさい。
「あなたは彼にこう言いなさい、ヘブル人の神、主はわたしをあなたに遣わし、こう言われた:わたしの
民を行かせて、荒れ野でわたしに仕えさせよ、しかし見よ、あなたは今まで聞かなかった。
「主はこう言われる、こうしてあなたはわたしが主であることを知るであろう、見よ、わたしは手に持って
いるこの棒で川にある水を打つ、するとそれらは血となるであろう。
「川にいる魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人は川の水を飲むのを嫌がるであろう。
主はモーセに言われた、「アロンに言いなさい、あなたの杖を取り、あなたの手をエジプトの水、その川
、その流れ、その池、その水の集まる所の上に伸ばして、血となるようにしなさい、エジプトの全地に、
木の器にも、石の器にも血が流れるであろう。
「モーセとアロンは主が命じられたとおりにした。アロンは杖をあげて、パロの目の前と、そのしもべたちの
目の前で、川にある水を打ったところ、川の水はみな血となった、
川にいた魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人は川の水を飲むことができず、エジプトの全土に血
が流れた。
しかし、エジプトの魔術師たちも、その魔術でそうしたので、パロの心はかたくなになり、主が言われた
ように、彼らに耳を傾けなかった。
そこでパロは引き返して自分の家に行ったが、彼はこれに心を定めなかった。
エジプト人はみな、川の水を飲めないので、川のほとりに井戸を掘って水を飲んだ。
こうして主が川を打ってから七日間が成就した。
主はモーセに言われた、「パロのもとに行き、彼に告げよ」:私の民を行かせて、私に仕えさせなさい。
もしあなたがたが彼らを行かせないならば、見よ、わたしはあなたの国境をすべて蛙で打つであろう。
川はカエルを巻き上げ、あなたの家、あなたの寝室、あなたの寝床、あなたのしもべの家、あなたの民
、あなたのかまど、あなたのこね鉢に入り込むであろう。
「また蛙はあなたの上に、あなたの民の上に、あなたのすべてのしもべの上に上るであろう。
主はモーセに言われた、「アロンに言いなさい、あなたの杖を川や小川や池に伸ばして、エジプトの地
に蛙を上らせなさい」。
アロンが手をエジプトの水の上に伸ばすと、蛙が上ってきて、エジプトの地を覆った。
魔術師たちも同じように魔法をかけ、エジプトの地に蛙を上らせた。
パロはモーセとアロンを呼んで言った、「主よ、わたしとわたしの民からカエルを取り除いてください、そう
すればわたしは民を行かせて、主に犠牲をささげさせます。
モーセはパロに言った、「わたしがいつ、あなたとあなたのしもべとあなたの民のために、あなたとあなたの
家から蛙を取り去り、川の中だけにとどまらせるように嘆願するか、教えてくださいませんか。
すると彼は言った:明日にします」。モーセは言った、「私たちの神、主のような者はいないことをあな
たが知るために、あなたの言葉どおりにしてください」。
「カエルはあなたからも、あなたの家からも、あなたのしもべからも、あなたの民からも去り、ただ川の中
にとどまるであろう」 「カエルはあなたの家からも、あなたのしもべからも、あなたの民からも去り、ただ川
の中にとどまるであろう」。
「モーセとアロンはパロのもとから出て行ったが、モーセはパロの上に置かれた蛙のゆえに、主に叫んだ。
主はモーセの言葉どおりにされたので、蛙は家々、中庭、野原で死に絶えた。
彼らは山のように集まり、地は悪臭を放った。
パロは休息があるのを見て、心をかたくなにし、主が言われたように彼らに耳を傾けなかった。
主はモーセに言われた、「アロンに言いなさい、あなたの杖を伸ばして、地の塵を打ち、エジプトの全土
にシラミとなるようにしなさい」。
彼らはそのようにした。アロンはその杖を手に伸ばして、地の塵を打ったので、人出エジプト記 第 8 章
「魔術師たちもシラミを生じさせようと、その魔術を行ったが、できなかったので、人と家畜とにシラミが
生じた。
そこで魔術師たちはパロに言った、「これは神の指である」。しかしパロの心はかたくなになり、主が言わ
れたように彼らに耳を傾けなかった。
主はモーセに言われた、「朝早く起きて、パロの前に立ち、見よ、彼は水辺に出て来るので、彼に言え
:主はこう言われる:わたしの民を行かせて、わたしに仕えさせるために。
「もしあなたがわが民を行かせないならば、見よ、わたしはあなたの上に、あなたのしもべの上に、あな
たの民の上に、あなたの家々に、はえの大群を送るであろう、エジプト人の家ははえで満ち、そのいる
土地もはえでいっぱいになるであろう。
「その日、わたしはわたしの民の住むゴシェンの地を定めて、そこにはえの大群がないようにし、あなたが
この地の真ん中でわたしがエホバであることを知るようにする。
「わたしはわたしの民とあなたの民との間に分け隔てを置き、明日にはこのしるしがあるであろう。
「主はそのようにされたので、パロの家にも、そのしもべたちの家にも、またエジプトの全土にも、はえの
大群が押し寄せ、この地はこれらの大群によって汚れた。
そこでパロはモーセとアロンを呼び寄せて言った、「行って、この地であなたの神に犠牲を捧げなさい。
モーセは言った、「私たちがそうするのはふさわしくない。私たちの神、主にエジプト人の忌むべきものを
ささげようと思うからだ。
「われわれは三日の行程で荒野に行き、われわれの神、主がわれわれに命じられるとおりに、主に犠
牲をささげよう。
パロは言った、「あなたがたを行かせて、荒野であなたがたの神、主に犠牲をささげるようにしよう。
モーセは言った、「見よ、わたしはあなたから出て行って、主に祈ろう、明日、このハエの大群がパロとそ
の家来とその民とから去るように、ただパロがもうわたしを欺いて、この民を主のもとにいけにえに行かせ
ないように。
そこでモーセはパロの前から出て行って、主に祈った。
主はモーセの言葉どおりにされたので、ハエの大群はパロとそのしもべとその民とから退き、ひとりも残ら
なかった。
- しかしパロは今度も心をかたくなにして、民を行かせなかった。
「主はモーセに言われた、「パロのもとに行き、彼に言え:ヘブライ人の神、主はこう仰せられる:私の
民を行かせて、私に仕えさせよう。
「もしあなたが、彼らを行かせることを拒み、しかも、無理に制止するならば
3 - 見よ、主の手は野にいるあなたの家畜、馬、ろば、らくだ、群れ、および羊の群れの上に、非常に
ひどい疫病を伴うであろう。
「主はイスラエル人の家畜とエジプト人の家畜との間に隔たりを設け、イスラエルの子らに属するすべ
てのものが死ぬことがないようにされる。
主はある時刻を定めて言われた:明日、主はこの地でこのことを行われるであろう。
主は明日これを行われたので、エジプト人の家畜はみな死んだが、イスラエルの子らの家畜はひとりも
死ななかった。
パロが送ると、見よ、イスラエルの家畜はひとりも死ななかった。しかしパロの心はかたくなで、民を行か
せなかった。
主はモーセとアロンに言われた、「両手いっぱいに炉の灰を取り、モーセがパロの目の前で天に向かって
それを振りかけるようにしなさい」;
- それはエジプトの全土の小さな塵となり、またエジプトの全土で、人と獣とに傷のあるかさぶたとなる
であろう」。
彼らは炉の灰を取って、パロの前に立ち、モーセはそれを天に向かって振りかけた;
それで魔術師たちは、そのかさぶたのためにモーセの前に立つことができず、魔術師たちにも、すべての
エジプト人にもかさぶたができた。
しかし主はパロの心をかたくなにされ、主がモーセに語られたように、パロは彼らに耳を傾けなかった。
主はモーセに言われた、「朝早く起きて、パロの前に立ち、彼に言え:ヘブル人の神、主はこう仰せら
れる:私の民を行かせて、私に仕えさせよう;
「このとき、わたしはわたしのすべての災をあなたの心と、あなたのしもべと、あなたの民の上に下し、全
地にわたしのような者はいないことを、あなたが知るようにする。
- 今わたしは手を伸ばして、あなたとあなたの民を疫病で打ち、あなたが地上から断たれるようにした
;
しかし、本当にこのために、わたしはあなたを守り、あなたのうちにわたしの力を示し、わたしの名が全地
に宣言されるようにしたのである。
あなたはまだ、わたしの民に対して自分を高めて、彼らを放さないのか。
「見よ、明日の今ごろ、わたしはエジプトが建国されて以来、今に至るまで、エジプトになかったような
、非常に痛ましい雹を降らせるであろう。
「それゆえ、今、送って、家畜と野にあるすべてのものを集めよ。野にいるのに持ち帰られない人も獣
も、すべて雹が降りかかって、死ぬであろう。
パロのしもべのうち、だれが主の言葉を恐れたか、彼はそのしもべと家畜とを家々に逃がした」 「パロの
しもべのうち、だれが主の言葉を恐れたか;
しかし、主の言葉を考えなかった者は、その家来と家畜を野に残していった。
- 主はモーセに言われた、「あなたの手を天に向かって伸ばせば、エジプトの全地に、人にも家畜にも、
