離した手のひらは空に透かして。

青春・恋愛

朱宮あめ/著
離した手のひらは空に透かして。
作品番号
1707606
最終更新
2023/10/08
総文字数
18,260
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
3
ランクイン履歴

総合33位(2023/10/09)

青春・恋愛7位(2023/10/09)

ランクイン履歴

総合33位(2023/10/09)

青春・恋愛7位(2023/10/09)


高校三年生の羽石ことりは、ずっと憧れていた美術大学への進学も決まり、あとは卒業式を待つのみとなっていた。
幼なじみで恋人同士の奏と高校最後の日常を謳歌していると、女手一つでことりを育ててくれていた母が倒れてしまう。
母はなんとか一命を取り留めたものの、右半身に障害が残ってしまった。
進学か、母か。ことりは進路を迷い始める。
迷いを奏に相談するが、ことりは厳しく批難されてしまい……。

結局、進学か帰郷か決められないまま学校が始まる。奏と会うことに気まずさを感じて登校するが、奏は学校に来なかった。
奏に連絡すると、冬休み中に奏が事故に遭っていたことを知り……。
あらすじ

ねぇ、大人になるってどういうこと?

大人になるって、怖いこと?

これは、
親鳥に守られていたヒナ鳥が大空へ羽ばたく話。

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