【世界観】
剣と魔法のファンタジー世界。
過去に異世界から現れた勇者によって魔王が討伐されたことにより、世界には平和がもたらされていた。
だが、次第に魔物たちの動きも再び活発になり束の間の平和にも陰りが見え始めている。
それに呼応して冒険者業が活発となっていて、冒険者ギルドが大きな力を持つようになった。各国も冒険者を大きく支援する姿勢を見せ、数多くの優遇措置を設け新人の育成にも力を入れる。
スライムオタクである主人公リオルはスライムの研究がしたいがため、無料で学べる冒険者育成機関に入学。スライムに関すること以外はぎりぎりの成績で何とか卒業して落ちこぼれテイマーの道を歩み始めることになる。
【登場人物】
名前:リオル・ロックハード
年齢:15歳
性別:男
種族:人間
ジョブ:テイマー(※魔物使い。操れるのはスライムのみ)
見た目:学者肌の優し気な見た目
説明:スライムしか操るのことのできないテイマー。スライムのことが大好きでスライム研究のこととなると、他のことが目に入らなくなる。アーサー率いるS級パーティーに所属していたが、『役立たず』の烙印を押されて追放される。スライムの扱いに関しては他の追随を許さぬ圧倒的な技術を持つ。
名前:シャルロット
年齢:少なくとも一憶歳以上(本人も覚えていない)
性別:不詳(本人談では女寄りとのこと)
種族:スライム
ジョブ:モンスター
見た目:超大型のスライム。リオルのテイマーとしての技術によって人間の姿をとることも可能となる。人間形態をとるとき
は、儚げな美少女の姿になることを好む。
説明:魔王級の力を持つ伝説のスライム。本来なら滅びることはない存在だが、とある異世界転生者との戦いで負った呪いによりあと千年ほどで寿命が尽きる状態。スライムがなつくリオルに好感を持ち、ともに旅をすることになる。人とは異なる思考を持つがリオルの血族と接するなかで心を通わせていく。
名前:アーサー
年齢:15歳
性別:男
種族:人間
ジョブ:剣士
見た目:表向きは爽やかな好青年。長身で逞しく整った顔立ち。
説明:グレイツ王国の第三王子にして若いながらもS級パーティを率いる冒険者。表向きは聖人君子のように振る舞うが、心のなかでは仲間を捨て駒としか思っておらず。リオルのことも、あっさり見捨てた。冒険者として名声を得ることで地盤を固めて、次期国王になる野望を秘めている。
【1話】
スライムオタクのビーストテイマーであるリオル。普通テイマーは様々な種類の魔物を使役するが、リオルが従えることができるのはスライムのみ。周囲からは落ちこぼれテイマーと見下されていた。
それでも、冒険者としてパーティを組んでいるグレイツ王国王子のアーサーはリオルのことを仲間として信頼していると言ってくれていた。しかし、アーサーは他に優秀なテイマーを見つけてくるとあっさりとリオルのことを追放する。落ちこぼれに親切にする好青年を演じていただけで、その本性は次の王となる野望のため自分の役に立たない者は破棄する冷血漢だったのだ。
しかも、アーサーは自分がリオルを無情に追放したと噂されないよう、リオルをダンジョンの奥深くで置き去りにして行方不明にしようと画策する。
【2話】
ダンジョン深くで置き去りにされたリオルは、地上を目指し彷徨い続けているうちに隠し部屋を発見する。そこにいたのは世界最強のスライムであるシャルロットだった。過去にとある異世界転生者と戦って負った呪いより残り千年の寿命となり、余生をどう過ごすか考えながら隠居していたという。
スライム達を大切にするリオルに対しシャルロットは好感を持つ。
リオルはテイマーとしてシャルロットと契約することに。すると、魔王級の力を持つシャルロットの影響でリオルの能力も飛躍的に増大。シャルロットと協力してダンジョンを楽々に攻略。大量の財宝を入手して、あっさりと地上へと戻ることができた。
ダンジョンを攻略して戻ってきたリオルはアーサーの元へ赴く。
驚くアーサーに対し、リオルは「ダンジョンで見つけたものはパーティで山分けというのが冒険者の掟だから」と手に入れた財宝を平等に分配する。そして、自らアーサーのパーティを抜けると宣言する。