野のあらゆる草にも、あらしが降るであろう」。
モーセがその杖を天に向かって伸ばすと、主は雷とあられとを与え、火は地を走り、主はエジプトの地
にあられを降られた。
あられがあり、その中に火が混じっていたので、エジプトが国になってから、エジプトの全土になかったよ
うな激しいあられがあった。
あられはエジプトの全土で、野にあるすべてのものを、人も獣も打ち、また野のすべての草を打ち、野
のすべての木に傷をつけた。
イスラエルの子らがいたゴシェンの地だけは、雹が降らなかった。
- パロは送ってモーセとアロンを呼び、彼らに言った、「わたしは今度罪を犯しました、主は正しい方です
が、わたしとわたしの民は邪悪です」。
「もう神からの雷も、雹もないように、主に祈りなさい。そうすれば、わたしはあなたがたを解放して、も
はやここにとどまることはない。
モーセは彼に言った、「わたしは町から出るとき、エホバに向かって手を広げ、雷はやみ、雹はなくなる。
「しかし、あなたとあなたのしもべたちについては、あなたがまだ神である主の前に恐れないことをわたし
は知っている。
「亜麻と大麦は打たれた。大麦は穂にあり、亜麻は茎にあった。
「しかし、麦とライ麦は打たれなかった、彼らは覆われていたからである。
モーセはパロの前から町の外に出て、主に向かって手を広げたが、雷鳴と雹とは止み、雨は地の上に
降らなくなった。
「パロは雨と雹と雷とがやんだのを見て、さらに罪を犯し、自分もそのしもべも心をかたくなにした。
- パロの心はかたくなになり、主がモーセによって語られたように、イスラエルの子らを行かせなかった。
「エホバはモーセに言われた、『パロのもとに行きなさい。わたしはパロの心をかたくなにし、そのしもべたち
の心をかたくなにして、彼らの間でわたしのしるしを行わせようとした、
「それは、わたしがエジプトで行ったことと、彼らの間で行ったわたしのしるしを、あなたの子らと、その子
らの耳で語るためであり、わたしが主であることをあなたがたが知るためである。
そこでモーセとアロンはパロのもとに行き、彼に言った:ヘブル人の神、主はこう仰せられる:あなたは
いつまでわたしの前にへりくだることを拒むのですか。わたしの民を行かせて、わたしに仕えさせるがよい
;
もしあなたがなお、わたしの民を行かせないならば、見よ、明日、わたしはあなたの国境にいなごをもた
らすであろう。
「彼らは地の面を覆って、地が見えなくなるようにする。また彼らは逃げた残党、すなわち、あられから
あなたに残されたものを食べ、またあなたのために野に生えるすべての木を食べるであろう」;
「そして彼らはあなたの家、あなたのすべてのしもべの家、およびすべてのエジプト人の家を満たすであろ
う、それはあなたの先祖も、あなたの先祖の先祖も、地上にいたときから今日まで見たことがない。そ
して、彼は振り向いて、パロの前から出て行った。
「パロの家来たちは彼に言った:この人はいつまでわれわれのわなになるのでしょうか。彼らは自分たち
の神、主に仕えるために、その人たちを行かせなさい。
その後、モーセとアロンはパロのもとに連れ戻され、パロは彼らに言った、「行って、あなたの神、主に仕
えよ」。行くべき者は誰なのか。
モーセは言った、「私たちは若い者と老いた者と、息子と娘と、羊の群れと牧草と一緒に行きます。
彼は彼らに言った、「主は、わたしがあなたがたを行かせるとき、あなたがたにそうであってくださいます
ように。
「そんなことはない。さあ、あなたがたは行って、主に仕えよ。そして彼らはファラオの前から彼らを追い
出した。
「主はモーセに言われた、『あなたの手をエジプトの地に伸ばせ、いなごがエジプトの地に来て、その地
のすべての草を食べ、あられを離れたものをすべて食べよ。
モーセがその杖をエジプトの地に伸ばしたので、主はその日、その夜、ずっと東風をその地に吹かせ、
朝になると、東風はいなごをもたらした。
「イナゴはエジプトの全土を覆い、エジプトの全境界に住み着いた。
彼らは全地の面を覆って、地が暗くなった。彼らは地のすべての草と、あらしの残した木の実をすべて
食べ、エジプトの全地に、木の上にも、野の草の上にも、緑のものは残らなかった。
パロは急いでモーセとアロンを呼んで言った、「わたしはあなたの神エホバとあなたに対して罪を犯しまし
た」。
そこで、あなたに祈ります、この一度だけ私の罪をおゆるしください、またあなたの神、主がこの死だけ
を私から取り去ってくださるように。
そこで彼はパロの前から出て行って、主に祈った。
「そのとき、主は非常に強い西風を起こし、いなごを捕えて紅海に追いやり、エジプトの全境界に一匹
のいなごも残さなかった。
しかし、主はパロの心をかたくなにされ、イスラエルの子らを行かせなかった。
主はモーセに言われた、「あなたの手を天に向かって伸ばせば、エジプトの地に闇が訪れる。
モーセが手を天に向かって伸ばすと、三日の間、エジプトの全土に濃い闇があった。
「三日の間、互いに見ず、だれも自分の所から立ち上がらず、しかしイスラエルの子らはみな、その住
まいに明かりがあった。
そこでパロはモーセを呼んで言った、「行って、主に仕えなさい。ただ、あなたの家畜と群れを残し、あな
たの幼な子もあなたと一緒に行きなさい。
モーセは言った、「あなたはまた、わたしたちの神、主にささげる犠牲と燔祭をわたしたちの手に渡さな
ければならない。
また、われわれの家畜もわれわれと共に行き、一ひづめの残りもないものとし、われわれの神、主に
仕えるために、彼らからそれらを取り上げる。
しかし主はパロの心をかたくなにされ、彼らを行かせなかった。
パロは彼に言った、「私から出て行きなさい、もう私の顔を見ないように気をつけなさい、私の顔を見る
日には、あなたは死ぬのだから」。
モーセは言った、「あなたはよくおっしゃいました、わたしはもう二度とあなたの顔を見ることはありません
。
主はモーセに言われた、「わたしはパロとエジプトにもう一つの災いを与え、その後、彼はあなたがたを
去らせるであろう、そして、あなたがたを完全に去らせた後、すぐに追い出すであろう」。
「今、民の耳に告げよ、人はみなその隣人に、女はみなその隣人に、銀の宝石と金の宝石とを求めよ
。
「主はエジプト人の目の前で民に好意を持たれたので、モーセという人はエジプトの地で、パロのしもべ
たちの目にも、民の目にも非常に大きかった。
モーセは言った、「主はこう言われた、夜半にわたしはエジプトの真ん中に出て行く」;
「そしてエジプトの地のすべての初子は、その玉座に座るべきパロの初子から、石臼の後ろにいる召使
の初子、および家畜のすべての初子に至るまで、死ぬであろう。
そして、エジプトの全土に、かつてなかった、また、今までにないような大きな叫びが起こるであろう;
「しかし、イスラエルのすべての子らのうち、人から獣に至るまで、一匹の犬さえもその舌を動かしてはな
らない。
「それから、これらのあなたのしもべたちはみな、わたしのもとに下ってきて、わたしの前にひれ伏し、『あ
なたと、あなたの足跡に従うすべての民とが出て行きなさい』と言うであろう。そして、彼は怒りに燃えて
パロの前から出て行った。
主はモーセに言われた、「パロはあなたに耳を貸さないので、わたしの不思議がエジプトの地に増し加え
られる。
モーセとアロンはパロの前でこれらの不思議をすべて行ったが、主はパロの心を固くして、イスラエルの子
らをその地から出させなかった。
「主はエジプトの地でモーセとアロンに告げて仰せられた:
「この同じ月が、あなたがたのための月の初めとなる。
イスラエルの全会衆に告げて言え:この月の十日に、各人が自分のために、その先祖の家々にした
がって、一家ごとに子羊を一頭ずつ取りなさい。
しかし、小羊一匹に対して家族が少なければ、その家の近くにいる隣人と一緒に、魂の数に応じて一
匹を取り、それぞれ自分の食べる分に応じて、小羊に応じた勘定をしなければならない。
子羊またはやぎは、傷のないもので、一歳の雄で、あなたがたが羊またはやぎの中から取るものでな
ければならない。
あなたがたはそれを今月の十四日まで守り、イスラエルのすべての集会は夕刻にそれをささげなければ
ならない。
そして彼らはその血を取り、それを食べる家の両脇の柱とまぐさとにつけなければならない。
そして彼らはその夜、種入れぬパンで焼いた肉を、苦い香草とともに食べなければならない。
「あなたがたはこれを生で食べてはならず、また水で煮てもならず、火で焼いて、その頭、足、および内
面を食べなければならない。
「あなたがたはそれを明日まで何一つ残してはならない、しかし明日まで残ったものは火で焼かなけれ
ばならない。
こうしてあなたがたはそれを食べなければならない。あなたがたの腰には帯を締め、足には靴を履き、
手には杖を持ち、急いでそれを食べなければならない、これは主の過越である。
「わたしは今晩エジプトの地を通り、エジプトの地のすべての初子を人から獣に至るまで打ち殺し、エジ
プトのすべての神々にさばきを下すであろう。わたしは主である.
