「だから、もう一回していい?」


 もう一回っ⁉

 今は、もうお腹いっぱいです‼


 そう訴えかけるように。
 見つめる、じっと。
 彼の目を。


「しょうがないな。
 じゃあ、またあとで」


 私の訴え。
 それが通じたのか。

 彼は私のおでこにキスをして浴室の方へ向かっていった。