*ログライン
「もう勇者なんて嫌だ! やめてやる!」
勇者をやめたい少年が強制的に放り込まれたダンジョンで死んだふりをしたことから始まる、もふもふと共に歩む異世界スローライフ!
*世界観
〇魔法と剣がある異世界
〇王国、帝国、公国といった君主制の国が基本(共和制もないわけではない)。
〇ステータスが見える世界で、人々は皆、生まれた時に適した職業が決まっており、それに合わせたスキルや称号を持つ(後から手に入れる場合もあり)。ただし、魔族や神獣にはステータスという概念がない。
〇魔法を使えるのは魔法系職業の者のみ。魔法を発動するには魔力がないといけない。
〇ステータスは自分より強い人間のもの、あるいはスキル等で隠されたものは見えない。
〇神界・人間界・魔界の3つの世界があり、神界には神々(神獣含む)が、魔界には魔族が暮らしている。
〇魔界の主は魔王(魔族を創った邪神は神々から逃げるため姿を隠している)。神界の主は創造神。
〇人間は創造神の被造物、魔族は邪神の被造物であるため常に対立しており、戦争状態(時の魔王次第では、停戦状態になることもあるが、現在は戦争中)。
〇勇者は、神が魔族に対抗する手段として人間に与えた存在。ただし、異世界から呼び寄せられるのは一人の魔王に対し一人まで。
〇魔王は倒されても百年経つと新しい魔王が生まれる。その度に勇者も召喚されている。
〇人間界と魔界は行き来がある程度簡単にできる(ただし、戦争中につき現在封鎖されている)。
〇神界に行くことは基本的にはできない(なお、神々が他世界に行くことは可能)
〇人間界は魔王を倒すべく、勇者を異世界から召喚する。勇者は異世界召喚でしか現れない。
〇冒険者や商人を管理・保護する、冒険者ギルト、商業ギルドがある。
冒険者のランク:S>A>B>C>D>E>F
〇魔物が存在する。
〇魔道具と呼ばれる、魔物が持つ命にも等しい魔石を使った特別な力を持つ道具が存在する。
〇ダンジョンが存在する。
ダンジョン:突如発生する迷宮。発生理由はわかってない。ダンジョン内は時空が外と切り離されており、時間の進み方が外とは違う。また、中には砂漠があったりとダンジョン特有の世界が広がる。魔物が湧き、特殊なアイテムをゲットできる場所。ダンジョンマスターと呼ばれるボスを倒すとダンジョン自体消えるが、倒すでは、中にいる魔物は一定の時間を置くと復活《リスポーン》する。
〇エルフ・ドワーフといった長命種が存在する。
*主要キャラクター設定
〇主人公:神木勇馬(通称:ユウマ)
〈願い〉スローライフを送ること。
黒髪黒目。高校二年生。愛犬の散歩中、突如異世界に勇者として召喚される。
基本的にのんびりした性格。動物が好きで相性が良い。面倒見がよく、行動的だが、理不尽なことが嫌い。職業上魔法も剣も扱える。
召喚した国〈ディアス〉によってロクな訓練も受けずに酷使され、その際に、未踏破のダンジョン<ヘルベレス>に放り込まれて死にかける。そのことがきっかけで逃げ出すことを決意。監視者の目をかいくぐるため、死んだふりをした。
その様子を見ていたダンジョンマスターに「行動が面白い!」と気に入られ、ダンジョンマスターの元、強くなるために修行をすることに(理由:スローライフを送るためには勇者であるということを隠す必要があり、ステータスバーを人から見えないようにする必要がある。そのためには強くならないといけない)。
時間が停止した空間で千年修行した結果、最強となりダンジョンから抜け出す。
その後、勇者であることを隠しつつ冒険者となり、もふもふ集めのスローライフを楽しむようになる。
職業:勇者
〇ダンジョンマスター:キリア
浅黒い肌、真っ赤な瞳、真っ黒な髪を持つ少女。常に浮遊している。
