私をひょいっと持ち上げて。



今の私では、到底、
届きそうもない高さの箱の中に入れられた。



そして.................................



「ずっと、このまま閉じ込めるってどう?」



めちゃくちゃ嬉しそうな顔で言うがっくん。



がっくんの悪知恵は、
高校2年生になった今も変わらない。



「...............っ、どうって言われてもっ、」



普段なら、まともな案を提案出来るのにっ!



脳みそまで小さくなってるせいか、
頭をひねっても、出てこない案。



「いこいチャン無回答につき、
俺の独占欲で動くことにしまーす!」



その言葉が合図になって。



ミニチュアになった、その日。



私は、いつも以上に彼氏に独占されました♡





fin.