「ねぇね!今度みんなで映画見に行かない?」
「は?」「え?」「ん?」
ごめん、緋磨くん何言ってんのかわかんないや。
「だーかーらー!この4人で映画見に行きたいんだって!」
「なんで?」
柚羽ちゃん!私もそれ聞きたかった。
「ホントだよ」
遥我くんも会話に入ってきてる!そだよね、意味わからないもん。
「だってね、これ本当に運命だと思うんだけど遥我、夏那、俺、柚羽。これ共通点わかる?遥我は少し違うけど」
んー?なんだろう?遥我くんだけ少し違う?
「わからないわ」
「俺も。意味わからない」
だよね!だよね!
「遥我は桜樹だろ?俺は緋磨。桜は春、夏那はそのまま夏、緋磨の緋色は秋の代名詞。そして、柚羽の柚は使い方にもよるけど晩秋から冬。つまり俺らは春夏秋冬!友達の枠に収まりきらないだろ!」
あー!!確かに!!
「そういうことね!確かに!」
「なるほどな」
運命かもしれない!!