ユウマが放り込まれたダンジョン<ヘルベレス>の主。
強すぎて強くなったユウマでもステータスが見えない。
かなり強い。
ダンジョンという危ない場所にもかかわらず、監視者の目を逃れるために死んだふりをしたユウマを面白く思い気に入り、ユウマの願いを叶えるために、修行をつけることになる。
実は魔族。だが、魔族であることを隠し、ダンジョンに挑む人間を殺すことで陰ながら魔王の手伝いをしている。
ユウマを手助けしたのは自ら役目を投げうった人間を脅威に感じなかったため。
〇ティアラ
年齢:四十二歳(見た目は20代前半)。ユウマがダンジョンから出る際に、ダンジョン内で死にかけていたエルフの美女。Cランク冒険者。ユウマに助けられて、ユウマを慕うようになる。二人でパーティーを組み、ユウマのスローライフを共にすることに。
ユウマに対して少し重たい愛を抱えているが、愛嬌がある可愛らしい女性。
ユウマを狙う輩に対しては手加減しないなど、戦闘狂な一面も。
職業:魔法弓士
〇ギアス王国国王:ヴォルン・ウェィル・パデアーノ・ギアス
ユウマを召喚したギアス王国の国王。勇者を道具だと思っており、ロクな訓練もせずに酷使した張本人。傲慢で、身勝手。
職業:国王
(国を治める能力と君主の素質はまた別)
〇神狼《フェンリル》:ハク
ユウマがダンジョンから出て港町シーラに向かう途中、ティアラを攫った盗賊のアジトの傍にいた真っ白な子犬(ユウマたちも最初は神狼だと知らなかった)。
瀕死であったところを助け、それ以降仲間に。ユウマが危険に陥ったところで覚醒し、神狼であることを知る。それ以降喋れるように。
パーティーの癒し的存在。ユウマに良く懐き、ティアラに対しては少し生意気に振る舞う。よくティアラとユウマを奪い合って喧嘩をしている。
*あらすじ
「おおおおお! 勇者様を召喚できたぞ!!!」
愛犬〈こたろう〉の散歩中、突如異世界に召喚された高校二年生の神木勇馬は――死にかけていた。
まるでゲームや漫画の世界のような、魔法も剣もある、ステータスも見ることができる異世界。
そこは、魔族と人間が対立しており、魔族の王である魔王を倒すべく勇者、つまり俺が召喚されたのだという。
だが、勇者といえど、休む暇もなく魔物討伐や魔族との戦争に繰り出されれば誰だって死にかける。
いや、そもそも魔法も剣も初めて使うというのに誰も教えてくれない。装備だけなんか豪華なものを頂いたけれど、鎧は無駄に宝石が付いていて動きづらいし、剣は体に合わないくらい長くて扱いにくいし。むしろもらわない方がよかったレベル。
そんなお粗末な装備で、大して訓練もしていない状況でも死ななかったのは、勇者という職業ゆえか、飛躍的にアップした新地能力と、なんとなくわかる力の使い方ゆえだった。
だが、そんなある日、突然できたダンジョンの踏破を命じられて、拒否する間もなくダンジョンに放り込まれてしまう。
目の前に広がるのは未知の世界。しかも、よくわからないけど魔物たちが異様に強い!
消耗していく体力。逃げ出さないように、と付いてきている監視者は、透明化の魔法を使っており手助けする気配もない。
「俺は、こたろうと毎日遊べたらそれでよかったのに! 召喚とかふざけやがって! もうやだ! 勇者なんてやめる!」
俺は監視者の目の前で魔物が放ってきた魔法に真正面から突っ込んでいき……
全力で防御したうえで木っ端みじんに吹き飛んで死んだふりをした。
結果、俺は実質的に死んだことになった。
だが、そんな俺をダンジョンの主であるダンジョンマスターが見ていたようで……?
「こやつ、面白いな。勇者でありながら死んだふりまでして役目を投げ出すとは……気に入ったぞ。お主の願いを叶えてやろう!」
これは死んだふりから始まる、召喚勇者の異世界スローライフwithもふもふ!