「その血は、あなたがたのいる家々のしるしとなる。わたしがその血を見て、あなたがたの上を通り過ぎ
、わたしがエジプトの地を打つとき、あなたがたの間に殺戮の災いはないであろう」。
「この日はあなたがたの記念となり、あなたがたはこれを主のために祭りとし、あなたがたの世代を通じ
て、これを永久の法令としなければならない。
「七日間、あなたがたは種入れぬパンを食べ、初日には、家から種入れぬパンを取り去らなければな
らない。
初日には聖なる祭りがあり、七日目には聖なる祭りがある。その中では、すべての魂が食べなければ
ならないものを除いて、仕事をしてはならない。
「それゆえ、種入れぬパンの祭りを守れ。わたしはその日、あなたがたをエジプトの国から連れ出したか
ら、あなたがたは代々この日を永遠の定めとして守らなければならない。
「第一の月、その十四日の偶数時に、あなたがたは、その月の二十一日の偶数時まで、種入れぬパ
ンを食べなければならない。
「七日の間、あなたがたの家からは、澱粉が見つかってはならない。澱粉を入れたパンを食べる者は、
その魂がイスラエルの会衆から断たれ、よそ者も、その土地で生まれた者も断たれるからである。
「あなたがたはレーブンを入れたパンを食べてはならない。あなたがたのすべての住まいでは、レーブンを
入れないパンを食べなければならない。
モーセはイスラエルのすべての長老を呼んで言った、「あなたがたは子羊を選び、家族のために子羊を
取り、過越の祭りをささげなさい」。
「またヒソプの束を取り、それを盆の中にある血に浸し、盆の中にある血のまぐさと両脇の柱に振りか
けるが、朝までだれひとり自分の家の門を出てはならない。
「主はエジプト人を打つためにその門を通られるが、まぐさと両脇の柱の上に血を見るとき、主はその
門を通られ、破壊者があなたがたの家に入ってきて打つのをお許しにならないからだ。
「それゆえ、これをあなたがたのため、またあなたがたの子らのために、永久に法令として守りなさい。
主が語られたように、あなたがたに与える土地に入ったとき、あなたがたはこの礼拝を守らなければな
らない。
そして、あなたがたの子らが、あなたがたに、これは何の礼拝ですか、と言うようになるであろう。
そこであなたがたは言う、「これはエジプトにいたイスラエルの子らの家を越えて、エジプト人を打ち破り、
われわれの家を救い出されたエホバに対する過越のいけにえである」。すると、人々は頭を下げて拝ん
だ。
イスラエルの子らは行って、主がモーセとアロンに命じられたとおりにそれを行ったので、彼らはそれを行
った。
夜半になって、主はエジプトの地のすべての初子を、その座に座っているパロの初子から、牢にいる捕
虜の初子、および家畜の初子に至るまで打ち殺された。
「パロは夜になって起き上がり、彼とそのすべての家来とすべてのエジプト人とで、エジプト中に大声が
上がった。
そして、夜、モーセとアロンを呼び寄せて言った、「立って、あなたもイスラエルの子らも、わたしの民の中
から出て行き、行って、あなたが言ったように、主に仕えなさい」。
「あなたがたは言ったように、その群れ、その群れをも連れて行き、行って、わたしをも祝福しなさい。
エジプト人は民に迫り、彼らをこの地から追い出そうと急いだが、彼らは言った、「われわれはみな殺さ
れるであろう」。
「民はその生地を、醗酵する前に取り、その練り手を衣服の中に入れて、肩にかけた。
イスラエルの子らはモーセの言葉に従って、エジプト人に銀の宝石、金の宝石、衣服などを求めた。
主はエジプト人の目の前で民に好意を与え、彼らは求めたものを与え、エジプト人を裸にした。
イスラエルの子らはラメセスからサコトまで、徒歩で約六十万人、男だけで、子供を数えない旅をして
いた。
また彼らと共に、人、羊、牛、家畜の大群が上って行った。
彼らはエジプトから持ち出した生地で、澱みのない餅を焼いたが、それはエジプトから追放されたので
、澱みがなかったからである。
- イスラエルの子らがエジプトに住んでいた期間は四百三十年であった。
四百三十年の末に、同じ日に、主のすべての軍隊がエジプトの地から出て行った。
「この夜は、主が彼らをエジプトの国から連れ出されたので、主のために保たれるであろう。
主はモーセとアロンに言われた、「これは過越の儀式である、他人の子はこれを食べてはならない」。
しかし、金で買ったすべてのしもべは、あなたがたが彼に割礼を施した後、それを食べなければならな
い。
よそ者および雇い人は、これを食べてはならない。
それは一つの家の中で食べるものとし、あなたはその肉を家から持ち出してはならず、またその骨を折
ってはならない。
イスラエルの全会衆はこれを行わなければならない。
しかし、もし見知らぬ者があなたと同宿し、エホバに対して過越の祭りを守ろうとするなら、男子はみ
な割礼を受け、そのとき、彼はこれを守るようになり、その土地で生まれた者のようになる。
「生まれながらの者と、あなたがたの間に寄留するよそ者との間には、一つの掟がなければならない。
イスラエルの子らは皆そうした。主がモーセとアロンに命じられたように、彼らもそうした。
その日、主はイスラエルの子らをその軍勢によってエジプトの地から連れ出された。
「主はモーセに告げて仰せられた:
「イスラエルの子孫のうち、すべての胎を開く初子を、人も獣も、すべてわたしのために聖別しなさい。
モーセは民に言った、「あなたがたがエジプトから、束縛の家から出て来たこの日を思い起こしなさい、
主は力強い手で、あなたがたをそこから連れ出されたのだから、あなたがたはレーブンを入れたパンを食
べてはならない」。
今日、アビブの月、あなたがたは出掛ける。
「主があなたに与えるためにあなたの先祖に誓われた、カナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ヒビ人、エブ
ス人の地、すなわち乳と蜜の流れる地にあなたを連れて行かれるとき、あなたはこの月にこの礼拝を
守るであろう」とある。
「七日間、あなたは種入れぬパンを食べ、七日目は主への祝祭とする。
「種入れぬパンは七日間食べ、種入れぬパンはあなたとともに見ず、酵母もあなたの全境界で見ては
ならない。
あなたはその日、あなたの息子にこう言いなさい、「これはわたしがエジプトから出たとき、主がわたしの
ためにしてくださったことのためです」。
「それはあなたの手の上にしるしとして、またあなたの目の間に記念として、主の律法があなたの口の
中にあるためである。
「それゆえ、あなたはこの法令を年ごとにその季節に守らなければならない。
エホバが、あなたとあなたの先祖たちに誓ったように、あなたをカナン人の地に連れて行き、それをあな
たに与えたとき、それは実現する。
あなたは胎を開くもの、およびあなたが持つ獣の初子をことごとく主のものとしなければならない。
あなたはろばの初子をことごとく小羊と贖い、もし贖わないならば、その首を切り落とさなければならな
いが、あなたの子らの中の人の初子はことごとく贖う。
やがてあなたの子があなたに、「これは何ですか」と問うとき、あなたは彼にこう言う。主は力強い御手
をもって、わたしたちをエジプトから、束縛の家から連れ出されたのです。
パロが固くなって、われわれを行かせなかったとき、主はエジプトの地で、人の初子から獣の初子に至
るまで、すべての初子を殺されたからである。
「これはあなたの手の上にしるしとして、またあなたの目の間の隠れみのとなるであろう、主はわれわれ
を力強い手でエジプトから導き出されたからである。
パロが民を行かせたとき、神は民をペリシテの地の近くを通らせなかったが、神は言われた、「民が戦