【3話】
リオルとシャルロットは次々と高難易度クエストを攻略していく。
対してアーサーのパーティーは次第にクエスト失敗が重なり転落の一途をたどる。リオルはスライム(だけとはいえ)を自由自在に操ってさまざまな補助をしていたのだが、それがなくなったためパーティーとして機能しなくなっていたのだ。
アーサーが新しく雇ったテイマーは優秀な部類ではあったが、リオルのように魔物を使いこなすことはできず。リオルの実力が実は並外れていたことが浮き彫りとなる。
リオルはシャルロットが過去に受けた呪いを何とかしようとして、どんな願いも叶うという賢者の石を発見する。かつてシャルロットが敗北した異世界転生者が残したという伝説のアイテム。そこへ、同じく賢者の石を求めるアーサーと再会することになる。
リオルはアーサーに戻ってこいと命令されるがこれを拒否。
直接対決をすることになりリオルとシャルロットはアーサーのパーティを完膚なきまで叩き潰す。この敗北によりアーサーは重度のスライム恐怖症になり、冒険者として完全に再起不能。世間でも白い目で見られる。
アーサーの今回の失態により、グレイツ王宮内でもリオルとシャルロットは注目を浴びる。
リオルは賢者の石を手に入れるが偽物であったため、シャルロットの呪いを解くことはできなかった。救ってくれた恩に報いるため、自分あるいは次の代になってもシャルロットを助けることを誓うリオル。
最弱テイマーリオルの血族と最強スライムシャルロットとの千年に渡る因縁はこうして幕をあけた。
【今後の展開】
リオルとシャルロットはその力を使って無双していき、ついには自分たちの国を作る。
リオルからその子供へ、その子供から次の子供へと世代を跨いでシャルロットは人間とかかわっていく。時には人助けをし、時には魔王と戦い、時には世界を救い、濃密な千年が過ぎる。そして、最後には多くの人々に見守れながら伝説のスライムとしてシャルロットは天寿をまっとうする。
剣と魔法のファンタジー世界。
過去に異世界から現れた勇者によって魔王が討伐されたことにより、世界には平和がもたらされていた。
だが、次第に魔物たちの動きも再び活発になり束の間の平和にも陰りが見え始めている。
それに呼応して冒険者業が活発となっていて、冒険者ギルドが大きな力を持つようになった。各国も冒険者を大きく支援する姿勢を見せ、数多くの優遇措置を設け新人の育成にも力を入れる。
スライムオタクである主人公リオルはスライムの研究がしたいがため、無料で学べる冒険者育成機関に入学。スライムに関すること以外はぎりぎりの成績で何とか卒業して落ちこぼれテイマーの道を歩み始めることになる。
【登場人物】
名前:リオル・ロックハード
年齢:15歳
性別:男
種族:人間
ジョブ:テイマー(※魔物使い。操れるのはスライムのみ)
見た目:学者肌の優し気な見た目
説明:スライムしか操るのことのできないテイマー。スライムのことが大好きでスライム研究のこととなると、他のことが目に入らなくなる。アーサー率いるS級パーティーに所属していたが、『役立たず』の烙印を押されて追放される。スライムの扱いに関しては他の追随を許さぬ圧倒的な技術を持つ。
名前:シャルロット
年齢:少なくとも一憶歳以上(本人も覚えていない)
性別:不詳(本人談では女寄りとのこと)
種族:スライム
ジョブ:モンスター
見た目:超大型のスライム。リオルのテイマーとしての技術によって人間の姿をとることも可能となる。人間形態をとるとき
は、儚げな美少女の姿になることを好む。
説明:魔王級の力を持つ伝説のスライム。本来なら滅びることはない存在だが、とある異世界転生者との戦いで負った呪いによりあと千年ほどで寿命が尽きる状態。スライムがなつくリオルに好感を持ち、ともに旅をすることになる。人とは異なる思考を持つがリオルの血族と接するなかで心を通わせていく。
名前:アーサー
年齢:15歳
性別:男
種族:人間
ジョブ:剣士
見た目:表向きは爽やかな好青年。長身で逞しく整った顔立ち。
