これからの展望を示します。

物語の主な展開としては、龍人族のゲンジとフランが(悪意に対しては)爽快な無双劇を繰り広げながら、人間族との共存を目指していく、という風になります。その仲介人として、エクトがいてくれます。優しいストーリーを描きたいです。

ギルド『マニメント・モニメン』との戦いで、ゲンジ、フラン、エクトの3人はピンチに陥ります。その時、フランとエミリアの魂が邂逅します。12年前の事件について、記憶を託します。そして、現在、ゲンジは龍人族としての力をエミリアの魔法により抑制されている状態ですが、フランはエミリアから、その封印を解く鍵も同時に託されます。封印を解かれ、力が解放されるゲンジ。龍の姿と人の姿が混じった龍人の姿で、ピンチを脱します。

戦いの後、エクトの妹であるセレンに薬を届けるため、3人は首都グリニャールを目指します。道中、3人はゲンジとフランにとっての2人目の友達となる女盗賊(1度も盗みに成功したことのない)のサヤに出会います。サヤは元々、とあるギルドの魔法使いでしたが、山賊に家族を人質に取られ、盗賊をしています。山賊たちを4人で討伐し4人の中に友情が芽生えます。4人目の旅の仲間です。
魔法使いの卵であるサヤは、フランの魔法使いとしての才能に惚れ込みます。龍人族としての素性を知ってなお、フランの純粋で優しい心を信じ、フランに魔法を教えることを決心します。フランの姉的な存在になります。

途中に休憩の回を挟みつつ、グリニャールの街へ辿り着く4人。
グリニャールでは、国軍最強の兵士であるクライゼンが待ち構えています。クライゼンは4人の前に姿を現し、ある告白をします。その告白とは、12年前の事件のこと。エミリアという龍の巫女が生まれたことが、村を滅ぼしたきっかけであったことです。1000年に1度生まれるという龍の巫女。彼女と契りを交わした龍人族の人間は最強の龍となれる。クライゼンは自分より強い龍が誕生してしまうことを恐れて、村を滅ぼしたのです。そう、クライゼンこそ、人間族の世界に潜伏した掟破りの龍なのでした。勝ち誇るクライゼン。しかし、誤算が1つ。龍の巫女は奇跡的にもう1人生まれていたのです。もう1人の巫女––フランと契りを交わし、最強の龍となったゲンジ。クライゼンとの戦いに勝利し、無事、セレンの病気を治します。

ゲンジとフランはクライゼンの罪を許します。そして、龍の巫女の力で、クライゼンの力を没収します。最後は、人間族の世界で楽しく暮らすゲンジとフランを描いて終了です。