争を見て悔い、エジプトに帰ることがないように」。
しかし神は民を紅海のほとりの荒野の道に導き、イスラエルの子らは武装してエジプトの国から上って
行った。
モーセはヨセフの骨を携えて行ったが、それは彼がイスラエルの子らに厳粛に誓って言ったからである:
神は必ずあなたがたをお訪ねになります。だから、わたしの骨をあなたがたに携えて来てください」。
彼らはサコトから旅をして、荒野の入口にあるエタムに宿をとった。
主は昼は雲の柱で彼らの前に出て道を導き、夜は火の柱で彼らに光を与え、彼らが昼も夜も歩ける
ようにされた。
「主は昼は雲の柱を、夜は火の柱を、決して民の前から取り去られなかった。
「主はモーセに告げて仰せられた:
「イスラエルの子らに告げて、帰り、ピ・ハイロトの前、ミグドルと海との間、バアル・ゼフォンの前に宿営
し、その前で海辺の宿営を定めよ。
「パロはイスラエルの子らについて言う、『彼らはこの地にからみつき、荒野は彼らを閉じこめている。
「わたしはパロの心を堅くして、彼らを追わせ、わたしはパロとそのすべての軍勢の中で栄光を受け、エ
ジプト人はわたしが主であることを知るであろう。そして彼らはこうした。
「民が逃げたことがエジプトの王に告げられると、パロとそのしもべたちの心は民に対して変わり、彼ら
は言った、「われわれはなぜこのようなことをしたのか、イスラエルを逃がして、われわれに仕えないように
したのか。
「彼は戦車を用意し、その民を引き連れて行った;
彼は選ばれた戦車六百台と、エジプトのすべての戦車と、その上の隊長とを連れて行った。
「主はエジプトの王パロの心を固くして、イスラエルの子らを追いかけさせられたが、イスラエルの子らは
高く手を上げて出て行った。
エジプト人はパロの馬、戦車、騎兵、軍勢をことごとく追って、バアルゼフォンの前、ピハヒロトの傍の海
辺に陣を敷いて、彼らを追い越した。
「パロが近づいたとき、イスラエルの子らは目を上げたが、見よ、エジプト人は彼らの後を追ってきたの
で、彼らは大いに恐れた。
彼らはモーセに言った、「エジプトには墓がなかったのですか、私たちをそこから出して、この荒野で死な
せるために。なぜ、あなたは私たちをエジプトから連れ出すために、このようなことをなさったのですか。
「これは、わたしたちがエジプトであなたに告げて言った言葉ではないか:私たちを放っておいて、エジプ
ト人に仕えさせるのか。われわれは荒野で死ぬよりは、エジプト人に仕えるほうがよかったからだ。
モーセは民に言った、「恐れるな、立ち止まって、主がきょう、あなたがたのためになさる救いを見よ。
「主はあなたがたのために戦い、あなたがたは平安を保つであろう。
主はモーセに言われた、「なぜ、あなたはわたしに叫ぶのか。イスラエルの子らに進軍を告げよ。
そしてあなたの杖を上げ、手を海の上に伸ばして、それを分け、イスラエルの子らが海の中を乾いた土
地で通ることができるようにしなさい。
「見よ、わたしはエジプト人の心を固くし、彼らは彼らの後に入るであろう。わたしはパロと、その全軍
と、その戦車と、その騎兵とにおいて栄光を受けるであろう、
「わたしがパロと、その戦車と、騎兵とにおいて栄光を受けるとき、エジプト人はわたしが主であることを
知るであろう」。
イスラエルの軍勢の前にいた神の使いは退き、彼らの後ろに行き、また雲の柱も彼らの前から退いて
、彼らの後ろに立った。
それはエジプトの陣営とイスラエルの陣営との間を行き来し、雲は彼らにとっては闇であり、彼らにとっ
ては夜を照らした。
モーセが手を海の上に伸ばしたので、主はその夜、強い東風によって海を引き戻され、海は乾き、水
は砕かれた。
イスラエルの子らは乾いた土地で海の中に入ったが、水は彼らの右手と左手に壁となった。
エジプト人は彼らに従い、パロの馬、戦車、騎兵はすべて彼らの後に海の中に入って行った。
その日の朝、主は火と雲の柱をもって、エジプト人の陣営をご覧になった。
「主はその戦車の車輪をはずされたので、彼らは難儀してそれを治めた。主が彼らのためにエジプト人
と戦われるからである。
主はモーセに言われた、「あなたの手を海の上に伸ばして、水がエジプト人の上、その戦車の上、その
騎手の上に帰るようにしなさい」。
そこでモーセは手を海の上に伸ばしたので、海は朝になって勢いを取り戻し、エジプト人は逃げてこれ
に逆らい、主は海の真ん中でエジプト人を打ち倒された、
水が戻って、彼らに従って海に入ったパロの全軍の戦車と騎兵を覆い、ひとりも残らなかったからであ
る。
しかし、イスラエルの子らは乾いた海の中を通り、水は彼らの右手と左手の壁となった。
そこで主はその日、イスラエルをエジプト人の手から救われ、イスラエルはエジプト人が海辺で死んでい
るのを見た。
イスラエルは主がエジプト人に示された大いなる手を見たので、人々は主を恐れ、主およびその僕モー
セを信じた。
「モーセとイスラエルの子らは、エホバに向かってこの歌を歌い、そして言った:エホバが勝利し,馬とそ
の乗り手を海に投げ込まれたので,わたしはエホバに歌おう。
主はわが力、わが歌、わが救い、わが神、ゆえにわが住まいとし、わが父の神、ゆえにわが高ぶりとす
る。
主は戦いの人、主はその名である。
「主はパロの戦車とその軍勢を海に投げ込み、その選ばれた王子たちは紅海で溺れさせられた。
「深淵は彼らを覆い、彼らは石のように深みに沈んだ。
「主よ、あなたの右の手は力をもって自らを栄えさせ、主よ、あなたの右の手は敵を断ち切った;
あなたのすぐれた力によって、あなたにむかって立ち上がる者を打ち倒し、あなたの怒りを発せられ、そ
れは彼らを刈り株のように焼き尽くされました。
あなたの鼻孔の爆発によって、水は盛り上がり、洪水は山のように静まり、深海は海の中心に凝固し
た。
敵は言った、「わたしは追いかけ、追い抜き、戦利品を分け、わたしの魂は彼らに満足し、わたしの剣
を抜き、わたしの手は彼らを滅ぼす」。
あなたはその風を吹かれたので、海は彼らを覆い、彼らは荒れ狂う水の中に鉛のように沈んだ。
「主よ、神々のうち、だれがあなたのような者があるか。聖さのうちに栄光を受け、賛美のうちにすばら
しく、不思議を行う、あなたのような者があるか。
あなたは右の手を伸ばされ、地は彼らを呑み込んだ。
あなたはその慈愛によって、救われたこの民を導き、あなたの力によって、彼らをあなたの聖なる住ま
いに連れて行かれた。
「人々はこれを聞いて震え、ペリシテの住民の上に悲しみが起こった。
「その時、エドムの君主たちは狼狽し、モアブの強者たちは震え上がり、カナンの住民はみな溶けてしま
った。
恐怖と恐れは彼らの上に降り、あなたの腕の偉大さによって、彼らは石のように口がきけなくなった、
主よ、あなたの民が過ぎ去るまで、あなたが買い取られたこの民が過ぎ去るまで。
主よ、あなたは彼らを連れて来て、あなたの嗣業の山、あなたがあなたの住まいとされた場所、主よ、
あなたの手が定めた聖所に植えなさい」 「主よ、あなたの嗣業の山、あなたの住まいとされた場所、主
よ、あなたの手が定めた聖所には、彼らを連れて来なさい。
主はとこしえに治めるであろう;
「パロの馬と戦車と騎兵は海に入り、主は海の水を彼らの上に戻されたが、イスラエルの子らは乾い
た土地で海の真中を通り抜けた。
そのとき、アロンの妹で預言者ミリアムは手にティンブレルを持ち、すべての女たちはティンブレルを持ち
、踊りをもって彼女のあとに出て行った。
ミリアムは彼らに言った、「あなたがたは主にむかって歌え、主はみごとに勝利され、馬とその乗り手と
を海に投げ込まれたからである」。
モーセはイスラエルの人々を紅海から導き、シュルの荒野に出たが、荒野を三日さまよったが、水は見
