【完】桜の降る日、君の隣で死ねますように





起死回生を試みたものの、ゲーム終了後だったためノーカウントに終わってしまった。

結局ゲームには私の負け。


菫と合流し、私たちは近くの公園に移動することになった。


その途中で罰ゲームの飲み物を買うため、私はコンビニに寄ることにした。

ふたりには先に公園に行っていてもらい、私も飲み物を3人分買うと、ふたりを追いかける。


菫にはストレートティー、柊依にはコーヒーを買ってみた。

それとささやかなサプライズとして、ふたりに肉まんも買った。

菫と柊依は喜んでくれるだろうか。


蒸気でビニール袋の中に水滴ができている。


ふたりが待っている公園はもうすぐそこ。

冷めないうちに、早くふたりの元に行かなきゃ。


温かさを詰め込んだ白いビニール袋を見つめ、思わず頬が緩んだその時。

すぐ近くで、長いクラクションの後、なにかが爆発したかのような大きな衝撃音を聞いた。