秋色のふたりは恋で強くなる。

青春・恋愛

蜃気羊/著
秋色のふたりは恋で強くなる。
作品番号
1708898
最終更新
2023/10/14
総文字数
6,821
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
4
ランクイン履歴

青春・恋愛28位(2023/10/15)

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青春・恋愛28位(2023/10/15)

X(Twitter)で公開した
エモい詩(44作)をまとめた詩集です。

秋の始まりから、秋が深まっていく中で、
イエローゴールドのリングが似合う君や、
カーキのアウターに黄色のスカートが似合う君、

孤独や悩みの中、
絶望から希望、
些細な恋や淡い青春、
君が強く立ち直る一瞬を切り取っています。




離れない約束はすでに無効で、
そんなことは忘れて
ぼやけた毎日を過ごしている。

そんな昔の誓いを思い出したのは、
夜の公園で自販機で缶コーヒーを買ったときだった。

タイムラインは止まったままで、
あなたとは、
お互い忙しくて、
交わる気配は微塵もない。

今更、後悔したって遅いね。






自由になりたいから、
真夜中のコンビニで、
濃厚バニラといちごパフェとモンブランをかごに入れた。

時計の針は回る。
すでに頭の中は鐘が鳴る。

今日も上手く行かなかったことを
忘れ去るために自分に魔法をかけたい。

最高にとろける甘さの向こうにある
明日の現実を思うと、
ため息が出た。





雨の水曜日にさよならを告げる。
深夜の公園は雨がしとしと降っていて、
水瓶の中のように暗く湿っていた。

雨の夜中にさよならを告げたい。

深夜の公園は自問自答に最適で、
ここで未来を決めては
明るい希望を作る。

どうして生きるのって、
こんなに面倒なんだろう。

頬に雨粒があたった。



※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)

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