つからなかった。
彼らはマラに来たが、マラの水は苦くて飲めなかったので、その地はマラと呼ばれた。
人々はモーセにむかってつぶやいた、「われわれは何を飲もうか。
そこで彼は主に叫び、主は一本の木を示されたので、それを水の中に投げ入れると、水は甘くなった
。そこで彼は、彼らに法令と定めを与え、そこで彼らを試した。
彼は言った、「もしあなたが、あなたの神エホバの声に熱心に耳を傾け、その目に正しいことを行い、そ
の戒めに耳を傾け、そのすべての定めを守るならば、わたしはエジプトにかけたような病気を、あなたに
かけないであろう。
「彼らはエリムに来たが、そこには十二の水の泉があり、七十のやしの木があったので、水のほとりに
宿をとった。
「エリムから出発したイスラエルの子らの全会衆は、エジプトの国から出た後、第二の月の十五日に、
エリムとシナイの間にあるシンの荒れ野に入った」。
「イスラエルの子らの全会衆は、荒野でモーセとアロンとにつぶやいた。
イスラエルの子らは彼らに言った、「エジプトの国で、肉の鍋のそばに座り、パンを腹いっぱい食べたとき
、主の御手によって死んでいたらよかったのに!あなたがたは、この荒野にわたしたちを連れてきて、この
群衆を飢えで殺させようとしたのです。
主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたがたのために天からパンを降らせ、民は出て行って、毎
日その分を集め、わたしの律法に従うか否かを証明しなければならない。
「そして六日目になると、彼らは集めたものを用意しなければならない。
モーセとアロンはイスラエルのすべての子らに言った、「主がエジプトの国からあなたがたを導き出されたこ
とを、あなたがたは知るであろう」、
「明日、あなたがたは主の栄光を見るであろう、主はあなたがたの主に対するつぶやきを聞かれたから
である。あなたがたの主に対するつぶやきを聞いて、わたしたちは何者なのか。
モーセは言った、「主があなたがたに、夕方に食べる肉と、朝に満たすパンとを与えられるのは、あなた
がたの主に対するつぶやきを、主が聞かれたからである」。わたしたちは何者なのか。あなたがたのつぶ
やきは、私たちに対してではなく、主に対してである。
モーセはアロンに言った、「イスラエルの子らの全会衆に言いなさい、主の前に近づきなさい、主はあな
たがたのつぶやきを聞かれたからです」。
アロンがイスラエルの子らの全会衆に語り、彼らが荒野にそれて行ったとき、見よ、主の栄光が雲の
中に現れた。
主はモーセに語って仰せられた:
「わたしはイスラエルの子らのつぶやきを聞いた。夕べには肉を食べ、朝にはパンで満たされる。そうすれ
ば、わたしがあなたがたの神、主であることを知るであろう。
「そして、夕方になると、うずらが上ってきて、陣営をおおい、朝には露が陣営のまわりに降り注いだ。
露が生じたとき、見よ、荒野の面に、丸い、小さい、地の霜のようなものがあった。
イスラエルの子らは、それを見て、互いに言った:これは何ですか。と言った。モーセは彼らに言った、「こ
れは主があなたがたに食べさせるために与えられたパンである」。
「これは主が命じられた言葉である。『あなたがたはそこから、食べられるだけ集めよ、あなたがたの魂の
数に応じて、一人頭のためにアンメルを。
イスラエルの子らはそのとおりにして、ある者は多く、ある者は少なく刈り取った。
彼らがオンメルで測ると、多く集める者には多すぎず、少なく集める者には少なすぎず、彼らは皆、自
分の食べることのできる量を集めた。
モーセは彼らに言った、「明日までこれを残してはならない」。
彼らはモーセの言うことを聞かず、ある者はこれを明日まで残しておいたので、虫がわき、悪臭がした。
彼らは毎朝、これを集めて、各自が食べることができるようにしたが、太陽が熱くなると、それは溶けて
しまった。
そして六日目には、その二倍のパン、一人二オマールを集めたが、会衆のつかさたちはみな来てモーセ
に言った。
そして彼らに言った、「これは主が言われたことである。『明日は休息、主の安息日である。オーブンで
焼きたいものは焼き、水で煮たいものは水で煮、残ったものは明日まで自分のために取っておきなさい
』」。
「モーセが命じたように、彼らはそれを明日まで保ったが、それは臭くなく、また虫もいなかった。
モーセは言った、「きょうはこれを食べなさい。きょうは主の安息日であるから、あなたがたは野にこれを
見出してはならない」。
「あなたがたは六日間それを集めなければならないが、七日目は安息日であるから、その中に入れて
はならない。
七日目になると、民のある者は集めに出て、それを見いださなかった。
主はモーセに言われた、「あなたがたはいつまでわたしの戒めと掟とを守ろうとしないのか。
主はあなたがたに安息日を与えられたので、六日目に二日分のパンを与え、七日目には、だれでも
自分の場所に立ち、だれでも自分の場所から出かけてはならない。
それで、人々は七日目に休んだ。
イスラエルの人々はその名をマナと呼んだが、それは白いコリアンダーの実のようであり、その味は蜜の
餅のようであった。
モーセは言った、「これは主が命じられた言葉である、あなたはこれをオムル一杯に詰め、あなたの代々
のためにこれを保存しなさい。
モーセはアロンに言った、「器を取り、その中にマナを一杯入れて、主の前に置き、あなたの世代のため
にこれを保存しなさい」。
主がモーセに命じられたように、アロンはこれを証の前に置いて、守るようにした。
イスラエルの子らは人の住む土地に入るまで四十年間、マナを食べ、カナンの地の境に至るまでマナ
を食べた。
オメルはエファの十分の一である。
「イスラエルの子らの全会衆は、主の戒めに従って、その旅路で罪の荒野を出て、レフィディムに宿営し
たが、そこには民が飲むべき水はなかった」。
「民はモーセと争って言った、「わたしたちに水を飲ませてください」。モーセは彼らに言った、「なぜ、わた
しと争うのですか。なぜ、主を誘惑するのか。
人々が水を求めて渇いたとき、人々はモーセにむかってつぶやいた、「あなたはなぜ、わたしたちをエジ
プトから連れ出し、わたしたちや、わたしたちの子や、わたしたちの家畜を渇きで殺そうとなさったのです
か。
モーセは主に叫んで言った、「わたしはこの民に何をしたらよいのでしょうか。しばらくすると、彼らはわた
しに石を投げつけるでしょう。
主はモーセに言われた、「民の前を通り、イスラエルの長老たちを連れて行き、あなたが川を打った杖を
手に持って、行きなさい」。
「見よ、わたしはあなたの前に、ホレブの岩の上に立ち、あなたが岩を打つと、そこから水がわき出して、
民は飲むであろう」。モーセはイスラエルの長老たちの目の前でそうした。
「彼はその地の名をマサと呼び、またメリバと呼んだ。それはイスラエルの子らの努力のためであり、また
彼らが主を誘惑して、『主はわれわれのうちにおられるのか、おられないのか』と言ったためである。
アマレクが来て、レフィディムでイスラエルと戦った。
モーセはヨシュアに言った、「われわれを選んで、出て行って、アマレクと戦え、明日、わたしは丘の頂に
立ち、神の杖を手にする」。
ヨシュアはモーセの言ったとおりにして、アマレクと戦ったが、モーセ、アロンおよびフルは丘の頂に上った
。
モーセが手を上げたとき、イスラエルは勝ったが、手を下ろしたとき、アマレクは勝ったのである。
しかしモーセの手は重かったので、彼らは石を取り、それを彼の下に置いて、その上に座らせた。アロン
とフルは彼の手を、ひとりは一方に、もうひとりは他方にとどめたが、彼の手は日が沈むまで安定して
いた。
