「いい天気だぁ〜〜〜」



ここは、お隣の家の〝縁側〟



私、横手さくら(よこてさくら)は。



外を眺めながら、
今日も、──────縁側でお茶を飲んでいる。



「いや、もう体勢も発言もババくさっ」



そんなことを言って、私の背後から............



〝スイカ〟を持って現れたのは。



幼なじみの、鈴間高晴(すずまたかはる)



通称、高ちゃん。



何を隠そう、ここは高ちゃんの家で。



スイカを持ってきた高ちゃんに感謝だ。



とは言え............ババくさいって............



「余計なお世話ですぅ〜〜っ‼︎
って、スイカ早くちょーだいよ!」



余計なひと言があったから、
高ちゃんに、スイカを求める私。