「もう勇者なんて嫌だ! やめてやる!」
勇者をやめたい少年が強制的に放り込まれたダンジョンで死んだふりをしたことから始まる、もふもふと共に歩む異世界スローライフ!
*世界観
〇魔法と剣がある異世界
〇王国、帝国、公国といった君主制の国が基本(共和制もないわけではない)。
〇ステータスが見える世界で、人々は皆、生まれた時に適した職業が決まっており、それに合わせたスキルや称号を持つ(後から手に入れる場合もあり)。ただし、魔族や神獣にはステータスという概念がない。
〇魔法を使えるのは魔法系職業の者のみ。魔法を発動するには魔力がないといけない。
〇ステータスは自分より強い人間のもの、あるいはスキル等で隠されたものは見えない。
〇神界・人間界・魔界の3つの世界があり、神界には神々(神獣含む)が、魔界には魔族が暮らしている。
〇魔界の主は魔王(魔族を創った邪神は神々から逃げるため姿を隠している)。神界の主は創造神。
〇人間は創造神の被造物、魔族は邪神の被造物であるため常に対立しており、戦争状態(時の魔王次第では、停戦状態になることもあるが、現在は戦争中)。
〇勇者は、神が魔族に対抗する手段として人間に与えた存在。ただし、異世界から呼び寄せられるのは一人の魔王に対し一人まで。
〇魔王は倒されても百年経つと新しい魔王が生まれる。その度に勇者も召喚されている。
〇人間界と魔界は行き来がある程度簡単にできる(ただし、戦争中につき現在封鎖されている)。
〇神界に行くことは基本的にはできない(なお、神々が他世界に行くことは可能)
〇人間界は魔王を倒すべく、勇者を異世界から召喚する。勇者は異世界召喚でしか現れない。
〇冒険者や商人を管理・保護する、冒険者ギルト、商業ギルドがある。
冒険者のランク:S>A>B>C>D>E>F
〇魔物が存在する。
〇魔道具と呼ばれる、魔物が持つ命にも等しい魔石を使った特別な力を持つ道具が存在する。
〇ダンジョンが存在する。
ダンジョン:突如発生する迷宮。発生理由はわかってない。ダンジョン内は時空が外と切り離されており、時間の進み方が外とは違う。また、中には砂漠があったりとダンジョン特有の世界が広がる。魔物が湧き、特殊なアイテムをゲットできる場所。ダンジョンマスターと呼ばれるボスを倒すとダンジョン自体消えるが、倒すでは、中にいる魔物は一定の時間を置くと復活《リスポーン》する。
〇エルフ・ドワーフといった長命種が存在する。
*主要キャラクター設定
〇主人公:神木勇馬(通称:ユウマ)
〈願い〉スローライフを送ること。
黒髪黒目。高校二年生。愛犬の散歩中、突如異世界に勇者として召喚される。
基本的にのんびりした性格。動物が好きで相性が良い。面倒見がよく、行動的だが、理不尽なことが嫌い。職業上魔法も剣も扱える。
召喚した国〈ディアス〉によってロクな訓練も受けずに酷使され、その際に、未踏破のダンジョン<ヘルベレス>に放り込まれて死にかける。そのことがきっかけで逃げ出すことを決意。監視者の目をかいくぐるため、死んだふりをした。
その様子を見ていたダンジョンマスターに「行動が面白い!」と気に入られ、ダンジョンマスターの元、強くなるために修行をすることに(理由:スローライフを送るためには勇者であるということを隠す必要があり、ステータスバーを人から見えないようにする必要がある。そのためには強くならないといけない)。
時間が停止した空間で千年修行した結果、最強となりダンジョンから抜け出す。
その後、勇者であることを隠しつつ冒険者となり、もふもふ集めのスローライフを楽しむようになる。
職業:勇者
〇ダンジョンマスター:キリア
浅黒い肌、真っ赤な瞳、真っ黒な髪を持つ少女。常に浮遊している。
ユウマが放り込まれたダンジョン<ヘルベレス>の主。
