つきましては日時と場所は下記の表記になります。
斎藤久。
日時:6月5日 14時〜。
場所:東京プリンセスホテル、1F。
――――――――――――
「かずくんの知り合いか……一応お兄ちゃんたちに相談しよ」
しばらくして三人がマンションに来た。
夏都のソワソワした様子に正明もいち早く気づいた。
「なつちゃん、どうしたの?」
「実はさ……和くんの知り合いを名乗る方からこんな招待状が届いたの。」
正明は届いた招待状に目を通すとニコリと笑う。
「この人、あったことあるけど人当たりもいいし優しい人だよ。」
「え?知ってるの?」
「ああ、和貴の知り合いだし信用できるから行きたいなら行ってもいいよ。」
そこに泰明は反対意見を述べた。
「俺は反対だよ。いくら和貴の知り合いだからと言っても県内ならともかく東京が会場だろ?あんな危ないところになつちゃんを一人で行かせるのは不安だよ。」
「ゴリラは心配し過ぎ。なつの息抜きになるならいいじゃん。」
宏明の悪態に泰明はむっと顔をしかめた。
「和貴もホテルや飛行機を手配すると言ってるし好きにさせてやれば?」
「俺、有給取ってなつちゃんと東京行こうかな。」
泰明のその一言に正明は「2日くらい我慢しろ」と諭す。
宏明も携帯を開き和貴に電話した。
『どした?お茶会の招待状、届いたか?』
「あぁ、届いたけど泰明が行くのを反対してるんだ。和貴からもなんか言ってやってよ。しまいにはついていくと言ってる有り様でな。」
『あー泰明くんらしいな。』
和貴は苦笑いをした。
斎藤久。
日時:6月5日 14時〜。
場所:東京プリンセスホテル、1F。
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「かずくんの知り合いか……一応お兄ちゃんたちに相談しよ」
しばらくして三人がマンションに来た。
夏都のソワソワした様子に正明もいち早く気づいた。
「なつちゃん、どうしたの?」
「実はさ……和くんの知り合いを名乗る方からこんな招待状が届いたの。」
正明は届いた招待状に目を通すとニコリと笑う。
「この人、あったことあるけど人当たりもいいし優しい人だよ。」
「え?知ってるの?」
「ああ、和貴の知り合いだし信用できるから行きたいなら行ってもいいよ。」
そこに泰明は反対意見を述べた。
「俺は反対だよ。いくら和貴の知り合いだからと言っても県内ならともかく東京が会場だろ?あんな危ないところになつちゃんを一人で行かせるのは不安だよ。」
「ゴリラは心配し過ぎ。なつの息抜きになるならいいじゃん。」
宏明の悪態に泰明はむっと顔をしかめた。
「和貴もホテルや飛行機を手配すると言ってるし好きにさせてやれば?」
「俺、有給取ってなつちゃんと東京行こうかな。」
泰明のその一言に正明は「2日くらい我慢しろ」と諭す。
宏明も携帯を開き和貴に電話した。
『どした?お茶会の招待状、届いたか?』
「あぁ、届いたけど泰明が行くのを反対してるんだ。和貴からもなんか言ってやってよ。しまいにはついていくと言ってる有り様でな。」
『あー泰明くんらしいな。』
和貴は苦笑いをした。