ヨシュアはアマレクとその民を剣の刃で打ち破った。
主はモーセに言われた、「これを記念に書物に記し、ヨシュアの耳に告げよ。
「モーセは祭壇を築き、その名をこう呼んだ:主はわが旗である」。
「主が誓われたので、主は代々アマレクに対して戦われるであろう」と言った。
「さて、モーセの義父であるミディアンの祭司エテロは、神がモーセとその民イスラエルになさったすべての
こと、すなわち主がイスラエルをエジプトから連れ出されたことを聞いた。
モーセの義父エテロは、モーセの妻ジッポラを、モーセのもとに遣わした後、連れて行った、
そのふたりの息子と、そのうちのひとりをゲルショムと名づけたが、彼は言った、「わたしは見知らぬ土
地で見知らぬ者であった」;
もう一人の名はエリエゼル、彼は言った:父の神はわたしを助け、ファラオの剣からわたしを救い出さ
れた。
モーセの義父エテロは、その子らと妻を伴って、荒野のモーセのもとに来て、彼が宿営していた神の山
に向かった。
彼はモーセに言った、「わたしはあなたの義父エテロが、あなたとあなたの妻、および彼女と一緒にいる
あなたのふたりの息子たちのもとに来た。
モーセは出て行って義父に会い、ひれ伏して接吻し、互いに様子を伺って、天幕にはいった。
モーセは義父に、主がイスラエルのためにパロとエジプト人とになさったこと、また彼らが道中経験した
すべての困難と、主が彼らを救い出されたことを、すべて話した。
「エテロは、主がイスラエルをエジプト人の手から救い出すためになされたすべての善を喜んだ。
エテロは言った、「あなたをエジプト人の手から、またパロの手から救い出し、この民をエジプト人の手か
ら救い出したエホバに祝福あれ」。
「わたしは今、主がすべての神々よりも偉大であることを知る、それは彼らが高慢であったことに、主が
彼らに打ち勝ったからである。
「モーセの義父エテロは神に燔祭と犠牲を捧げ、アロンとイスラエルの長老たちは来て、モーセの義父と
ともに神の前でパンを食べた。
「モーセが民をさばくために座ったとき、民は朝から夕方までモーセの前に立っていた。
モーセの義父は、彼が民にしたすべてのことを見て言った、「あなたが民にすることは何であるか。なぜ、
あなただけが座っていて、民は朝から晩まであなたの前に立っているのか。
「モーセは義父に言った、『それはこの民が神を尋ねて、わたしのもとに来るからです』;
彼らが何か用事があると、わたしのところに来るのは、わたしが一人と一人の間をさばき、神の定めと
その律法とを彼らに告げるためである。
モーセの義父は彼に言った、「あなたのしていることは良くない」。
「あなたも、あなたといっしょにいるこの民も、全く気を失うであろう。
「今、わたしの声を聞いて、あなたを弁護しよう。あなたは神の前に民のためになり、その原因を神のも
とに持って来なさい;
そして彼らに律法と法を告げ、彼らの歩むべき道と、なすべき仕事とを知らせよ。
あなたはすべての民の中から、有能な人、神を畏れる人、真理の人、貪欲を憎む人を探し、千人の
長者、百人の長者、五十人の長者、十人の長者を彼らの上に立てよ;
それは彼らがこの民を常に裁くためである。彼らにあらゆる大事をあなたにもたらし、あらゆる小事を裁
かせなさい。そうすればあなたは自分の重荷を負い、彼らはあなたとともにそれを負うであろう。
「もしあなたがこれを行い、神がこれを命じられるならば、あなたは立つことができ、そうすれば、この民
もみな安らかに自分の所に行くであろう。
モーセは義父の声に聞き従い、その言ったことをすべて実行した;
モーセは全イスラエルのうちから有能な人を選び、民を治める者とした、すなわち千人を治める者、百
人を治める者、五十人を治める者、十人を治める者である。
彼らは常に民をさばいた。彼らは難しい仕事をモーセにもたらし、すべての小さい仕事をさばいた。
モーセはその義父を追い払って、自分の土地に行った。
「イスラエルの子らがエジプトの国から出てから三か月目に、同じ日にシナイの荒野に入った、
彼らはレフィディムから出発してシナイの荒野に入り、そこで宿営したからである。そこでイスラエルは山
の前で野営した。
モーセは神のもとに登り、主は彼を山から呼び出して言われた:あなたはヤコブの家にこう語り、イス
ラエルの子らにこう宣言する:
「あなたがたは、わたしがエジプト人にしたこと、すなわち、あなたがたを鷲の翼に乗せて、わたしのもとに
連れてきたことを見た;
「だから、もしあなたがたが熱心にわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたはす
べての民の中でわたしの特別な所有となるであろう。
そしてあなたがたは、わたしのために祭司の王国、聖なる民となるであろう」。これらは、あなたがイスラ
エルの子らに語るべき言葉である。
モーセは来て民の長老たちを呼び寄せ、主が彼に命じられたこれらの言葉をすべて彼らの前に示した
。
民はみな声をそろえて答え、「主が語られたことはすべて、わたしたちは行います」と言った。そしてモー
セは民の言葉を主に報告した。
主はモーセに言われた、「見よ、わたしが厚い雲に乗ってあなたのもとに来るのは、わたしがあなたと話
すとき、民が聞き、また彼らが永久にあなたを信じるようにするためである」。モーセは民の言葉を主に
告げたからである。
主はモーセに言われた、「民のもとに行き、昼も夜も彼らを聖別し、彼らの衣服を洗わせなさい」、
そして三日目に備えさせなさい。三日目に、主はシナイ山ですべての民の目の前に降りてこられるから
である。
あなたは周囲の民に境界を定めて、こう言いなさい、「あなたがたは気をつけなさい、山に上ってはなら
ない、またその境界に触れてはならない、山に触れる者は必ず死ぬであろう」。
「いかなる手もこれに触れてはならない。必ず石を投げられ、あるいは打たれ、獣であろうと人であろう
と、生きてはならない。
「モーセは山から下りて民のもとに行き、民を聖別し、民はその衣服を洗った。
モーセは民に言った、「三日目に備えよ、女に近寄ってはならない」。
三日目の朝、雷鳴と稲妻と、厚い雲と、非常に大きなラッパの声とがあったので、陣営にいたすべて
の民は震えあがった。
「モーセは神に会うために、民を宿営から連れ出したが、彼らは山のふもとに立った。
主が火でその上に降られたので、シナイ山はすべて煙り、その煙は炉の煙のように立ちのぼり、山全
体は非常に震えた。
「ラッパの声はますます大きくなり、モーセが話すと、神は大声で彼に答えられた。
「主はシナイ山の頂上に降りられ、主はモーセを山の頂上に召されたので、モーセは登った。
主はモーセに言われた、「下って行って、民に警告し、彼らが主を見るために国境を越えないようにし
なさい。
主のもとに近づく祭司たちも、主が彼らの上に臨まれないように、身を清めなければならない。
モーセはエホバに言った,「民はシナイ山に上ることはできません。あなたはわたしたちに警告されました
,『山に境界を設け,これを聖別せよ』と。
主はモーセに言われた、「行って、あなたを降ろし、その後、あなたは登り、アロンもあなたと一緒に行く
が、祭司と民とは境界を破って主のもとに上って行ってはならない。
「モーセは民のもとに下りて行って、こう言った。
「神はこれらの言葉をすべて語って言われた:
「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの国から、束縛の家から連れ出した。
「あなたはわたしの前に他の神々を持ってはならない。
あなたは、天の上にあるもの、地の下にあるもの、地の下の水の中にあるもの、いかなるものの形見も
、あなたがたのために造ってはならない。
