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皇帝である兄の影武者となった空燕と、皇帝の愛妾として後宮に入った月鈴が、方士として難事件に取り組む物語は、実に面白いと思いました。その兄が正気に戻り、今度はその皇帝勅命の下で、帝の影武者とその愛妾が、活動する様は痛快に思えてなりません。そして本当の夫婦として契れた描写が描かれていた点も感激を覚えました。 只、疑問に残るのは、一連の事件の黒幕の四像国であることが、空燕と月鈴がほぼ同時間帯に知り得たことです。きっかけはそれぞれ違いますが、余りに急転直下な展開に思えてなりません。 また、生まれながらに方士の元で育った月鈴であるから、女性らしく育っていないとはいえ、セリフが全て男性口調であるため、月鈴が発したセリフなのか否か、思い悩む箇所がありました。後宮に入る前に妃教育を受けた以上、女性口調にすべきと思います。
まさひろ 2023/11/06 19:26
感想ありがとうございます。
作者からの返信 2023/11/07 13:24
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皇帝である兄の影武者となった空燕と、皇帝の愛妾として後宮に入った月鈴が、方士として難事件に取り組む物語は、実に面白いと思いました。その兄が正気に戻り、今度はその皇帝勅命の下で、帝の影武者とその愛妾が、活動する様は痛快に思えてなりません。そして本当の夫婦として契れた描写が描かれていた点も感激を覚えました。
只、疑問に残るのは、一連の事件の黒幕の四像国であることが、空燕と月鈴がほぼ同時間帯に知り得たことです。きっかけはそれぞれ違いますが、余りに急転直下な展開に思えてなりません。
また、生まれながらに方士の元で育った月鈴であるから、女性らしく育っていないとはいえ、セリフが全て男性口調であるため、月鈴が発したセリフなのか否か、思い悩む箇所がありました。後宮に入る前に妃教育を受けた以上、女性口調にすべきと思います。