子供っぽすぎる私。



情けなさすぎて、
亮くんと視線を合わせられずにいると。



「.........っ、俺のためとか、
よつ葉って、マジで馬鹿だろ」



そう言って──────パチンッと。



私のおでこを弾く亮くん。



「っ、ぅ、ばかって..................っ、」



自覚もしてるけど、
亮くんに.........〝好きな人〟に言われるのは。



凄く、情けない........................っ。



そう思っていると。



──────グイッ!と引き寄せられて。



感じるのは、亮くんの体温。



「〝四葉のクローバー〟なんかなくても、
俺は、よつ葉と離れる気はサラサラない」



抱きしめられたんだって、気づいたと同時。



私の頭上で、そんな言葉を落とす亮くん。