説明:グレイツ王国の第三王子にして若いながらもS級パーティを率いる冒険者。表向きは聖人君子のように振る舞うが、心のなかでは仲間を捨て駒としか思っておらず。リオルのことも、あっさり見捨てた。冒険者として名声を得ることで地盤を固めて、次期国王になる野望を秘めている。
【1話】
スライムオタクのビーストテイマーであるリオル。普通テイマーは様々な種類の魔物を使役するが、リオルが従えることができるのはスライムのみ。周囲からは落ちこぼれテイマーと見下されていた。
それでも、冒険者としてパーティを組んでいるグレイツ王国王子のアーサーはリオルのことを仲間として信頼していると言ってくれていた。しかし、アーサーは他に優秀なテイマーを見つけてくるとあっさりとリオルのことを追放する。落ちこぼれに親切にする好青年を演じていただけで、その本性は次の王となる野望のため自分の役に立たない者は破棄する冷血漢だったのだ。
しかも、アーサーは自分がリオルを無情に追放したと噂されないよう、リオルをダンジョンの奥深くで置き去りにして行方不明にしようと画策する。
【2話】
ダンジョン深くで置き去りにされたリオルは、地上を目指し彷徨い続けているうちに隠し部屋を発見する。そこにいたのは世界最強のスライムであるシャルロットだった。過去にとある異世界転生者と戦って負った呪いより残り千年の寿命となり、余生をどう過ごすか考えながら隠居していたという。
スライム達を大切にするリオルに対しシャルロットは好感を持つ。
リオルはテイマーとしてシャルロットと契約することに。すると、魔王級の力を持つシャルロットの影響でリオルの能力も飛躍的に増大。シャルロットと協力してダンジョンを楽々に攻略。大量の財宝を入手して、あっさりと地上へと戻ることができた。
ダンジョンを攻略して戻ってきたリオルはアーサーの元へ赴く。
驚くアーサーに対し、リオルは「ダンジョンで見つけたものはパーティで山分けというのが冒険者の掟だから」と手に入れた財宝を平等に分配する。そして、自らアーサーのパーティを抜けると宣言する。
【3話】
リオルとシャルロットは次々と高難易度クエストを攻略していく。
対してアーサーのパーティーは次第にクエスト失敗が重なり転落の一途をたどる。リオルはスライム(だけとはいえ)を自由自在に操ってさまざまな補助をしていたのだが、それがなくなったためパーティーとして機能しなくなっていたのだ。
アーサーが新しく雇ったテイマーは優秀な部類ではあったが、リオルのように魔物を使いこなすことはできず。リオルの実力が実は並外れていたことが浮き彫りとなる。
リオルはシャルロットが過去に受けた呪いを何とかしようとして、どんな願いも叶うという賢者の石を発見する。かつてシャルロットが敗北した異世界転生者が残したという伝説のアイテム。そこへ、同じく賢者の石を求めるアーサーと再会することになる。
リオルはアーサーに戻ってこいと命令されるがこれを拒否。
直接対決をすることになりリオルとシャルロットはアーサーのパーティを完膚なきまで叩き潰す。この敗北によりアーサーは重度のスライム恐怖症になり、冒険者として完全に再起不能。世間でも白い目で見られる。
アーサーの今回の失態により、グレイツ王宮内でもリオルとシャルロットは注目を浴びる。
リオルは賢者の石を手に入れるが偽物であったため、シャルロットの呪いを解くことはできなかった。救ってくれた恩に報いるため、自分あるいは次の代になってもシャルロットを助けることを誓うリオル。
最弱テイマーリオルの血族と最強スライムシャルロットとの千年に渡る因縁はこうして幕をあけた。
【今後の展開】
リオルとシャルロットはその力を使って無双していき、ついには自分たちの国を作る。
リオルからその子供へ、その子供から次の子供へと世代を跨いでシャルロットは人間とかかわっていく。時には人助けをし、時には魔王と戦い、時には世界を救い、濃密な千年が過ぎる。そして、最後には多くの人々に見守れながら伝説のスライムとしてシャルロットは天寿をまっとうする。