あなたは彼らに身を屈めず、彼らに仕えてはならない。あなたの神、主は嫉妬深い神であり、父祖の
不義を、私を憎む者の三代、四代に至るまで、子らに臨むからである。
「わたしは、わたしを愛する者、およびわたしの戒めを守る者のうち、幾千もの者にあわれみを示す。
「あなたはあなたの神、主の名をむやみに用いてはならない、主はその名をむやみに用いる者に罪を犯
されないからである。
安息日を覚えて、それを聖なるものとしなさい。
「六日間、あなたは働いて、すべての仕事をしなければならない。
しかし、七日目はあなたの神エホバの安息日である。あなたは、あなたも、あなたの子も娘も、あなた
の下男も下女も、あなたの家畜も、あなたの門の中にいるよそ者も、いかなる仕事もしてはならない。
「主は六日の間に天と地と海とその中にあるすべてのものを造られ、七日目に休まれたから、主は安
息日を祝福し、これを神聖にされた。
あなたの父と母を敬い、あなたの神、主があなたに与える土地であなたの日が長くなるようにしなさい
。
あなたは殺してはならない。
汝は姦淫を犯してはならない。
あなたは、盗んではならない。
あなたは、隣人に対して偽りの証言をしてはならない。
あなたは隣人の家、隣人の妻、その下男、下女、その牛、そのろば、その他、隣人のものを欲しがっ
てはならない。
人々はみな、雷鳴と、稲妻と、ラッパの声と、山が煙るのを見たが、人々はそれを見て退き、遠く離
れて立っていた。
彼らはモーセに言った、「あなたはわれわれと語り合ってください。
モーセは民に言った、「恐れるな、神はあなたがたを証明するために来られたのだ。
E
民は遠く離れて立っていた。しかしモーセは神のおられる暗闇に近づいた。
主はモーセに言われた、「あなたはイスラエルの子らにこう言いなさい、わたしが天からあなたと話してい
るのを見たであろう。
「あなたがたは、わたしと一緒に他の神々を造ってはならない。
「あなたはわたしのために土の祭壇を築き、その上にあなたの焼き尽くす供え物、平和の供え物、あな
たの羊、あなたの牛をささげ、わたしの名を覚えさせるすべての場所で、あなたのもとに来て、あなたを
祝福するであろう。
もしあなたがわたしに石の祭壇を作るなら、それを切り石で作ってはならない。もしあなたがその上に燔
祭を上げるなら、あなたはそれを冒涜することになる。
あなたの裸が彼らの前にあらわにならないように、あなたは私の祭壇の前に階段で上ってはならない。
「これらは、あなたが彼らの前に置くべき定めである。
「もしあなたがヘブル人のしもべを買うならば、彼は六年間仕えなければならないが、七年目には自由
に出て行くであろう」。
もし彼が身一つで入ったなら、身一つで出なければならず、もし彼が結婚していたなら、その妻は彼と
一緒に出なければならない。
もし彼の主が彼に妻を与え、その妻が彼に息子または娘を与えたならば、その妻とその子とは彼の主
のものであって、彼は一人で出て行くであろう。
しかし、そのしもべが、「わたしは主、妻、および子らを愛しているので、自由に出かけたくありません」と
明白に言ったならば、そのしもべは、「わたしは主、および妻、および子らを愛しているので、自由に出
かけたくありません、
その主は彼をさばきつかさのところに連れて行き、戸の前、または戸の敷居のところに連れて行き、主
はその耳をひしゃくでほじくり出すであろう、そして彼は永久に彼に仕えるであろう。
もし人がその娘を売って、しもべとするならば、その娘はしもべが出るように出て行ってはならない。
もし娘がその主に喜ばれず、彼女と婚約していないならば、彼は彼女を身代りにさせなければならな
い。
しかし、もし彼が彼女をその息子に嫁がせるならば、彼は娘の権利にしたがって、その娘に施さなけれ
ばならない。
もし彼が他の者を娶っても、その食物、その衣服、その婚姻のきずなを減らしてはならない。
もし彼が彼女のためにこれら三つのことをしないならば、彼は金を与えずに、自由に外出しなければな
らない。
だれかを殴って死なせる者は、必ず死刑に処せられる。
しかし、もし彼が罠を仕掛けたのではなく、神が彼をその手に渡されたならば、私はあなたに、彼が逃
げ込むべき場所を命じよう。
しかし、だれでもその隣人に対して故意に行い、裏切りによって彼を殺すなら、あなたはその人をわた
しの祭壇から取り上げて、死なせなければならない。
「その父、または母を打つ者は必ず死刑になる。
また人をさらって、その人に売ったり、その手にあるのを見つけたりする者は、必ず死刑に処せられる。
またその父または母をののしる者は、必ず死刑に処せられる。
もし二人の人が争って、石や拳で互いに打ち合い、その人が死なないで、その床の上に倒れるなら
もし彼が復活して、杖をついて外国を歩くならば、彼を打った者は無罪とされ、ただ彼が失った時間
を返して、彼を完全にしなければならない。
もしだれかが、そのしもべ、またはその女中を棒で打って、その手で死んだならば、その者は必ず罰せら
れるであろう;
しかし、もし一日か二日生き延びたとしても、それは自分の金であるから、罰せられることはない。
もし何人かの人が争って、ある人が子持ちの女を打って流産させ、他に傷のない場合は、その女の夫
が彼に科すところに従って、必ず罰金を科し、裁判官たちが裁くであろう。
「しかし、もし死があるならば、あなたは命に対して命を与えなければならない、
「目には目を、歯には歯を、手には手を、足には足を、
火傷には火傷を、傷には傷を、卒倒には卒倒を。
また、だれかがそのしもべの目、またはその召使の目を打って、それを傷つけたときは、その目によって自
由にさせなければならない。
またそのしもべの歯、またはその召使の歯を取るときは、その歯によって自由にさせなければならない。
もし、ある牛が、男または女をあばいて死んだならば、その牛は必ず石で打たれ、その肉は食べてはな
らないが、その牛の所有者は無罪となる。
しかし、もしその牛が以前からあばれる者で、その所有者がそれを知っていて、それを守らず、男また
は女を殺したならば、その牛は石を投げられ、その所有者もまた死ななければならない。
もし身代金が課せられたならば、彼はその命の身代金として、課せられたものをすべて与えなければな
らない、
その人が子を去勢したか、娘を去勢したかにかかわらず、この法令にしたがって、その人になされなけ
ればならない。
もし牛が召使いまたは女中を侮るならば、その主人に銀三十シェケルを与え、その牛は石で打たれ
なければならない。
もしだれかが穴を掘り、または穴を掘って、その上にふたをせず、牛またはろばがその中に落ちるならば
穴の所有者は彼に金を払う。彼はその所有者に金を払うが、死んだ動物は彼のものである。
もし人の牛が隣人の牛を打って死んだら、生きている牛を売って、その金を等分し、また死んだ牛を
自分たちの間で分けなければならない。
しかし、その牛が以前は侮蔑者であり、その所有者がそれを飼わなかったと知れば、その者は必ず牛
の代価を支払わなければならないが、死んだ牛はその者のものとなる
だれでも牛または羊を盗み、これを殺し、または売るならば、その者は牛一頭のために牛五頭、羊一
頭のために羊四頭を支払わなければならない。
盗みが見つかって傷を負い、死んだ場合、その傷を負った者は血の罪を問われない。
もし彼の上に日が暮れても、犯人は血の罪を負う。泥棒は全額を賠償し、支払うべきものがないと
きは、その盗みのために売られなければならない。
盗人がその手に生きているのを発見したときは、それが牛であれ、ろばであれ、羊であれ、その倍額を
支払わなければならない。
