俺の噂は音羽さんのおかげで日に日に小さくなっていき誰かに問い詰められることはなくなった。
安心していたのも束の間、掲示板にまた書かれていたのだ。
それは俺の噂。
ではなく陽飛のだった。
内容は陽飛が里子だったという事だ。
書き込みをしたのは俺のと同じ人だった。
本当なのかどうか知らないが陽飛にも迷惑をかけていることは明確だった。
とりあえず学校へ向かう。