強すぎて強くなったユウマでもステータスが見えない。
かなり強い。
ダンジョンという危ない場所にもかかわらず、監視者の目を逃れるために死んだふりをしたユウマを面白く思い気に入り、ユウマの願いを叶えるために、修行をつけることになる。
実は魔族。だが、魔族であることを隠し、ダンジョンに挑む人間を殺すことで陰ながら魔王の手伝いをしている。
ユウマを手助けしたのは自ら役目を投げうった人間を脅威に感じなかったため。
〇ティアラ
年齢:四十二歳(見た目は20代前半)。ユウマがダンジョンから出る際に、ダンジョン内で死にかけていたエルフの美女。Cランク冒険者。ユウマに助けられて、ユウマを慕うようになる。二人でパーティーを組み、ユウマのスローライフを共にすることに。
ユウマに対して少し重たい愛を抱えているが、愛嬌がある可愛らしい女性。
ユウマを狙う輩に対しては手加減しないなど、戦闘狂な一面も。
職業:魔法弓士
〇ギアス王国国王:ヴォルン・ウェィル・パデアーノ・ギアス
ユウマを召喚したギアス王国の国王。勇者を道具だと思っており、ロクな訓練もせずに酷使した張本人。傲慢で、身勝手。
職業:国王
(国を治める能力と君主の素質はまた別)
〇神狼《フェンリル》:ハク
ユウマがダンジョンから出て港町シーラに向かう途中、ティアラを攫った盗賊のアジトの傍にいた真っ白な子犬(ユウマたちも最初は神狼だと知らなかった)。
瀕死であったところを助け、それ以降仲間に。ユウマが危険に陥ったところで覚醒し、神狼であることを知る。それ以降喋れるように。
パーティーの癒し的存在。ユウマに良く懐き、ティアラに対しては少し生意気に振る舞う。よくティアラとユウマを奪い合って喧嘩をしている。
*あらすじ
「おおおおお! 勇者様を召喚できたぞ!!!」
愛犬〈こたろう〉の散歩中、突如異世界に召喚された高校二年生の神木勇馬は――死にかけていた。
まるでゲームや漫画の世界のような、魔法も剣もある、ステータスも見ることができる異世界。
そこは、魔族と人間が対立しており、魔族の王である魔王を倒すべく勇者、つまり俺が召喚されたのだという。
だが、勇者といえど、休む暇もなく魔物討伐や魔族との戦争に繰り出されれば誰だって死にかける。
いや、そもそも魔法も剣も初めて使うというのに誰も教えてくれない。装備だけなんか豪華なものを頂いたけれど、鎧は無駄に宝石が付いていて動きづらいし、剣は体に合わないくらい長くて扱いにくいし。むしろもらわない方がよかったレベル。
そんなお粗末な装備で、大して訓練もしていない状況でも死ななかったのは、勇者という職業ゆえか、飛躍的にアップした新地能力と、なんとなくわかる力の使い方ゆえだった。
だが、そんなある日、突然できたダンジョンの踏破を命じられて、拒否する間もなくダンジョンに放り込まれてしまう。
目の前に広がるのは未知の世界。しかも、よくわからないけど魔物たちが異様に強い!
消耗していく体力。逃げ出さないように、と付いてきている監視者は、透明化の魔法を使っており手助けする気配もない。
「俺は、こたろうと毎日遊べたらそれでよかったのに! 召喚とかふざけやがって! もうやだ! 勇者なんてやめる!」
俺は監視者の目の前で魔物が放ってきた魔法に真正面から突っ込んでいき……
全力で防御したうえで木っ端みじんに吹き飛んで死んだふりをした。
結果、俺は実質的に死んだことになった。
だが、そんな俺をダンジョンの主であるダンジョンマスターが見ていたようで……?
「こやつ、面白いな。勇者でありながら死んだふりまでして役目を投げ出すとは……気に入ったぞ。お主の願いを叶えてやろう!」
これは死んだふりから始まる、召喚勇者の異世界スローライフwithもふもふ!