もし人が自分の動物を畑やぶどう園で放牧させ、他人の畑に出して食べさせたならば、自分の畑の
最良のものと自分のぶどう園の最良のものとを回復しなければならない。
もし火が出て、いばらを取り、麦の枡や、トウモロコシ畑や、畑を焼いたならば、火をつけた者は、焼か
れたものの代価を十分に支払わなければならない。
もしだれかが隣人に金品を与えて保管させ、それがその人の家から盗まれたならば、盗人は見つかっ
ても、その二倍を支払わなければならない。
もし盗人が見つからなければ、その家の主人を裁判官の前に連れて行き、その人が隣人の品物に手
を入れていないかどうかを確かめなければならない。
あらゆる不正なもの、牛、ろば、群れ、衣服、すべての失われたもので、だれかが自分のものだと言う
ものについては、その両方の原因が裁判官の前に出され、裁判官が非難するものは、その隣人に二
倍支払わなければならない。
もしだれかが、ろば、牛、羊、その他の獣を飼うために隣人に与えて、それが死んだり、裂けたり、さら
われたりしたら、だれもそれを見てはならない、
そのとき、両者の間に主の誓いがあって、その人が隣人の品物に手をかけていないことを証明しなけれ
ばならない。その主人はこれを取り、他の者はこれを返してはならない。
しかし、もしそれが本当に彼から盗まれたものであれば、彼はその持ち主にそれを返さなければならな
い。
しかし、もし彼が引き裂かれたなら、彼はそれを証人のために持って来なければならず、引き裂かれた
者は弁償してはならない。
もし人が隣人から獣を借りて、その所有者がいないときに、傷つけられたり、殺されたりしたならば、そ
の人は必ず支払わなければならない。
もしその所有者が立ち会ったならば、彼はその代価を支払わないものとし、もしそれが雇われたもので
あれば、その雇い主の代価とする。
もしだれかが、婚約していない処女を欺いて、その女と寝たならば、彼は必ずその女を養い、自分の
妻としなければならない。
もしその父が全く彼女を与えることを拒むならば、彼は処女の持参金にしたがって、金銭で彼女に支
払わなければならない。
魔術師をあなたは生かしてはならない。
獣とうそをつく者は必ず死刑になる。
主だけでなく、神々に犠牲を捧げる者は、だれでも死刑に処される。
あなたは見知らぬ人を苦しめず、また圧迫してはならない。
「あなたはやもめや孤児を苦しめてはならない。
もしあなたが彼らを苦しめても、彼らがわたしに叫ぶならば、わたしは必ずその叫びを聞くであろう。
そしてわたしの怒りは燃え上がり、あなたを剣で打ち殺し、あなたの妻は寡婦となり、あなたの子は父
を失うであろう。
もしあなたが、わたしの民、すなわち、あなたとともにいる貧しい者に金を貸すなら、あなたは彼らを利
する者として扱ってはならない、彼らに利殖を課してはならない。
もしあなたが隣人の衣服を質に入れても、日が沈む前に、それを彼に返さなければならない、
それは彼の覆いであり、彼の皮の衣であるから、彼はどこに寝ればよいのか。彼がわたしに叫ぶとき,
わたしは彼に耳を傾ける。
あなたは神を呪ってはならない、またあなたの民の王子を呪ってはならない。
「あなたの初穂と飲み物とを遅らせてはならない、あなたの子らの初子は私に与えるべきである。
あなたは自分の牛と羊とについて、このようにしなければならない。
「あなたがたは、わたしにとって聖なる者となる。だから、野原で裂かれた肉を食べてはならない。。
「あなたは、偽りのうわさを認めてはならず、悪人と手を結んで、偽りの証人となることをしてはならない
」。
あなたは悪を行うために、群衆に従ってはならない。また、論争において、多数派に加担して、正しい
ことをねじ曲げるようなことをしてはならない。
また、あなたは貧しい者のために、その大義を擁護してはならない。
あなたは敵の牛またはろばが道に迷っているのに出会ったら、必ずそれを彼のもとに連れ戻さなければ
ならない。
「もし、あなたを憎む者の驢馬が、その重荷に倒れるのを見たら、あなたは彼を助けることを遠慮する
のか。あなたは必ずそれを持ち上げるのを助けなければならない。
あなたは、その原因において、あなたの貧しい人の権利を曲げてはならない。
あなたは偽りの言葉からあなたを遠ざけ、罪のない正しい者を殺してはならない、わたしは悪人を正当
化しないのだから。
あなたは賄賂をとってはならない。賄賂は目のある者を盲目にし、正しい者の言葉を曲げるからであ
る。
あなたは見知らぬ人を虐げてはならない。あなたがたはエジプトの地で見知らぬ人であったから、見知
らぬ人の心を知っている。
あなたは自分の土地に六年間種をまき、その実を集めなければならない;
しかし、七年目には、それを分配して休ませ、あなたの民の貧しい者が食べ、野の獣がその残りを食
べることができるようにしなければならない。こうして、あなたは自分のぶどう畑とオリーブ畑とについて行
う。
「あなたは六日仕事をし、七日目に休んで、あなたの牛やろばを休ませ、あなたのはしためや、見知ら
ぬ者を休ませることができる。
「わたしがあなたがたに言ったことは、すべて自分自身に気をつけることであり、他の神々の名を覚えて
はならず、また口から聞いてはならない。
一年に三度、あなたがたはわたしのために祝宴を催さなければならない。
「七日間は、わたしが命じたように、アビブの月の定められた時刻に、パン粉のないパンを食べなければ
ならない;
また、あなたが畑に蒔いた労苦の初果の収穫の祭と、年の暮れに、あなたが畑から労苦を集めてくる
集会の祭とがある。
「一年に三度、あなたのすべての者は神である主の前に出頭しなければならない。
あなたは私のいけにえの血を、澱みのあるパンでささげてはならず、私の祭りの脂肪は夜から朝まで残
ってはならない。
「あなたの土地の初物のうち、最初の実をあなたの神エホバの家に携えて来なさい、あなたは子をその
母乳で煮てはならない。
「見よ、わたしは天使をあなたの前に遣わし、あなたを道ばたに留め、わたしがあなたのために用意した
場所にあなたを連れて行く。
「彼の前に身を慎み、その声に聞き従い、彼を怒らせてはならない、彼はあなたの罪を赦さない。
もしあなたが熱心にその声に従い、わたしの語ることをすべて行うならば、わたしはあなたの敵に敵対し
、あなたの敵に敵対する者となるであろう」。
「わたしの天使はあなたの前に出て、あなたをアモリ人、ヒッタイト人、ペリジ人、カナン人、ヒビ人、エ
ブス人のところに連れて行き、彼らを滅ぼそう。
「あなたは彼らの神々に身を屈めず、彼らに仕えず、彼らの業に倣ってはならない、あなたは彼らを完
全に滅ぼし、その柱を粉々に砕く。
そしてあなたがたは、あなたがたの神、主に仕え、あなたがたのパンと水を祝福し、わたしはあなたがた
の中から病気を取り去ろう。
あなたの国には流産する女もなく、不妊の女もないであろう。
「わたしはあなたの前に恐怖を送り、あなたが行くところのすべての民を滅ぼし、あなたのすべての敵に
あなたに背を向けさせるであろう。
わたしはあなたの前にスズメバチを送り、ヒビ人、カナン人、ヒッタイト人をあなたの前から追い出すであ
ろう。
「わたしは、この地が荒野となり、野の獣があなたに対して増えることのないように、一年のうちにそれら
をあなたの前から追い出すことはしない。
わたしは少しずつ、あなたの前から彼らを追い出し、あなたが増えて、その地を嗣業として所有するよう
になるまで、彼らを追い出そう。
「わたしは紅海からペリシテの海まで、また荒野から川まで、あなたの国境を定めよう。
あなたは彼らと、また彼らの神々と同盟を結んではならない。
もしあなたが彼らの神々に仕えるならば、それは必ずあなたの罠となるであろう」。
終了します。